日本文学科
ログインはアタシの名前を入力すれば可能です。
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2004年5月
前の月 次の月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
最新の絵日記ダイジェスト
2004/09/29 9月のテレビ雑文   ゆたか
2004/09/27 物書きの神さま―懸賞論文を書き終えて―   ゆたか
2004/09/26 懸賞論文をアレンジしただけ@   ゆたか
2004/09/25 懸賞論文をアレンジしただけA   ゆたか
2004/09/24 懸賞論文をアレンジしただけB   ゆたか

直接移動: 20049 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200312 11 10 9 8 月 

2004/05/31(月) 岐路に立つ君へC   aiko
  【習得能力と適応能力について 後半】
ポテンシャルという点からすると、習得能力と同じように問題になるのに、「適応能力」がある
例えば、会社に対して自分は営業向きであるとか、開発向きだとか言って売り込むだろう
会社側もまた、「何がやりたいか」とか、「何に向いていると思うか」などと聞くわけだ
しかし、その場合に会社側に感心があるのは、どの程度“つぶし”がきくか、ということなんだ
「“つぶし”がきく」っていうのは、様々な業務に適応できるか、ということだね
つまり、営業とか、経理とか、庶務とか、会社の業務の大半に適応する能力があるかどうかということ

それと任地や職場の問題もある
外国、それも先進国なかりではなく、けして安全とは云い難いような地域にも派遣することができるか、あるいは合併会社や官庁へ出向させて巧くやっていけるかということ
たしかに、終身雇用といった、いわゆる日本型の雇用体型は変わりつつあって、よく就職雑誌が言うように、企業がジェネラリストよりもスペシャリストを求めるようになった、ということも事実であろう

けれども、新卒ではまだまだ「総合性」が優先されると考えた方がいい
というのも、22歳かそこらで身につけた知識とか経験とかいったものから導かれる「専門性」などどいうものは、あくまで萌芽にすぎないのであって、企業はそんな幻には投資しはしないからだ
彼らは、あくまで、今ある力に対して投資するのであって、その中で当てになるのは、新卒の場合、具体的な能力ではなくて、あくまで「習得能力」や「適応能力」にすぎないんだ

要するに、人事部っていうのは「素材」として新卒を仕入れるわけだね
素材だから、どんなふうにでも加工できる
加工してもパフォーマンスが高いものを仕入れなければならない
となると、一部の特性が優れていても加工しにくいものはいい素材とは言えないわけだ

特色のある人材、個性のある人材と人事担当者が言ったとしても、それはせいぜい加工しやすい素材に多少特徴があったほうがいいということであって、従来ほど無色透明の純粋素材ばかりを求めているわけではない、こういう時代だから少し色がついていたほうがいい、という程度にすぎないんだ
だから、人事担当者が君の海外での冒険譚を面白く聞いたり、質問したとしても勘違いしちゃいけない
彼らは、決して君の個性とか人間性に興味を持っているわけではないし、経験に何らかの意味を見出しているわけではない
ただ、その経験の底にある君の素材としての資質を見ているだけなのだ
だから、逆に言えばそういった類の話をするときには、あくまでも、素材としての自分をアピールするために、つまり自分がいかに適応能力に優れ、忍耐力と社交能力が高く、習得能力がずば抜けているか、ということを明かす話としてしなくてはいけない

無論、普通に話しても、相手にそういう能力を読み取ってもらえる人もいる
そういう人は巧まずして、面接担当者にポテンシャルを評価されたのだろうが、君が巧くいっていないということはやはりそのあたりの演出がまずい、もっと意識的にそういう部分をアピールしなければならない、ということを意味していないだろうか

【ゆたか】
これを読んで現段階で思うことは色々と、それこそ山のようにあるのですが。
わしも内定がとれた暁には、これぐらいのエラそぶったコトを少しは書いてやるもんね。へへーんだ。
ごめんなさい嘘です、ありがとうございます。
対自分に書かれている文章って、コメントとか書きにくいの…。

