asa. Diary
asa.の「今日」です。
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2008年8月
前の月 次の月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
最新の絵日記ダイジェスト
2012/10/17 戦の後で
2012/07/31 ないしょ話
2012/03/23 最新情報のご案内
2011/10/08 神奈川県立近代美術館・葉山館にて『モホイ=ナジ/インモーション』展関連企画
2011/09/05 「5750分展V」の取り組みが東武よみうりに掲載

直接移動: 201210 7 3 月  201110 9 8 7 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 月 

2008/08/19(火) 学校と地域と美術館
 先日の展覧会で、沢山の教育関係に携わる方の来場があった。


その中で、話題になるのは来年度から選択教科美術(週1時間)が無くなってしまう事だ。


この問題は、美術教育関係者には周知だが、それ以外の方にはなかなか浸透していない。


もちろん展覧会場には教育関係でない方もいるわけなので、そうした話題で盛り上がっていると「なぜ?」「どうして大切な時間なのになくなってしまうの?」といった声があがる。


学校内では無く、街角の小さなアートスペースで、買い物袋を手に持つ方と作家と教育関係者がこの話題で盛り上がることはほとんどないだろう。


「美術の魅力、美術で出来ること、美術の価値、美術教育の存在意義etc..」


以上のことを簡潔に、且つ押し付けや「感性を伸ばす、心の豊かさを育てる」などの曖昧な表現、また作品に対して「分かる人にわかればいい」や「みる人が自由にみればいい」などの丸投げな態度をせずに説明していく必要がある。


それには、学校で学ぶ美術がどう社会と関わりを持っているのかを生徒が体験できなければならない。


その一役を担うのはやはり、地域や美術館などの施設だ。


学校、地域、美術館などの施設の独自性をそれぞれ出しながら連携して
「美術の魅力、美術で出来ること、美術の価値、美術教育の存在意義etc..」をそれぞれの視点で見、それぞれの口で発言していく。


それが出来る人・場・運動が今、求められている。




 10月26日(日)から11月21(金)に、越谷市を舞台とする「第3回まちアートプロジェクト2008展覧会」が行われます。


今年度は、埼玉県から助成を受け、活動しています。


文教大学生が中心となり、越谷市の商店や施設、約40箇所に店主とのコミュニケーションによって制作した作品が展示され、期間中越谷市全体が「美術館」になるプロジェクトです。


学生と地域の一つの連携事業として注目下さい。


まちアートプロジェクト
http://townart.exblog.jp/


詳細はまたお知らせいたします。

2008/08/14(木) 個展今週末まで
お知らせしております「呼吸する風」展ですが、今週末16日(土)、17日(日)で会期を終了いたします。


16日(土)は11時~12時にカメラを使わずに写真が撮れる写真ワークショップ「風撮―Kazetori」が行われます。


コピアートという特殊な感光紙を用いて、風を撮影するワークショップですので皆様お誘いあわせの上、ご参加下さい。


直、参加費は500円となっております。


それでは、会場でお待ちしております。


※13:30〜15:30は子供達を対象にしたワークショップを行っていますので会場が騒がしくなる可能性があります。ご了承下さい。


展覧会の詳細は下記URLへ。

http://kapl.exblog.jp/9232034/

2008/08/13(水) 釣果
昨日の久しぶりの釣行は、大当たり!


朝、ポツポツと雨が降っていて、曇り空。


昼間は太陽が照りつける時間もあったけれど、基本曇り空で釣りをする人にやさしい気候でした。


釣果は、アイジ君、あさぬー、JUN、私の4人(JUNは途中合流)で、計17尾、私は7尾。


午前中の釣果パターンは、障害物に身を隠しているバスをワーム(ゲーリーヤマモトカットテール3インチ・アンダーショットリグ)で釣るもの。


魚のサイズは小さいけれど、アタリの感触が心地よい。


夕方になって、フェーディングタイム(餌を捕食する活性の高い時間帯)を迎えると、プラグ(シャローミノー)での反応にパターンが変化した。


ここでアイジ君にサプライズが起きる!


なんと、一つのルアーに二尾がかかった!!



