asa. Diary
asa.の「今日」です。
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2008/01/30(水) 作品はゴミにもなりうる
自らが制作した作品に自ら価値を見出せなくなった時、或いは容易な「目的」を達成した後、作品はゴミにもなりうるのだと思います。


毎年、四年生の卒業制作後の作品の行方が気になります。


作品は自らの分身であり、悩みや夢の時間の蓄積でしょう。



卒業単位を取得するという、簡単な「目的」の為につくられた作品は、「目的」達成ののちには価値を失うので、用済みということになるのでしょう。


捨てることが悪いということではなく、その作品が自分にとってなんだったのかを考えもせずに、「やっと終わった〜!」とまるでジャンクフードの包み紙でも捨てるかのような行いは目に余るものがあります。


その人にとって、制作とは何の為の制作だったのでしょうか。



次のステップへ向かう為にはどうしたら良いのか。



そういう話も通じない人もいるようです。



今日は、アトリエの大掃除。

2008/01/18(金) じっと撮る じっとみる
中学生の美術の時間。


自作ダンボールカメラを制作し、「私のお気に入りの場所を撮影する」という授業をしています。


2学期、うまく撮れないまま授業を終えてしまった生徒や、もっと撮影したいという生徒が多かったので3学期の初めの授業を使って、北風の吹く中、じっと撮りました。


デジタルが急速に普及し、想像したイメージが本当にすぐに手にはいる中、生徒達にはこのアナログ感が心地よいみたいです。


ダンボールを暗くして中にスクリーンを取り付けてレンズをつけると立派なカメラの出来上がり。


スクリーンに映る天地左右逆像は、日常見慣れた風景をもう一度じっくりと見直す機会を与えてくれるように感じます。


そして、感光紙の感度も低い為、カメラを固定してから日中で約20分の撮影時間が必要です。


そのため、じっと完成の写真をイメージし続ける時間と、撮影している対象とを、頭の中で行ったり来たりしながら時間を過ごします。


そこに、この取り組みの最大のポイントがあるように思います。


情報やイメージが容易に入手できるこの御治世。


あなたも自作カメラでじっと撮影をしてみませんか?






そこで!!


「自作ダンボールカメラをつくり、日常を撮影する」写真ワークショップを開いてみようかと思います。


自作カメラを実際に制作して、写真を撮るというワークショップです。


参加したい!興味あるよ!って人はメール下さい。


メールはメニューの「self」 から送れます。


日時や場所を設定して是非実現させましょう!







写真:『みっつのはこ』 20分露光

2008/01/14(月) 気になるえりあしと難問
えりあしが伸びてきました。

母譲りのくせっけが髪の伸びとともに具体的になってきます。


何日間かの連続の休み。

相変わらず石油のにおいのする部屋で本を読んだりしていますが、少し作品に対しての実験を思いつきおなかの奥のほうがそわそわしています。

えのぐをパレットに出す瞬間がとても好きで、次に筆でその絵具を掬い取る時は、たまご焼きの黄身をフォークで刺す時のような不思議な感覚を覚えます。



人間の生むイメージとは一体なんなんでしょう?

現実の経験からなるイメージと誰か自分以外の人が生み出した現実の経験の集約からなるイメージ(一見抽象に見える)以外に何かあるでしょうか。

一見抽象にみえるものも紐解いてゆけば具体に行き着くと感じられるし、具体的に見えているものの方が抽象よりも紐解くのに難解だったりします。

現実の身体感覚を伴う現実感と、夢の中で起こりえる現実感の超越、そして夢で見る妙な現実感と現実の非現実感の関係性は、人間のイメージにどう関わっているのでしょう。

イメージを駆使して、それらの疑問を自らに問うのだけれど、人間は自分について一番未知である気がしてなりません。



ぐるぐるしてきたので、スピッツでも聞こうと思います。







今日の『一写一想』は空のプールのお話

http://blogs.yahoo.co.jp/a_s_a_1_9_8_2


mixiには、コミュもありますよ

http://mixi.jp/view_community.pl?id=852071

2008/01/11(金) ぽっかり空いた休みには
「カメラを持ってでかけよう!」

ということで

仕事帰りに横浜まで行き、写真を撮ってきました。




重くなったと思っていたフットワークが今年に入ってかなり軽減したように感じられる。

ようやくピントが合ってきた。




今回は、みなとみらいと追浜に出没し、『15秒人』を中心に制作。


整備された場所と、人の生のにおいのする場所。


特に追浜は、2005年に訪れた香港の上環、中環のような雰囲気を彷彿とさせかなり熱い。


追浜に来るのは三回目なんだけれど、1回1回感じ方が異なるのがとても興味深い。


そんなわけで、追浜にはまり過ぎて、本命のドブ板には行けなかったのだけれどお楽しみをとって置けばまた来れるという事で、機会を伺います。



『15秒人』の制作は、とにかく歩く。

撮影時間は19:00〜26:00

その間、夜食の休憩一回だけで、とにかく歩く。




履きなれない靴で行った時は、まめが潰れて血まみれになったことも。

今回は機材を最小限にし、履きなれた靴だったので快適に制作できました。



この後の写真の整理が大変だけどかなり楽しい。



★追伸★


ポートフォリオブログに『15秒人―香港・澳門・中国』アップしました。


http://asaworks.exblog.jp/

2008/01/09(水) 現在進行形でいること
―常に現在進行形でいることはとても苦しい





過去の結果や評価を口に出しながら進んでいくのはもっと苦しい


口にするのはいつでも切り開きながら進むことで少し覗く未来の話でありたい―





今年も作品展をやりたいと考えています。

皆様のおすすめのスペースはありますか?




ポートフォリオ(2008年度・第5版)が完成しました。

是非、見てください。

もって駆けつけます。




2月に、高知に行きます。






写真は、最新の「またたき」

2008/01/03(木) 「発見する」
あけましておめでとうございます。

今年は去年以上に活動をしていきたいと考えています。



新年早々、写欲が湧き上がっているので23時〜26時は常に、夜と遊んでいます。


この頃の月は不気味なくらい大きく、美しい欠け方をしています。


空気が澄んでいて、理科の教科書のように星座がみえます。


水たまりには氷が張っていて、冷気でたまにカメラの電源が落ちますが、撮影する楽しさと比べるととても些細なことです。


工事現場・建設現場も正月で警備が手薄です。


夜はものとものとの距離や立体感が視覚では確認しにくい為、視覚以外の感覚でそのものをみる必要があり、その中でのみる作業はとても心地よいです。


今年の抱負は「発見する」としました。


ただ見るだけでなくそのものの良さや悪さを様々な方法で発見したいと思います。


今年もよろしくお願いします。


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