asa. Diary
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2009/08/30(日) 多摩地区図画工作教育研究会WSレポート
・去る8月4日、多摩地区図画工作教育研究会・府中市美術館から、アーティストトーク&作品関連ワークショップができる機会を与えていただきました。

私は、「コピアートペーパーを用いた写真表現の可能性」をテーマに、コピアートという感光紙を用いて写真表現をするワークショップを紹介しました。


詳しいレポートはポートフォリオの方に掲載しましたのでご覧ください。

http://asaworks.exblog.jp/10165155/

2009/08/25(火) 「5750分」展が新聞記事に載りました!
・去る8月8日〜11日まで、行われていた「5750分」展の様子が東武読売新聞の紙面(8月18日)に掲載されました。

東武読売版の一面らしきところにカラーで掲載していただきました。


とーよみnetでも同じ記事が紹介されています。

http://www.tobuyomiuri.co.jp/newnews/090818bijyutu.4.html

美術とは、「具体的な行動、そしてその行動の実感を伴った伝達」であると私は考えます。

活動を広く社会に発信することで、アクションの意味をもう一度問い直すことが出来ました。

今後もKAPLは魅力的な展覧会を企画していく予定です。

どうぞよろしくお願いいたします。



KAPL-コシガヤアートポイント・ラボ‐
http://kapl.exblog.jp/

2009/08/15(土) チャイムが鳴った!「5750分」展の終了とこれからA
4:あれから2日後…埼玉県立近代美術館での発表

展覧会終了2日後の13日、14:00〜16:00、埼玉県立近代美術館2階講堂で「5750」分展の活動報告をさせていただきました。「彩ネット」という埼玉の教員が中心となって美術教育を考える場の夏の会の中での発表でした。
その後の、グループでの話し合い、打ち上げの納会の中で、美術教育そのものを考えたり、自分の制作してきたこと、そしてその制作が今につながっているというような、美術教師としての意見といううよりも、1制作者としての視点から美術教育を考えている人が多かったと意見を頂くことが出来ました。私自身も、どんな視点で制作の世界に入り、今があるのかというお話が出来たことがとてもうれしく、今を考える実感に繋がりました。

最後になりましたが、今回の展覧会を開催・運営するにあたり、たくさんの方々のご助力がありました。

この場をお借りして、厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

第二弾の企画も考えましょう!

2009/08/14(金) チャイムが鳴った!「5750分」展の終了とこれから@
・8月8日〜11日、KAPL(コシガヤアートポイント.ラボ)にて行われた「5750分展―生き残れ美術教育!」展が無事終了しました。

この一連の「時間」を通して、感じたことや考えたことをレポートします。


1:はじめに

今回の企画は、美術教師としてではなく、「美術」に携わる人間一個人として「美術教育とは何か?」を問う具体的な行動である。

またその問いは「美術とは何か?」を問うことでもあった。

平成24年度より全面実施される新学習指導要領で選択科目から美術科が消え、中学校三年間で生徒に与えられる美術の時間は「5750分」(115時数×50分)のみとなった。

美術教育の中で騒がれている危機感…授業時数の問題やそれに伴う美術教師の数の問題(各校に美術教師は一人いるかいないか)…が声高に訴えられる中で、本当に美術教育の危機、問題はそこにあるのだろうかと疑問を感じていた。

「美術教育とは何か?」という問いに対し、私たちは「十分な伝達を実感を持って生徒に、社会にしてこれただろうか?」

「目の前の生徒に与える題材一つ考えても、本当に自分自身がリアルな実感を持っているか?」

解決できない大きな問題だからと、誰かが解決してくれるのではないかと、自ら具体的なアクションを怠ってはいないだろうかと私は常に反省する。

今回、「美術」に携わる者一個人として、この問題に対し具体的なアクションを試みたいと考え、同じ問題を抱えている4人と「5750分」展を企画した。

2:自分が変化できる「場」

今回の「5750分」展の大きな成果があるとすれば、それは、参加した自分自身が変容した点にあるだろう。

以下は、展覧会を終えた時の感想を紹介する。

・大学を卒業して、教育の現場に入り、自身が「つくること」と「教えること」のギャップを強く感じた。

その「つくること」と「教えること」の間にある溝はまだ深い。
現場に入ってすぐの頃は、その溝の原因が何なのか分からなかった。

分からないまま時が過ぎ、いつの間にか「つくること」の本当の楽しさや苦しさの実感が自分自身に無くなっていき、その「つくること」の本当の楽しさや苦しさはただ「教えるもの」だけになっていた。

その時、両者の間にある溝はさらに深くなっていく感じがした。その問題に目を背けるたびに、溝は深くなった。

しかし、ある時、自分から具体的なアクションを起こしていくことで少しずつだけれどその二つは寄り合うことに気づいた。

その時、常に自分から行動しようと思った。今回の「5750分」展もその一つ。

つくることは、自分でも何だかわからないものに挑んでいく戦い。その姿を目の前の生徒にみせていくこと、ものをつくることの楽しさや苦しさを共有出来たらと思う。先生も悩んでいる、戦っている。

美術の他教科にはない魅力はこの点にあるのではないか?時に同じ地平で物事を考えることが出来る。それが一番言葉ではないか?