2004/05/30(日) 岐路に立つ君へB    aiko
  
    【習得能力と適応能力について 前半】
世間というのは、みんなそれぞれの都合で動いているものだ
それは、生きている限り逃れることができないものだ
その点ではここでひとつ、そういう発想で動いてみるのも経験としてはいいんじゃないかな


それで、「投資価値」についてだね
どんな人間を投資価値があると、会社は思うか
それは「能力がある人間である」と一般には考えられるね
では、会社にとって「能力」というのはなんだろう
そういうと、すぐに具体的な能力、つまりは「資格」や「スキル(技量、熟練)」などを思い浮かべがちだ
ところが、このことはさほど単純ではない
例えば、簿記の1級とか英検の1級というような資格は、就職に関して有利だと言われているし、実際そうであるらしい
では、このような資格はなぜ有利なのか
どこを企業は評価しているのか
そんなものは、簿記や英語が出来るということに決まっているだろう、と君は言うかもしれない

でも、そうじゃないんだね
いや、もちろん簿記や英語が出来ることも大事だろうが、そんなことは会社の都合にとって小さなことにすぎない
英語なんて、今どきいくらでも使いてが余っているんだから、必要なら人材派遣会社からの派遣でいくらでも雇えるんだ
社員の採用という、数億円規模の投資を、そんな安い能力のために左右させたりはしない

では、何が問題なのか

それは「習得能力」なんだね
つまり会社が英検や簿記の資格を評価するというのは、その資格取得者がそういった試験に向けてこつこつと勉強をし、努力を重ね、困難な試験を通る、スキルと試験技術にかかわる高い習得能力を持っているということを意味している
そういった高い習得能力を持った人間は、会社が要求する、様々な分野にかかわる知識、技術をすみやかにかつ確実に習得するであろう、と期待を抱かせるわけだ
だから、帰国子女が英検1級をを取っていてもそれほど高くは評価されない
それは机の前でこつこつと勉強して獲得したものである、とは受け取られないからだ

これは、学歴の問題も同じだね
偏差値の高い大学の、良い成績の学生を企業が好むけいこうにあるのも、業務での新しい知識の習得が加速度的に必要になるにつれて、受験勉強のような長期的で困難な知識・技術の習得を勝ち抜いてきた学生には相応の習得能力がある、と考えているからだね

つまり、企業が評価するのは学生が現在即戦力として持っている能力よりも、むしろ潜在的な能力、ポテンシャルとしての習得能力であるということだ

そのように考えてみると、実際に問題であるのは簿記だとか学歴だとかではないわけなんだ
要するに、会社に対して自分の習得能力の高さをアピールできさえすればいいんだ
だから、ソムリエだろうとA級ライセンスでだろうと居合い三段だろうと、自分がいかに地道な努力をして、難しい検定を突破したかということを強い説得力を持って話せばいいのだ、というよりは、そうすれば、職種にもよるだろうけれど、相手への印象を強められるかもしれない

2004/05/29(土) 岐路に立つ君へA   aiko
3月29日の日記の続きです…
身辺も落ち着いてきたし(激しく内輪ネタ)そろそろ更新を…
僕のいない間に日記を書いてくれたゆたか、本当にありがとう

  

   【会社から見て君にどれほど投資価値があるか】
要するに、採用というのは会社にとって投資にほかならない
そして投資、というのは会社の都合によってしかなされない、ということなんだね
だから、これまでに君が内定を得られなかったのは、
君が「投資物件」として的確であると判断されなかった、ということだ

