asa. Diary
asa.の「今日」です。
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2008/12/28(日) おつかれさま
日記を読んでくれているあなた

今年もおつかれさまでした。

今年はどんな年でしたか?


私は昨年以上に飛躍的な年でしたので

もうあまり記憶にないのですが

アートにこれまでにないくらい浸かりまくった一年でした。


覚えているものを挙げていきたいと思います。






3月

越谷市中央市民会館でアートと街づくりについてお話させていただいてから、魅力的な活動をしている方や市民の方とも交流を深めることが出来ました。

7月

越谷にスペースをオープンしてから作品をただ展示しているときには味わえなかった面白さを体験することが出来ました。地域で活動していくには、打ち上げ花火的なアート活動と同時に継続的にアートを展開している場所が必要だと改めて感じています。

7月〜9月

イオンレイクタウンKAZEに展示する作品制作の為、元荒川の土手に通う。

8月に個展『呼吸する風』展

10月〜12月

まちアートプロジェクト(MAP)に参加。


越谷市41の商店・施設で作品を展示(内担当した店舗は3箇所)
NHKいっと6けんに取り上げられる等、活動を社会にアピールできた。この時期は週に1回どこかで展覧会を開催していて、まさに「精神が肉体を超え始めていた」時期でもあった。(←スラムダンク参照)

11月に第47回大学美術教育学会・高知大会で「コピアートによる写真表現の可能性」を発表。

12月コシガヤアートポイント・ラボ(KAPL)でみるをみる!展を企画。制作者のみるひとへ迫るアクション・トーク・パフォーマンスも同時開催。アートの面白さを再認識した。





日記をざっと見ただけでももう二度と戻りたくはないと思える一年でした。。

昔はよく過去に戻りたいなんて考えていたけれど今はとんでもない(笑)

来年は今年以上に面白いことをしたい。

それが何か今はまだ思いつかないけれど、この考えている時間を大切にしたいと思います。



写真:まちアートプロジェクトオープニングイベントにて

2008/12/26(金) 「みる」をみる展レポート!
KAPL(コシガヤアートポイント・ラボ)の12月の企画展

「みる」をみる展の会期を無事終えることができました。


 今回の展覧会は「よくわからない」作品を鑑賞者の「みる」をみることで読み解いていこうという作品展でした。

「よくわからない」ものに出会った時、私たちはコミュニケーションを使い他人と意見を交わすことができます。

その意見の交し合いをみることで、目の前にある「わからない」ものに挑んでいく鑑賞者の方が多く来場してくださったことで時間の経過と共に面白い空間が出来てきました。


「ふきだし感想カード」に作品をみて思ったことを書き、作品の周りに貼っていく。
そうすることで、次に来た鑑賞者は作品と「ふきだし感想カード」に書かれた意見をみることができる。


ビデオカメラからの映像をプロジェクタで出力し、作品をみている状況をみることができる。



また21日には作品出品者によるパフォーマンスがありました。


・大澤加寿彦によるパフォーマンス

ふとんをふっ飛ばしてみませんか?