小学生のころみたアマゾン釣行番組で一つのルアーでピラニアが二尾
釣れていた映像を見たことがあったが、現実バスでもそれが目の前で起こったことが驚き。



フェーディングタイムは約20分で終わり、それからどんなルアーを投げても反応しなくなった。



すっかり暗くなったので、土手っぷちでビールを飲んで夕涼みをし、帰路に着いた。



また近いうちに釣行に行こうと思う。






写真:一番初めにヒットしたバス。

2008/08/12(火) 戯夏
明日、久しぶりの釣りに行く予定。

制作の締め切りもおっつまってるんだけど、このタイミングでしか行けないので強行します。

でも、フィールドで写真撮ってんだろうな。

久しぶりに開けたタックルボックスのルアーはフックが錆び錆びでした。

帰宅次第釣具屋直行します。

ルアーフィッシングはルアーの動きや水中の様子を常にイメージして自然とやりとりします。

小学校から中学時代は毎週フィールドに出ていました。様々なフィールドの中で吹く風や水面の様子、生物の動きなどは、現在の制作にいきていると最近になって強く感じます。

明日も気持ちよく戯れたいなぁ。


追記:久しぶりの釣具屋でかなりエキサイトしました。

メガ○スのルアーがあんなに並んでいるなんて…。

かつては抱き合わせ福袋に一個入っていたルアーが定価で買えます。

誘惑に負けそうでしたが明日の釣りには不必要でしたので購入はしませんでした。

ゲリヤマのワームとフック、ラインを買って明日に備えました。

財布にお金があったらやばい事になっていたな…。

2008/08/09(土) 個展初日が終わりました
個展初日が終わりました。


「KAPL―コシガヤアートポイント・ラボ」も正式にオープン致しました。


近くのお店に知り合いが増えてきて、声をかけてもらったり差し入れをもらったりで、次第に地域に根付いていければいいなと思います。


今回は、「風」・「時間」をテーマにした作品で構成しました。


近所の少年が緑色の風船を持ってやってきて、作品をみて、「あ!青色の葉っぱかぁ…でも、青色の葉っぱ見たことないなぁ!」と呟いていたのが印象的でした。


オープニングレセプションは、70歳代のおじいちゃんから小学生までが存在する空間になりました。


作品のある場にこうして人が集り、様々な話をすることがとても意味があるように思います。


友人のミュージシャン、大澤加寿彦君によるミニライブがあり、今回の展覧会にあわせた「風」をテーマにした曲の演奏もありました。


展覧会は、10日、16日、17日の11:00〜19:00開催しています。


是非お越し下さい。





作品展詳細は

http://kapl.exblog.jp/9232034/


写真は展示の様子です。

2008/08/05(火) コシガヤアートポイント・ラボへのアクセス
東武伊勢崎線「北越谷駅」徒歩5分

越谷市北越谷5−9−27 

2008/08/04(月) アートの力!!「空のある街5」終了!
去る7/29〜8/3。

越谷コミュニティセンター主催の「空のある街5」が無事終了いたしました。

『空のある街』は、今年で五年目を数え、「ホッとできる街づくり」をテーマに市内の小中学生、市民サポーター、作家が一体となって作品づくりに取り組むアートイベントです。

準備日や搬出日を数えると一週間超に渡る長丁場でしたが、スタッフ同士、参加者のこども、保護者と密なコミュニケーションをとることが出来ました。


スケジュールの詳細は

7/29-7/31は会場で作品制作

8/1-8/3は作品展


といったもので、会場で三日間作品制作に向かい、三日間その作品をみるというプログラムの中で、子供の変化、スタッフの変化がありました。


ドロに触れないこどもが次の日にドロと格闘していたり、人の作品をみて自分の作品に活かしたり、小学生、中学生の交流から作品が生まれたり…。


スタッフの変化は、子供との関わり合いの方法、制作を通しての作品についての考え方、アプローチの仕方、またこの企画の意味などを実際の会場の中で、一日一日考えさせられました。


作品展には、参加者のこども・保護者を中心に多くの人が来場し、市内の小中学生、市民サポーター、作家が一体となって制作した空間を楽しんでいました。


8/2に行われたシンポジウムでは、この「空のある街」に関連した取り組みである「市内にソロの木を植える」事業に協力した小学校の校長先生や保育園の方、児童館の館長、市内の中学校の美術の先生などが出席し、環境問題から美術の話まで充実した内容になりました。


私も「まちアートプロジェクト」を代表し、現在の子供の感じている美術の現状から地域と学校が一体となって取り組むアートイベントの可能性について少し話をさせていただきました。


少し記述させていただきます。


―子供はとてもモノをつくることが好きです。

 しかし、このモノをつくることが将来の自分にどう活きるのか分からない子供ばかりです。


 対象をじっくり見て絵を描くことやいろいろな材料を用いて自分のつくりたいものをつくる試行錯誤の中にはどんな力・意味があるのでしょう?


 今回のイベントに参加した子供達は、作品制作を通して、自分のつくった作品を積極的に人に見せていました。


 つまり、作品を通して自分の考えを人に伝えていたのです。これは人間が生きていく上で大事な能力です。


 モノをつくる過程の中で自分の面白いと思うこと、美しいもの、きれいなものを発見し、発見したものを人に伝えて、また人の作品をみて、他人の考えを理解する。


 モノをつくるという事は、モノをつくることで終結しないことを子供達は私達に教えてくれました。


 そして、現在の慌しい学校の現場ではこれほど充実した自分との対話の時間はありません。


 地域の市民センターが、こうした学校では体験できない充実した作品制作の時間を用意してくれることで今後多くの学校と連携していき、子供達の上記したような能力のさらなる深化を期待できると感じます。


それは、学校だけでなく地域全体で子供大人が相互の関わりの中で成長していく機会です。


最後になりましたが、ひとつのドロ団子、作品をみて、「きれい」「すごい」「どうやってつくったんだろう」と感じる力も大切な力のひとつです―


今回のイベントを通して、私自身多くのことを学びました。

机上の空論を振りかざすのではなく、現場の生きた空間で様々な思考をさらに深めて行きたいです。





写真:展示空間の様子

 


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.