それをよく認識すること

よく認識する、というのは2点のことについてだ
まず、投資物件として不適格であるということと、君自身の「存在」「価値」とは全く関係がない、ということだ
だから、それは決して全存在を否定されたわけではない
そのことをよく認識するように
といって、別に君を励ましているわけではない
ここをよくつかんでおかないと、このあとの話がうまくいかないので
もうひとつ認識すべきことは、会社の都合からすると君は投資に値しない、ということだ。その判断は、君が人間としてどんな存在なのか、ということとは全く関係のないこととして、あるいうことだ
だから、君にとって君がどれほど価値があろうと、あるいは君から見て、君があんなことができる、こんなことができる、と思っていてもそれはなんの意味もないということだ
僕にとって君がどれほど価値があろうと、あるいは僕から見て君があんなことができる、こんなことができる、と感じていてもそれもなんの意味もないということだ

会社から見て、どれだけ「投資価値」があるか
それがすべてなんだから
逆に言えば、これまで内定が取れないできた君が、今後取ろうと思うのならば自分が会社から見て「投資価値」がある人間になる、というよりも投資価値があると見えるようにならなければならない、ということだ
つまりは、会社の求めている自分を演じなくてはならないんだ
そんなことはごめんだ、自分は自分だというのならば、それはそれでいいんだ
でも、内定は取れないだろうな

2004/05/28(金) 感動のさなかに変態エロジジイ   ゆたか
北朝鮮訪朝のニュースが今なお大きく取り上げられていた中、今日はまた大きなニュースが飛び込んできました。

日本人ジャーナリストの銃撃事件です。

わしはこのニュースを9時前の短いニュースで最初に知り、それから普段は見ない「ニュースステーション」で見て、その二名の誇りと勇気ある仕事に震えさせられた。
少し前、日本人人質事件で「自己責任」について多くの言及がされ、厳しく批判された一方で、今回はそれがない。
年配の方のジャーナリスト橋田さんは、多くのテレビ局にも映像などを提供していたようで、彼らを良く知るテレビ関係者、同じジャーナリストの方々が、挙って彼らを称え、また残念がる言葉を投げかけていた。
下手な映画よりわしは感動していた。特にスゴイ、と思ったのは不謹慎ながら橋田さんの奥さんの、無神経なメディアに対しての凛とした態度。さながらヒロインに見えた。メディア側は悲しみに明け暮れる姿を期待し集団でわざわざ無神経に彼女の元を訪れたのだろうが、そこにあったのは戦場ジャーナリストの妻としての覚悟、涙どころか笑顔さえ浮かべてゆっくりと丁寧に言葉を選びながら話すその姿、感情を丸出しにして政府にすがり付いていた人質事件の時のご家族とは悪いけど対照的だ。

人に優しく、本当に真正面から人を知ろうとしている人だと思った。

それなのに、ああそれなのにそれなのに。
そんな感動に浸っている時に、橋田さんを知るジャーナリストとして口をはさみにわざわざテレビに出てきたヤツがいた。
勝谷誠彦。
肩書きはフリーカメラマンにしてジャーナリストでコラムニスト。確かに実際戦場にも直接赴いたり、早稲田卒で権威もある人。
でもこの人、有名なホモです。
西原理恵子先生の漫画を読んだコトがある人は知ってるかもしれないけど、多少脚色がされていたとしても、彼の実態はインリン・オブ・ジョイトイも真っ青のまさに「エロテロリスト」!
変態ホモジジイが何寝ぼけたコトをほざきにわざわざテレビに出てんだよ!!わしは本気で怒り狂った。
せめておすぎとピーコみたいに、自らの性嗜好を暴露し、オネエでしゃべるぐらいならわしは認めていたかもしれない。
それなのにテレビの前じゃ普通ぶって、いい人ぶって、話し方も普通に、本当に格好をつけたコトしか言わない。お前「トゥナイト2」か何かの深夜番組にもノコノコと出ていたくせに!単に自分の顔を出したいだけじゃねえのか!?

