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2004/03/16(火)
ある、午後6時の出来事。 May
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先日、珈琲店で、美術解剖学の資料を見ながら、骨ゃ筋肉のデッサン(?)をしていたら、隣席していた紳士が、興味深そぅに話し掛けてきました。 何でもその男性は、昔、家の二階に居候していた画家に影響を受け、大学進学前までずっと、画家を目指していたそぅです。 しかし、どれだけ周りが褒め称えても、プロの目から見れば、力は及ばず、限界を感じ、今はシガナイ、サラリーマンだよ、と、少し寂しそうに、話されていました。 本当なら、もっと、話したいのだけれど、そんな若かりし頃の情熱的な夢を、今此処で、出逢ったばかりの私に、熱く語る事も出来ず、はやる気持ちを押し殺し、彼は、物云いたげな面持ちのまま、後ろ髪を引かれる様に、その場を去りました。 私は、振り帰る事も出来ず、鉛筆を置きました。 儚い夢を託す様に、微笑みを残して行ったあの人の事を、私は忘れずに居ようと想います。
ぅきぅきラヴラヴ、デートがしたーぃ。 Mayでした。
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