asa. Diary
asa.の「今日」です。
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2012/10/17 戦の後で
2012/07/31 ないしょ話
2012/03/23 最新情報のご案内
2011/10/08 神奈川県立近代美術館・葉山館にて『モホイ=ナジ/インモーション』展関連企画
2011/09/05 「5750分展V」の取り組みが東武よみうりに掲載

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2009/02/26(木) テノヒラメモ
●自らの定めた領域以上の領域を超えることは出来ないので、常に「次」に超える領域を自らつくり続けなくてはならない。

また規制の領域は大抵、自らを守るために高く積み上げられていることが多いのでこれらを問題とする時は、領域の中にいる自分で対峙するのは問題外で、全身全霊を持ちどこにも所属することの無い生の自分で対決する以外に規制の領域を真に打ち破ることも、その規制の領域の大きさを実感することも出来ない。

海を眺めていても、深さは解らないし、温度は解らないし、海の味も解らない。

死ぬかもしれないけれど飛び込んでみてはじめて解ることがある。


●思考し実践することを繰り返すことで、想像が実現出来、また「次」の想像をすることが出来るようになる。

その瞬間の為だけに何かをつくっているといっても過言ではないくらい「次」の想像が出来た時に得られる充足感は心地よい。

誰かが出来ることは誰かに任せておく。

誰かの仕事をなぞることなく、自分が見たいものを追及して行こう


●最近は展覧会をつくることも面白い。

展覧会企画者と出品作家と来場者、地域を一つのラインで繋ぐ展覧会。

そこには全ての人に主体性が求められる。


●自然科学と芸術の根本的な相似点を実感できるような展覧会をつくりたい。


●「住するところなきを、まづ花と知るべし」という言葉をある本で見つけた。「停滞しない流転の最中にこそ花は生じる」という意味らしい。「流転の結果」ではなく「流転の最中」というところがとても良い。おそらくこれは第三者からの視点だろう。「流転の最中」には自らは確認できず、美しい花が咲いていたとしてもそれに気が付かない。いい言葉だ。


●対象をみたとき、何によってその対象の価値を決めているか。おそらく自分とは遠い場所でその価値決定をしてしまっている。





今日の『一写一想』
http://blogs.yahoo.co.jp/a_s_a_1_9_8_2/58828229.html

2009/02/24(火) 対話型鑑賞WSで作品展示!
突然のお知らせで申し訳ありません。

今週の土曜日(2/28)、アメリア・アレナス氏のワークショップで自作品『またたき』が用いられます。

今回で5回目となる本作品でのギャラリートークですが、毎回異なった参加者の言葉を聞くことで、私自身大きな発見があります。


以下詳細


『アメリア・アレナスの対話型美術鑑賞ワークショップ』

場所:芝の家(港区芝3-26-10)
日時:2009年2月28日(土)

第一セッション13:00〜(小学校3-6年生対象―要予約)
第二セッション16:00〜(誰でも参加できます―要予約)

主催:三田の家(慶応義塾大学創立150年記念未来先導基金)
    芝の家:芝地区昭和の地域力再発見事業

協力:淡交社、日本写真印刷、美術による学び研究会

予約・問い合わせ:芝の家 пEFAX:03-3453-0474 e-mail: mita@feel.ocn.ne.jp


ご興味がある方は是非ご参加ください!




●これまでの『またたき』の展示の様子


Mite!おかやま―岡山県立美術館
http://asaworks.exblog.jp/7561726/

浅見俊哉作品展―川越市立美術館
http://asaworks.exblog.jp/6845073/

2008年度の展示
http://asaworks.exblog.jp/9331457/

2009/02/23(月) 『第四回美術館賞教育フォーラム』感想
・2/21(土)、22(日)に文部科学省第一講堂で行われた『第四回美術館賞教育フォーラム』に参加しました。