しかもその後、「朝まで生テレビ!」にもコラムニストとして訪朝と拉致のその後を語る14人のパーソナリティとして出演している…。
あームカツクムカツク本当にムカツク。
仮に国際問題について熟知している人であっても、それこそ自分自身を思いきり偽り、カッコばかりつけて話すような人に今回の事件や北朝鮮を偉そうに語ってなんてほしくない!

テレビ出演する裏で、「業界人」としての権力をそのまま利用し、自分好みの男を見つけては枕接待させているに違いない。ヤツはそういう男もといオカマである。

2004/05/26(水) 5月のテレビ雑文2   ゆたか
☆30代男性の渋い声…?☆
こないだ深夜にテレビをつけていたら。
DoAsInfinityのギターの人(大渡さん?確かそんなような名前)が音楽情報番組を女性MCと一緒にやってた。
わしはその時読書(下妻物語…)していたので、しばらくずっと声しか聞いてなかったのだが。
あ、この声、キャイーンの天野だ。と思ってテレビを見たら。
わしの予想を裏切るひげ面のおっさん。
声もさることながら、喋り方もそっくりなんだもん。
天野氏は、「はなまるマーケット」のレギュラーになったばっかりなので、最近はコメンテーターや司会のお仕事をしてる、って概念が頭の中にあったし。
でも、声そのものは二人とも適度に渋くて低くて、わしはそんなにキライな声じゃないなあ(自分が余りに高いから、他人の声に敏感なのです)。その割に二人とも、聞いててちょっと頼りない危なげな感じがするのです。
DoAsのギターのおっさんは、番組やる気あんまなかったが。

あ、そうそう書き忘れた。
キャイーンの天野氏は、わしのご近所に実家があります。
だってうちの妹同じ中学だったんだもん。

☆許せないCM☆
最近のアミノサプリのCMが大嫌いです。

ちょっと前から、CMの後に「ホンモノ」と声を入れてたり、「元祖」を打ち出す戦略をしてたけど、最新のCM
「アミノサプリはアミノ酸飲料」のどこが忘れかけてた真実?
15秒のうち半分の時間を使って「売り上げ1位」のPR。そういうのって普通、「おかげさまで」とか「皆様に愛されて」的な感謝の気持ちを込めて最後にちょこんと伝えるのが、CMにしてもなんにしても「美学」ってもんじゃない?
売り上げ1位しか、売りにだせるコトがないんでしょ?
ちょこっと人気があった前のシリーズのキャラ登場させて。
今じゃ「燃焼系」の方がCMそのものは人気があるのは明らかだし。単純に知名度、人気で抜かれるのを恐れて無意味な誇大広告してるとしか思えない。

あんなのが、予算何億も金をかけてする仕事?
今年見てきたCMの中で間違いなく最低。

いっそのこと、売り上げ2位とか3位に落ち込んだら。
「売り上げ抜かれちゃいました皆さん助けてください」
ぐらいに消費者に哀願すればいいのだ。

☆深田恭子と代官山☆
ちょこっと話題になってる映画「下妻物語」の原作を買って読んでしまいました。
何しろ作者が有名なオカマ作家だし、あんなヤツの本絶対一生読んでたまるかぐらいに思っていたのですがわしの意に反して面白かったです(きっとわしの根が低俗なせい)。
今ちょうど「下妻物語」の映画予告、テレビでCMいっぱいやってるし。
主役の深田恭子なのですが、彼女御用達のブランドの本店が、代官山にある設定になっています。彼女はその服や小物を買うために茨城の片田舎からはるばるやってくるのですが。
昔「ファイティングガール」ってドラマで、深田恭子、「日本一お洒落な代官山で私の服を売ってみせるんだ」と意気込む身の程知らずな役だったし。あ、ユンソナと共演してちょっと話題になったヤツです。そのドラマじゃやたら凶暴な(猟奇的な彼女的な)役どころ、今回は真逆のブリブリロリータ。でも、服好き→代官山、となんか変なところでリンクしてるなあ。
実際に彼女が代官山を好きかどうかは知らん。

