ヨネちゃんの海中記
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最新の絵日記ダイジェスト
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2004/05/25(火) 網代鼻にいたツバメウオ
今日の2本目に、網代鼻の突端、水深10mのところを、ツバメウオが潮に流されていった。平崎ビーチでは通年、見られるし、クラブハウス前ビーチでも、たびたび目撃されているので、ここらあたりで繁殖しているのだろう。地球温暖化の影響で、海水温が上昇し、いろいろな生物の北限が上がってきた。ツバメウオの群れを、しょっちゅう見る事ができるなんて、10年前には考えられなかったことである。あと10年たったら、沖縄にいかなくてもよくなってしまうんじゃないかと期待をしてしまうが、本当はすごく怖いことである。

2004/05/19(水) インテリダイバーへの仲間入り
夕べ、仕事が終わってから、高速を飛ばして、深夜に着いたA氏と、イラク情勢と、彼が住む町の風俗店について話し合い、寝たのは3時位だった。朝8時位に電話で起こされて、寝ぼけながらでると、私の親友で「海案内」というダイビングサービスをやっている出羽くんからだった。聞けば、「お客さんが、平崎をリクエストされているのだが、海況はどうか。」ということだった。うちの前はベタナギだったので、その旨を伝えると、いまから平崎に向かうということだった。雷がきそうなのでボートダイブをやめて、「日本一」と賞される名ガイドの出羽君に一緒について行って、おこぼれを見ようと、せこい考えを、A氏に相談をすると、「下手でもいいから、ヨネちゃんともぐりたい。」との事、「なんでやねん。」とつっこみつつ、前のビーチを潜った。40半ばのオヤジが二人でハゼに忍びよっていくのは、ちょっとカッコ悪いのである。このA氏、3年位前にデジカメを手にするまでは、「マクロに興味があるのは、体力のないインテリダイバーだけ。」と屁理屈をこねていたが、ここ2年でインテリダイバーの仲間になったみたいで、すっかりハゼにはまっているのである。本日、A氏撮影のネジリンボウである。

2004/05/14(金) 無視されたスジハナダイ
苗字はよくわからないが、ジミーという名前の陽気なオージーが昨日から来ている。昨日は荒天のため、無料の英会話レッスンをしてくれて、今日から潜りはじめた。昨日の鬱憤を晴らそうと、気合を入れて、40mのドロップオフを急降下すると、さっそくスジハナダイが、ペアーで歓迎してくれた。私が勝ち誇ったように水中ライトで照らして、彼をふりかえって見ると、ナマコから出た白い腸が、手袋に絡み付き、スジハナダイはまったく見ていなかった。後で聞いてみたところ、「バッチリ見た。」ということだったが、見たのはスジハナダイじゃなくて、ナマコだったのでは。

2004/05/12(水) 目立ちたがりのイザりウオ
深場から帰ってきて、安全停止をしていると、船の真下で、真っ赤なイザりウオをみつけた。擬態の上手な魚で、普段は見つけるのが難しい魚なのだが、この固体は、「見てくれ、俺の晴れ姿」とばかりに自己主張をしていたのであった。人間にもいろいろな性格の人がいるように、イザりウオにも、いろいろいるようである。

2004/05/09(日) 灯台下暗し
朝から雨が降り続き、雷もきそうだったので、ボートを出さずに、B−POINNT前のビーチを潜った。雨で水深1m位までは濁っていたが
それより深い所は、まあまあの透明度だった。エントリーしてすぐの所、水深3mの所に、カスリハゼがたくさんいるのを発見し、数を数えたら、5m四方の広さの海底に13ヶ所の巣を確認した。いままで気がつかなかったのだが、意外にきれいな魚がこんなに近くに、こんなにたくさんいたのには、ちょつと驚いた。

2004/05/06(木) 出勤途中で見た、イノシシ親子
G.Wのかたずけをする為に、クラブハウスに行く途中で、イノシシの親子を見た。母イノシシは、体長1m位あり、近ずくと、「ブヒッ、ブヒッ」と声をだして、威嚇された。クラブハウスのちかくには、うさぎとかタヌキが、昼間でも出没するし、夕方には、家の中に、こうもりが
飛び込んできたこともある。海が豊かで生物が、いっぱいいる所は、陸もそういう場所であるということかな。


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