手元にある参加者名簿には324の名前がある。

主催者の上野先生(高知大)の開会の挨拶の中には、

―何かが起こり始めている

この取り組みは単に「鑑賞」だけを問題としているのではない。「鑑賞」から「表現」を見つめなおすことで美術教育を更新したい

という言葉があった。


発表は、幼児の鑑賞、美術館と学校現場との連携事例、中学校で行われている美術教育、国立美術館の研修と教材について、アメリカの事例からの鑑賞教育カリキュラム、鑑賞教育のための美術館がおこなう企画展について、対話による美術鑑賞による子どもの学びについて、日本の美術教育についての提言、対話型鑑賞のスペシャルギャラリートーク

と両日共に盛りだくさんな内容だった。

プロフィールにも書いているように、新しい「指導要領」では中学校において、実技科目(美術科、技術科、家庭科)の選択時間が無くなり、美術科においては、授業時間数も現状の週一時間(50分)のままです。


美術科の教員はいらなくなり、非常勤(一人で数校を掛け持つ)でまかなえる様になりました。それに伴い、じっくり授業がしにくくなり、ますます美術科が追いやられてしまう現状の中で、熱く魅力的な実践の発表には勇気をもらいました。


「何かが動き始めている」


という冒頭の言葉には、このフォーラムに参加した人の起こす次のアクションをも含んでいると思いました。


動くしかない!

それ以外に現状を突破することは出来ないのだから






追伸:

今回のフォーラムでひとつ「動く」機会をいただくことが出来ました。
これについてはまた後日ご紹介させていただきます。


さあ、はじめようか!

2009/02/20(金) ワークショップで生まれるもの
・先週14日〈土〉から開催中の『ちょっと立ち寄っ展』―文教大学写真表現サークル「デジヴ」作品展―。

14日〈土〉13:30〜15:30の日程で行われたワークショップの様子をレポートします。

詳しい写真入りのレポートはKAPLのブログをご参照ください。
KAPL(コシガヤアートポイント・ラボ)
http://kapl.exblog.jp/


・今回は、作品出品者の服部真理子氏〈文教大臨床心理学科二年〉と櫻井千寿子氏〈文教大文学部英文科一年〉がワークショップリーダーとして行い、小学生の参加者7名の賑やかなワークショップとなりました。
(リーダーの二人は特に美術を専門として勉強をしているわけではないが、サークル活動を通して美術教育にも関心を持つ)