2004/05/25(火) ルームシェア妄想(前)  ゆたか
これ→がショコラスフレの試作品。
18センチ角のグラタン皿で、小さく小さく材料ケチって作ったのですがその割においしくできたぞっ。
だからこの写真では一切れ一口の超ミニサイズです。写真はココット型ひっくり返した上にちょこんと乗っけてるのだ。
(いつもは30センチ角の天板で作るので、大きさは3倍ぐらい)

まあそれはいいとして本題。
先日、ゼミの新入生歓迎コンパがありました。
わしは4年生だし、ゼミにも行かなくていいので、当然参加する義務はないのですが、今のゼミ長(3年生)とはタメで、仲も比較的いいうえ、ゼミじゃ「出会い系のO崎」と呼ばれ、盛り上げ要員として来てくれないかと言われたのです。
その仲介役となったのが、わしの大学での一番の友人である吉田前ゼミ長なのですが。

先日、彼も内定が決まったそうなのですが、専門商社で、勤務地は今の大学の近く。つまり都心のど真ん中です。残業当たり前という話を何回もされ、それでもいいと決めたそうなのですが、彼の実家は神奈川県座間市。横浜から相鉄線で20分ぐらいの、都内まで出るのには少々時間がかかるところに住んでます。
(だから大学4年間も、通学2時間かかるからかなり大変そうだった。試験、課題のたびにわしが助けてたのは言うまでもないが)

吉田氏は、料理がまったくできません。
っていうか根本的にかなり不器用です。
今日(これ書いてるの26日)ゼミに顔を出したら、スーツで来て「ネクタイのカッコイイ結び方教えてくれ」なんて言ってくるし。教えてあげたけど、その後何回やってもうまくできず、しかも鏡がないとまだ結べないので、トイレまで行って結びなおして内定授与式に顔を出しに行くという。

自分の興味のないことは本当に覚えない人です。
試験の日程間違えてたり、成績表受け取り・履修登録の日程を全く把握してなかったり、見ていてハラハラ。
しかもかなりの方向音痴で三浦海岸の合宿の時は、駅→海岸→合宿所の一連の道筋を把握することができない…。
しかも最近まで中野が中央線だって知らなかったらしい。
だから料理なんて興味があるわけがなく。
フードプロセッサーが何をするものか全く知らない、と聞いた時わしは耳を疑いました。
でも法政の日本文学科で一番お堅い真面目なゼミの、ゼミ長なんです。

で、そんな内定と勤務地の話から、
「俺都内じゃないととても会社通ってらんねえよー。朝9時から夜9時まで残業して通勤で往復4時間かけてたら寝る時間がねえし。東京人になるわ。」
と明言していました。

わしはお酒の席ということもあったので。
「じゃあうちに来る?一応東京だし。」なんて言ったら。
しばらく考えた後、
「あーでもそれいいかもなー。お前、家事全部やってくれるべ?」
と本気で考え出してしまいました。

2004/05/24(月) ルームシェア妄想(後)  ゆたか
長くなったので中途半端ですが二つに分けました。

で、わしの思いつき発言から、けっこう本気で考え出された「ルームシェア構想」。
彼がこの場合考えたのは、中野・三軒茶屋あたりの交通の便のいいところに2DKマンションで、という普通のルームシェアだと思うのですが。
でも、この場合のルームシェア、メリットはもう一つある。
わしは既に一人暮らしして、冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・炊飯器・こたつまで電化製品一揃い持ってる。3人以上の大所帯なら洗濯機・冷蔵庫は大きなのに買い替え必要かもだけど、2人なら全部わしの持ち合わせで済むから、東京暮らしで家電を新しく買わなくても済むってこと。

待って…話が具体化してきてない?
不器用でちょっと頼りないけど、人柄が良く皆が力を貸してくれる人望ある吉田氏と。
何でも一通りこなし、思慮深く計画的だが傲慢で好き嫌い激しく人間関係に問題あるわし。
補い合えられればそれはそれはいい関係なのです。