自分が今持っている問題についてリアルな実感を得たいと持った時、やはり自分で「場」をつくり発信していかなくてはならない。

なぜなら、誰かが用意してくれた「場」で誰かの責任で何か体得できたものは自身にはリアルな実感を伴って残りにくい、全責任を自分で負うという覚悟が一つの言葉でありたいと考えるし、それがつくるということだと信じたい。

ひとつのアクションが終わると次のアクションが具体的になる。次のアクションに向けて動き出したい。 浅見俊哉

・迷ったり、悩む時間の楽しさを再確認した。教える側だけになったら生徒のこの時間をなかなか抽出するのは難しい。

自分が作品制作をしているときに現れる悩みの楽しさを生徒にも伝えたいと思った時、やはり自分の作品をつくっていたい。 柴直子

・4日間はあっという間だった。現場に入って3年目になって形が出来てきて、「美術とは何か?」や「美術教育とは何か?」と、考えることをどこかでやめてしまっていた自分に気がついた。

自分でつくった形に甘えてた部分があった。常に自分が考えていなければいけないし、発信しなくてはいけない。これからも、いろいろ考えてやっていかなくてはならない。 廿楽紘子 

・大学を卒業して現場に放り込まれて何だかよくわからないもやもやしたものが自分の中にあったが、自分でチャレンジすることでそのもやもやが少し消えた。

自分でできることを整理出来た。今回の行動が、私の二学期からの力になった。 島田温子

何か分からないものを分かろうとする行動が出来る場は、どれだけあるだろう?

全てが目的化され、成果を求められる中で、分からないからやるという言葉が認められる場はどれだけあるだろう?

目的や成果から手順を考えるのではなく、結果からその問題を考えるのではなく、分からないからやる、検証できる「場」を今回つくりたいと思った。


・「次へ」のエネルギーの創造

私の尊敬する人が「いい作家は、人を作家にする」と言っていた。いい作家はいい作品をつくるのではなく、人を作家にするのだという。

次にその人がアクションを起こしてしまう、そんな行動が今、社会は求めているのだと思う。

自分で自分の問題に立ち向かうエネルギーを湧きあがらせる行動をこれからもしていきたいと強く感じた。

(5750分展覧会ノートより一部抜粋:記録者・浅見俊哉)

2009/08/13(木) 本日、「5750展」の活動発表をします!
・本日、14時から埼玉県立近代美術館二階講堂にて、KAPL(コシガヤアートポイント・ラボ)で行われた「5750分展」活動報告会を行います。

中学校美術科の時間は約4日間。

その4日間で制作し、考えたことをリアルな言葉で伝えようと思います。

是非、会場に足を運んでいただければ幸いです。



☆詳細☆


2009.8.13 (木) 14:00〜16:00
場所:埼玉県立近代美術館二階講堂
   (JR京浜東北線北浦和駅西口下車徒歩3分)
http://www.momas.jp/


・日目までの活動報告はコチラ
http://kapl.exblog.jp/

2009/08/01(土) 多摩地区図画工作教育研究会で語ってきます。
・来る8月4日、多摩地区図画工作教育研究会・府中市美術館から、アーティストトーク&作品関連ワークショップができる機会を与えていただきました。

大規模な研究会です。


HPより抜粋


平成21年度夏期授業指導研究会

日時
2009年8月4日(火曜日)・5日(水曜日)午前9時15分から午後5時まで

場所
府中市立若松小学校・府中市美術館

対象
多摩地区の公立小学校図画工作科教諭

内容
作家によるワークショップ、グループによる課題研究、作品鑑賞とギャラリートークを通じて、表現と鑑賞の双方から図画工作教育について研修する

講師
藤井智佳子(ふじいちかこ)(手づくり作家)、浅見俊哉(あさみしゅんや)(アーティスト)、チャールズ・ウォーゼン(彫刻家)ほか

主催
多摩地区図画工作教育研究会・府中市美術館



自身の活動が教育現場に活かされることはとても大きな喜び。

作品制作・活動を通して考えていることをオブラートに包まずに話してこようと思います。

実際に作品制作もやります。

研究会の様子はまた後日ここで紹介させていただきます。


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