大澤加寿彦は言葉では良く聞くが見たことの無い状況を可視化することをテーマに制作するアーティストだ。

布団の畳み方や投げ方を工夫し何度も何度も布団を吹っ飛ばしていく。

街中での制作が同時にパフォーマンスにもなり、人が集まってくる。

「何をやっているんですか?」の質問には当然「布団をふっ飛ばしています!」



・浜野絵美による作品の共同制作


白い画用紙に走るラインは自転車の車輪に絵の具をつけて描いたもの

作品だけをみると、自転車をスーッと走らせ、爽やかで軽快に制作をしたのではないかというイメージが容易に想像される。

しかし実際には自転車の車輪からタイヤだけを取り出してじっくりと手で転がしながら制作を行っている。


作品をみて持つ制作イメージは、実際に制作をしてみることで得られる経験によって覆される。

そして、制作を体験する前と後ではの作品の見方は変化する。


・浅見俊哉による作品のギャラリートーク

一つの作品を四通りの方法でみることで、ほかの鑑賞者と作品の持つイメージを膨らませていく。


その方法は以下の通り


@まずその場でみる

意見交換

A作品の周りを歩いてみる

意見交換

B作品の上に乗ってみる

意見交換

C壁面の作品と足元の作品を同時にみる

意見交換


鑑賞者のみるを意図的に変化させることで深まっていく。

一つの作品を歩いたりしゃがんだりする身体運動を通して、様々な状況でみる。

そうすることで作品に対して主体的みることができるようになってくる。

最後には作品だけでなく、空間全体が作品のようだという意見もでた。


パフォーマンスや共同制作、トークなどもみるを拡張する一役を担っていることをこれらのイベントの後の鑑賞者の意見から伺うことが出来た。

「実際にやってみたことで作品が身近に感じられた」

「頭で考えていたことと体を動かしてみることの両方があってはじめてみることができた」

「ネタがわからないから人と話す、ネタが分からないから知ろうとする、理解はここから始まるのだと思う」

「目はみる一つの器官。体でもみたい」


 年の瀬にも関わらず沢山の方の来場がありました。

KAPLは来年度も魅力的な企画展を実施していく予定です。

どうぞよろしくお願いいたします。




KAPL
http://kapl.exblog.jp/

KAPLコミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3882850

2008/12/21(日) みた跡
今日が最終日の「みるをみる」展!

http://kapl.exblog.jp/9923480/



昨日の来場者の「みた跡」が沢山残っています。

是非あなたの「みた跡」を残しに来てください。

最終日は作品出品者によるワークショップやパフォーマンスもあります。(午後5時から6時まで)

ご来場お待ちしています。




「みるをみる」展

会期:2008年12月20日(土)・21日(日)
時間:午前11時〜午後7時
場所:KAPL―コシガヤアートポイント・ラボ
費用;入場無料

出品作家:浅見俊哉・大澤加寿彦・浜野絵美

展覧会関連イベント:出品作家によるパフォーマンス&ギャラリートーク
2008年12月21日(日)午後5時〜午後6時

2008/12/13(土) 新しい展開
お昼休みにひなたぼっこをしていたら銀杏が空から降ってきておまけに柘榴や椿も落ちてきました。

この季節は落し物が流行しているみたいです。

だから私の落し物なんてたいしたこと無いんだと言い聞かせて今日を生きることにしました。

非日常は日常の中にあるのに、非日常を求めるばかりに日常を失ってしまっている人が多いみたいです。


 今年度の活動が終わって12日。活動のまとめもままならないまま、さらに行き詰まっていた制作のほうは「大掃除」がひとつのきっかけになって新しい展開ができそうです。

こうした新しい展開が現れたときの予感を得られたときはとても嬉しい。

もう一度試行錯誤してみて作品になればいいなと思います。




今日の一写一想

http://blogs.yahoo.co.jp/a_s_a_1_9_8_2

2008/12/09(火) 頭でみている
 昨日、勤務先の生徒対象に絵画の鑑賞をやった。

絵画鑑賞といっても図書室にある作家別図版で気に入った作品を見つけてなぜ気に入ったのか理由を書くというもの。

50冊(50作家)ほどある図版から各々気に入った作品を探していくのだけれど彼らの視点はとてもクリアだ。

それを痛感したのは、クラナハという作家が描いた母子像の絵画を選んだ生徒のコメント。

「この絵は保育所の絵だと思います。だって天使のような赤ちゃんがたくさんいてやさしそうな保母さんが赤ちゃんを大切そうに抱いているからです」

とあった。

私たちはこの手の絵画を見る時、教えられた様々な知識が絵画をみることよりも先に現れ、頭で理解してしまうことが多々ある。

彼のコメントからは宗教を超えた先にある「母が子を慈しむ」という万人に共通して言える願いのようなものを実感していると私には感じられた。

「みる」ということはどうしてこんなにも難しいのか。

もちろん知識を通してみることの大切さを否定するつもりはないが、出来ることなら、知識で見る前にみる経験をしたい。

2008/12/02(火) ノート
今日伝えられなかったことを

明日伝えるために明日を生きる人の物語のその先は

伝えた後に命を断つか

目的を見失っても直

生きたいという目的を新たに見出すかの

読者側の想像をも物語に内包した形でクライマックスを告げる



人は

誰かの為に生きるという目的が

自らの生きる実感となる不思議な生き物だと

主人公は思っている



あなたならこの物語を読んで

どちらの形のクライマックスを想像するだろう




今日の「一写一想」
http://blogs.yahoo.co.jp/a_s_a_1_9_8_2


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