わしはできるなら誰かにご飯を作りたい。
一人じゃどうしても手抜きばっかりになってしまう。
わしの男の守備範囲には全く入ってないし安心だし(何が?)。
花嫁修業と思ってわしは友人の世話をする…主婦の仕事は「家族の管理」ですもんね(オイ)。
でも、誰かと一緒に暮らすなんて具体的に考えたことなんて今までありそうで全くなかったなあ。
現実にはありえなくても、そういうことを考えられるぐらいにお互いを知ってる友人というのはなかなかいない。

でもこんなわしらが一緒に暮らすなんていったら、台風女・N谷が黙っているはずがなく。
毎日のように遊びにくるか、うちに居候するか、どちらかになることが高確率で予想される…。
ちなみに台風女N谷と吉田氏は先日映画「キャシャーン」を二人で見に行ったそうです。彼氏と行けばいいものを…。

2004/05/22(土) くたばれバカババア、な日々   ゆたか
人の悪口言うのはキライではないですが、書くとなると抵抗を覚えてしまうのが私です。

でも、不意に過去の嫌なコトを思い出したので、ついでに書くことにしちゃいます。

前に住んでいたのは、小田急線のよみうりランド前。少しの畑と住宅、周りを丘陵もとい山と林に囲まれた、100万都市(神奈川県川崎市)とは思えないド田舎でした。駅の前には安売りなんてする気のない小田急ストアが一軒と、コンビニがあるぐらいでした。
そんな丘陵のてっぺんにある小さな木造アパートに2年間住んでいたのですが、このアパートの大家さんは中野に住んでいて、最初から最後まで結局一度も顔を合わせないままでした。

だからか知らないけど、代わりに世話を焼いてくるババアが、よりにもよってアパートの真向かいに住んでいやがったのです。
少し足腰は弱っていそうで、少し離れていれば割烹着がしっくりくる普通のおばあさん。わしはお年寄りって嫌いじゃないはずでした。

引っ越した直後、自転車をアパートの前の道に停めておいたら。
「ちょっとアンタ何やってんの!ここはうちの私道なんだから、うちのアパートの住人以外は停めないでよ!」
引っ越してきたばかりのわしに、「私が正義」の先制攻撃でした。
よくよく見れば、歯の半分は銀歯だし、それが妙に不潔・下品さを象徴しているよう。リタイアメントをした人間の遠い目ではなく、常に上から若年者を見下す濁りきった瞳。それに老人特有の加齢臭が加わって(どうでもいいけど今変換したら「華麗集」なんて変換されたよこん畜生。あのババアに華麗なんて考えただけで虫唾が走るわ)、希望に満ちあふれたはずのわしの一人暮らしはそのババアのせいで一気にしらけたものになったのでした。
それなのに、「アナタ出身はどちら?」「愛知です」と答えるやいなや、「まあ、いいところじゃない!あなた大学生でしょ?大学卒業したら実家に戻るの?」興味を示しだす。
そんな先のことをなぜ貴様に答える義務があるのだ?
まだ人見知り全開だったわしは「両親はどちらでもいいと言っています」とだけ答えた。っていうかそれ以上ババアと話したくなかった。

それなのに老人は早起き。当時のわしはクソ真面目。
朝早くからちゃんと大学に行っていたので、3日に一回は必ずババアと顔を合わせてしまうのだ。それもゴミ袋を抱えていることが多いものだから、
「ゴミの分別はちゃんとして頂戴ね。間違っても前日に出したりしないでよ。カラスに突付かれて散らかったゴミ掃除するのも分別してなくて回収されなかったゴミを始末するのも全部私なんだから!!」
だからわしはあなたのアパートの住人じゃありません。
わしの大家さんはあくまで中野に住んでる人のいい(だって家賃4万5千円だし1DKだし電話で話しただけだけど、すごくやさしい話し方だったし)Hさんなの!