ワークショップのプログラムは、「作品に落書きして物語をつくる」というもの。



・今回のワークショップを体験して感じたことは、「作品を別々に見ない視点」の面白さだ。

私達は無意識のうちに目の前にある作品を何かに当てはめてみようとする。

それは、技法だったり時代だったり、作者であったり、コンセプトであったり…。

今回、ワークショップに参加した小学生の作品を見ていると、自分自身の眼で作品を見ていると強く感じる。

人の切り取った視点をじっくりみてイメージすることで、すでに他人の視点ではなく自分の視点のように実感していた。

彼らは目の前にした、作者が異なり、コンセプトも異なる作品をこんなにも自由に行き来してしまう「橋」を自分自身の中に持っている。

それはワークショップや鑑賞プログラムなどの主体的な活動があってはじめて手に入れ、認識できることが出来るものなのかもしれないと感じた。

さらに、会場に同席していた作品出品者は、参加者の作品をみて自分では気が付かなかった作品の見方に驚いていた。この体験はとてもエキサイティングなものだ。

参加者達はワークショップを終えてもう一度会場の作品をじっくりと見ていた。

そこにはどんなイメージが現れていたのか。

さらに見てみたくなった。



今後の会期中、ご来場の方も同じワークショップが体験可能ですので是非お声がけください。


●会期:2009年2月14日、15日、21日、22日、28日 11:00〜18:00

●作品出品者:柿本貴志、清水絢子、服部真理子、安藤大地、櫻井千寿子、浜野絵美、浅沼奨




ご来場をお待ちしています。



作品は小3の参加者のもの。

2009/02/16(月) 1/32oz-1/8oz
・今年の国際フィッシングショー、行けずに会期を終えてしまいました。

http://www.fishing-show.com/

しかし、情報収拾は出来ました。

親父が毎年欠かさずにこのイベントに行っているので毎年その恩恵にあやかっているわけです。

ルアーフィッシングに出会ってから、毎年必ずチェックしているメーカーが数社あるのですが、釣りのスタイルに合わせタックル〈道具〉もどんどん細分化されてきています。

ルアーの特性に合わせたロッド、サーフェイス系、ファーストムービング系など、リグによりロッドアクションの異なる多様なワーミングなどに合わせて極めぬいたロッドラインナップが各メーカーの哲学と合わさり、かつてないほどの充実ぶりで驚きます。

「魚を釣る」という目的のために生み出される知恵の結晶をここに感じてしまいますがそれ以上に、その道具が出来るまでにある自然状況を踏まえた魚の生態、習性の観察、試行錯誤の膨大な時間に感銘をうけます。

釣り人の数だけ釣りのスタイルがある、競争するのではなくそのスタイルを追及していくことで、より主体的に意図的に自然と遊ぶ。

もう少しあたたかくなるまで、道具のメンテナンスをしておこう。

今年は積極的にフィールドに出ようと思います。



・Megabass
http://www.megabass.co.jp/index.php

・EVERGREEN
http://www.evergreen-fishing.com/

2009/02/12(木) 自力で見つけよう 神様
・タイトルはスピッツの『運命の人』より

この時期になるとうんとスピッツを聞き溜める。

ベストアルバムという形はあまり好きではないのだけれど、先日中古で買ってしまった。

スピッツの楽曲を形容するなら「やわらかいシーツの中に隠したナイフの鋭さのような」が似合う。

通勤には『春の歌』

梅が咲いたとはいえ、まだまだ手は荒れまする。




・そうそう、最近は庭が天国のように写る。

私はこの時期の一年生草本達が大好きで、日差しをうけてむくむくと顔を出している姿がなんとも愛らしい。

『庭 #404』
http://blogs.yahoo.co.jp/a_s_a_1_9_8_2/58645583.html



そんな庭で撮影して生まれたもの。


見上げると桜はまだ遠いけれど、足元にはもう春が生きていますね。


・追伸

2008年の作品をポートフォリオにアップしていなかったので、アップしました。

http://asaworks.exblog.jp/

2009/02/10(火) KAPL2月の企画展案内
KAPL二月の企画展のお知らせです。


二月は文教大学公認写真表現サークル「デジヴ」のグループ展『ちょっと立ち寄っ展』を開催します。

デジヴとは、「写真を通して人とのコミュニケーションを生み出す」をコンセプトに2004年に設立されたサークルです。

毎年8月の終わりに開かれる東御市梅野記念絵画館芸術村公園で開かれる長野スケッチ大会でも写真のワークショップを担当していますのでご存知の方も多いかと思います。(今年もお世話になります。)

年間4回程の作品展を学内のギャラリーで行う活動をメインとしている彼らですが、今回は大学を出て自分達の表現をKAPLから発信します。

また作品展関連イベントとして展示されている作品と同じ写真にらくがきをし、参加者のその作品も展示するという試みも行われます。

作品を制作して発表するだけでなく、作品を観てくれる人にどう伝えていくかまでを含めた表現を是非ごらんいただければ幸いです。

写真を通して賑やかな空間になること間違いなし!

是非ちょっと立ち寄ってください!




