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2023/09/08(金)
TOYOTA GAZOO Racing(TGR)
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TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は6月27日、将来のWRC世界ラリー選手権で活躍できる日本人若手ドライバーの発掘・育成を目的に、TGR WRCチャレンジプログラムの育成ドライバー“3期生”を新たに募集すると発表した。
TGR WRCチャレンジプログラムは、世界の舞台における日本人ドライバーの地位確立、および次世代の日本人ラリードライバーの発掘、育成を目的としたプログラムだ。2015年にTGRラリーチャレンジプログラムとしてスタートしたこの取り組みでは、現在TGR-WRTのワークスドライバーとしてシリーズにフル参戦している勝田貴元がWRCのトップカテゴリーで活躍中。勝田は2021年の第6戦ケニアで総合2位、昨年もケニアで3位表彰台を獲得し、母国ラリーとなったラリージャパンでもポディウムフィニッシュを飾っている。
2022年には2期生として大竹直生、小暮ひかる、山本雄紀の3名の育成ドライバーが新たに選出された。3名は現在フィンランドを拠点にラリー4車両でヨーロッパ各地で行われているラリーに出場し、将来のステップアップに向けたトレーニングを続けている。
今回で3回目となるドライバーセレクションは、6月27日(火)17時より募集が開始された。募集人数は先着150名だ。応募者は9月に静岡県の富士スピードウェイで行われる第1次および第2次審査を受け、2次選考を通過したドライバーは12月のフィンランドでの最終選考に臨む。
最終選考を勝ち抜いたドライバーは翌2024年1月よりさっそくプログラムに参加し、ミッコ・ヒルボネンを筆頭にTGR-WRTが誇る経験豊富な講師陣の下、ドライビング技術の向上やペースノートの作り方、それだけなくフィジカル面、メンタル面におけるトレーニングを集中的に受けることとなる。その後は現在の2期生と同様にラリー4カーでの実戦トレーニングが予定されている。なお、同プログラムではヨーロッパでの生活に必要な金銭面のサポートも保証されるとのこと。
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