ヨネちゃんの海中記
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2005/02/01(火) 潜水艦
ちょっと前の話だが、12月の中旬に、サイパンツアーに行った。その最終日に「沈船ポイント」を潜っている時、観光用の潜水艦に遭遇した。潜水艦という単語で私が思いつくのは、海自のなだしおと、第1富士丸の衝突事故、米海軍原潜グリーンビルと、えひめ丸の衝突事故、ロシア海軍原潜クルスクの爆発沈没事故、など、悲惨な事故のことばかりである。私が根暗な性格という事もあるかもしれないが、暗いイメージがつきまとう危険な乗り物である。
でも、もしスキューバダイビング中に、遭う事があったら、艦の中から観ている人に、手をちぎれんばかりに振って、愛想を振り撒き、スキューバダイビングの楽しさをアピールするつもりだった。しかし実際は,手を振るどころか、恥ずかしくて、カメラのファインダー越しにしか潜水艦を見れなかった。自分の潜在意識の中に、潜水艦に対する恐怖心があったのかもしれない。とにかく、潜水艦が見えなくなるまで、その場を一歩も動けなかった。艦の中では、冬休みに入ったばかりの、子供達が、一生懸命、手を振っていた。水中では、うちの御客様、他のサービスで潜っているダイバー、総勢20名近くが、みんな手を振るか、潜水艦の後を追いかけたりしていた。いま冷静になって考えると、怖かったというのが強かったのかもしれない。
でもサイパンの観光用潜水艦は、すごく安全である。海上には、支援船もいるし、スクリューに、ダイバー巻きこみ防止のカバーも付いている。透明度はすごくいいし、この写真には写っていないが、沈船の周りは魚影がものすごく濃いのである。次回のサイパンツアーでは是非、乗りたいと思っている。
最後に、第1富士丸とえひめ丸に乗船していて亡くなられた方々のご冥福をお祈りしたい。


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