『ちょっと立ち寄っ展』
文教大学写真表現サークル「デジヴ」作品展


●会期:2009年2月14日、15日、21日、22日、28日 11:00〜18:00

●展覧会関連イベント:「作品に落書きをしよう!」14日 13:30〜15:30参加無料

展示されている作品と同じ作品に「落書き」をして新たな物語を作るワークショップです。

●作品出品者:柿本貴志、清水絢子、服部真理子、安藤大地、櫻井千寿子、浜野絵美、浅沼奨



ご来場をお待ちしています。


KAPL(コシガヤアートポイント・ラボ)
http://kapl.exblog.jp/

2009/02/09(月) KAPL2月の企画展地図
KAPLへのアクセスマップです。

2009/02/05(木) 第4回美術鑑賞教育フォーラム
皆様

 美術教育についての非常に貴重なイベントが東京で開催されます。

 映画「トントンギコギコ図工の時間」の野中氏や「対話型鑑賞」で知られるアメリア氏もゲストで登場!

どなたでも参加可能ですので是非ご参加ください。

私も両日参加します。


定員もありますので申し込みはお早めに!

「美術による学び研究会ホームページ」から申し込みが出来ます。
http://artmanabi.main.jp/pg36.html






以下サイトから趣旨を抜粋。


 「2006年からスタートした科研美術鑑賞教育プロジェクト「対話による意味生成的な美術鑑賞教育の開発」が、いよいよ研究の最終年度末を迎えることとなりました。同時に開始した美術鑑賞教育フォーラムも今回で4回を数え、第1回開催地の東京に帰ってきました。
 今回は、「美術鑑賞教育の現状・課題・展望」と題し、全国から広く発表者を募ると同時に、私たちプロジェクトメンバーの3年間の研究成果を報告する会を企画しました。またゲストに、「トントンギコギコ図工の時間」の野中真理子監督とニューヨークからアメリア・アレナスを迎え、日本の美術教育についてのご意見や提言をお聞きします。今後の美術鑑賞教育を考える上でひじょうに重要なフォーラムであり、ぜひご参加いただきたくご案内申し上げます。」



画像はプログラムの詳細

2009/02/04(水) 「一写一想しよう!」ワークショップのレポート
 「日常は美しい」をテーマに、写真と言葉で構成された『一写一想』

展覧会関連イベントとして、行われた「一写一想しよう!」ワークショップのレポートをいたします。





展覧会初日の2009年1月31日の午後1時半から3時半に第一部が行われました。

数十人の小学生と、数名の大人の方が参加し、KAPL近くの河川敷に行き写真を撮りました。

土手につくまでの間の何の変哲もない道にもカメラを持って歩くことで、視点が新鮮になるようで、たくさんのシャッターを切っていました。

使用したカメラはデジタルカメラ。

デジタルは、撮った写真をその場で見られるので、知らない人同士でもコミュニケーションを取ることができる点、また自分の撮った写真を確認することで試行錯誤することができる点が魅力です。

さらに、プリンタとダイレクトにつなぎ、すぐに自分の撮った写真を手にすることで、自分の写真を撮ったときの感覚が新鮮なうちに制作ができる点でも優れています。


写真を印刷し、自分の撮ったときに考えていたこと、発見したことを言葉で表し写真を合わせて作品完成です。


写真だけでなく、言葉があることで自分の感じていたことや伝えたいことをより明確にほかの参加者に伝えることができていた点が印象的でした。


写真と言葉双方の生み出すイメージは、参加者が同じ場所同じ時間を過ごしたのにもかかわらず、すべてが異なりました。体験を通して具体的に現われてきた作品を皆で鑑賞しながら、他人の視点、考えを知ることでより多角的な視点を得ることができました。


展覧会二日目(2009年2月1日午後5時〜6時)にも同様のワークショップが行われました。

参加者の皆さんは、皆真剣に取り組み会場はいい緊張感に包まれました。


写真と言葉が組み合わさった沢山の素敵な『一写一想』が生まれました。

参加していただいた皆様、ありがとうございました!




・一写一想展

http://kapl.exblog.jp/10150310/

・一写一想

http://blogs.yahoo.co.jp/a_s_a_1_9_8_2

・KAPL(コシガヤアートポイントラボ)
http://kapl.exblog.jp/

2月絵日記の続き


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