毎週挨拶する早起き学生は、ババアのアパートにもそうはいなかったようで。
わしはこのババアに気にいられてしまっていた。
何かあるとババアはうちの部屋まで来て(!)「今度水道工事があって、○時まで使えないそうよ」「ゴミ袋の指定が変わったから」などといちいち言って回ってきた。
人の世話を焼けば、感謝をされると思っているらしい。
「私がちゃんと言わなきゃ若い子は…」と初めから住人を信用していないらしい。
人生の年長者として、若者に助言をするのは当然だと思っているらしい。
「私は正義」と信じ、住人からの苦言は全く聞きたくないらしい。
「憎まれっ子世にはばかる」とはよく言ったもので。
わしがどんなに邪念を送っても、このババアは死ななかった。
(ちなみにわしは高校時代、ストーカーと化した同級生を、「邪念」という名の呪いにより、死なない程度の交通事故に遭わせたのを皮切りに、自分の嫌いな相手を次々不幸にしたコトで有名)

挙句、「ついにこの部屋を出て行くぞ!」と意気込んだ引越しの日。
わしは愛知の両親にわざわざ来てもらい、引越しを親子3人で行ったのだが、最後の最後にババアがたまたま家から出てきて、トラックに荷物を積むわしら3人をじろじろ見るやいなや大家気取りで近づいてきた。
「あら、息子さん今日で引越しされるの?残念ねえ。もっと早くおっしゃってくだされば良かったのに。」
貴様になど、一言だって言ってたまるか。
最後まで出て行くことをババアに知られたくなかった。わしがある日突然消息不明になったらなったで別に何とも思わないくせに。
「まあ、よくよく見るとお父様にそっくりだわ。いい顔してらっしゃって。」
2年間ありがとうの気持ちを部屋に残して行きたかったが、わしの記憶に最後に残ったのは、大嫌いなババアの濁りきった笑顔と表面だけの餞の言葉。
「でもまあ粗大ゴミは、あそこのゴミ捨て場にそのまま捨てて行かないでくださいね。たまにいるんですよ、この時期。」
最後までババアは自分のコトしか考えていなかった。
何を言ってもこのテの人間は変わらない。
このババアの子供じゃなかったことを幸せに思おう。

2004/05/19(水) 「眠り姫病」   ゆたか
春眠暁を覚えず。その季節を少し過ぎて。
季節は風薫る五月。

今年のわしの五月病は、例年とちょっと違う。
何が違うって、毎日することがそんなにないせい。
今はあさって必着のエントリーシート必死で書いてるけど。

朝起きれない。
昼起きると、一日眠い。
することない日は、昼寝して夕方から活動する。
そして明け方、明るくなってからやっと寝る。
そして一日何時間寝てても寝たりない。
そういえばわしのかつての友達(今は知り合い)Sも、今のわしみたいな状態によくなってたっけ。

その一方で、面接試験なんてある前日は、緊張と興奮で全く眠れない。明け方ぐらいになってやっと眠くなるのだが、ここで寝ようと思うと逆に寝過ごすこと確実で寝られない、という。
そしてその後睡眠メンテナンスのため、数日をムダにする…。

元々わしは寝付きが悪い。
寝る前には音楽かけるし(それもよりによってトランスとかクラブ系音楽、でもかけないと寝れないのだ)それでも1時間とか2時間とか眠るまでに時間がかかることが週に1度はある。
しかも二十歳ぐらいでやっと気づいたのだが、わしは仰向け(大の字)で眠れない人間らしい。仰向けになってる限り、考え事を繰り返し、どんどん頭がさえてきてしまうのだ。
枕とか布団とかが変わっても落ち着かないし。だってシワシワのシーツとクシャクシャ枕が「わし仕様」なんだもん。寝室の空気(匂いみたいな?)が違うと眠れなくて、友達の家に泊まりに行った日は、とにかく眠くなる明け方まで遊び騒ぐ。
恋人に腕枕なんてされて、それで眠れ、なんて言われた日には、ハタ迷惑である(実は経験アリ…)。
そうじゃなくてもせまいシングルベッドで二人並んで寝ると、翌朝間違いなく体が痛いしイヤなのだが(ワガママ)。

眠りそのものも浅くなってる気がする。
寝つきが悪い分、一度寝ると爆睡し、朝は目覚まし大音量じゃないと起きられないぐらいなのだが、最近じゃ夜中、携帯メールの受信音(しかもバイブ設定。わしはパソコンへのメールを携帯に転送しているので、企業からの返信は大抵携帯で確認している)で起きる始末。
だから一日何時間寝ても寝たりないのかなあ。

不眠も、眠った後の倦怠感、寝たりない感も、「鬱」ってヤツなんですかね?その割に人と会うのは全然苦にならないけど。
卒業論文書くとか、エントリーシート書くとか、日雇いバイトするとか、やることはたくさんあるのに、今日しなくても、次の日がある、なんて現状がもう3ヶ月も続いてる。
「眠り姫病」と勝手に呼んでます。
王子が見つからないので、当分治りそうにないです。

それはそうとこないだの集団面接は悪意を感じた。
結果出てない状態でここに内容を書くと、その後大抵試験に落ちるので、今回は書かないでおきます。ふっ…。

2004/05/17(月) 質問ミルフィーユ   ゆたか
少し前までは、新歓コンパとか新しい人と会う機会が多い時期だし、誰もが初対面の人と話す場面が少なからずあったと思う。
かくいうわしはここんとこ、サークル(法フリ)に新人さんやゲストがちらほら来てくれているので、代表補佐らしく話なんてしてみたり。

それにしても初対面の人にわしが聞かれることは大抵相場が決まっている。
生まれついてのこの美しく高い声について、誰かしらから言及がある。
大学にもなると、皆気を遣ってあんまり失礼なことは言ってこないけど。それでも人が少しはコンプレックスを持ってるコトに対して、好奇心丸出しで質問するのはいかがなものか。
「その声、生まれつき?」
「声変わりってしたの?」
「お父さんもそんな声してるの?」
「っていうかどこから声出してるの?」
こんな質問ばっかり。それも一日一回ぐらいならまだいいけど、コンパとかそれこそ初対面だらけの飲み会とかだと、席を替わる度質問され、「いいかげん同じ質問ばっかりうっとうしい!」と思い初めてしまう。
それも4月5月はそんな飲み会がいっぱいあったりして。「あーこないだもされたよ…その質問」「その質問、相手に対して失礼だって思わないのかな?」「この人こないだもいたのに…他の人が同じ質問したのに、聞いてなかったのだな」
同じ質問を何度もされるというのは、気分のいいものではない。

まあ、そんなコトを思いつつ。
歌番組を週に何日も見てると。
例えば、活動休止→復活をはたしたアーティストが出演してたら、
「休止中は、何をしてたの?」
「なんで活動休止したんだっけ?」
「復活第一弾はどんな思いとかコンセプトで作ったの?」
みたいな、また同じような質問を各番組の司会者からてんこ盛り。
テレビだけでもそうなんだから、音楽雑誌の取材とか、ラジオとか、見てないところで何十回と同じ質問答えてるんだろうなあ。
ドラマ出演前の女優さんとか俳優さんもドラマPRのためにバラエティ(トーク系)番組で「見どころは?」「○○さんの役どころは?」みたいな質問にまた何回も答えてたり。
有名人は大変だなあ。そして。
わしも人気者ってコトかな…まあ一般庶民の好奇心がわしに向けられるのは仕方のないコトか。ははは。
こうでも思わなきゃ、人生やってられません。

5月絵日記の続き


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.