asa. Diary
asa.の「今日」です。
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2006年7月
前の月 次の月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
最新の絵日記ダイジェスト
2012/10/17 戦の後で
2012/07/31 ないしょ話
2012/03/23 最新情報のご案内
2011/10/08 神奈川県立近代美術館・葉山館にて『モホイ=ナジ/インモーション』展関連企画
2011/09/05 「5750分展V」の取り組みが東武よみうりに掲載

直接移動: 201210 7 3 月  201110 9 8 7 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 月 

2006/07/03(月) サッカーについて〜中田英寿引退宣言
 7月3日、中田が現役引退を発表した。

突然のこの発表に、私はとても驚いた。


 あの、6月22日のブラジル戦。

試合終了のホイッスルの後、ピッチに留まった中田の姿は、とても印象的だった。

ユニフォームで目を覆い、ピッチの真ん中で空を仰いだ。

私は、その中田が、次はどんな形のプレイで、魅せてくれるのか、とても期待していた。



しかし、その答えは、プレイではなく、新たな旅への決意だった。

プレイを続けていくと思っていた私は、初めとても驚いたが、次第に、中田らしくとても美しい決断だと思うようになった。


いつでも中田はチームを思い、率先して声をかけた。

自身のコメントにもあるが、それがうまく伝わらず、相手を怒らせることもあった。

中田のこうした姿が、いつでもチームを引っ張ってきたのだと、私は思う。

日本特有の慣習について今更いうことはないが、その慣習が常につきまとう中で、中田はいつでも背中で答えを示していたように思う。

いつでも、チームの中心であり続けた男の決断した新たな旅に期待すると共に、一個人のファンとして、ありがとうと大きな声で言いたい。

「素晴らしい夢をどうもありがとう!」




 サッカーとは素晴らしいスポーツ(表現)だと思う。

私が、小学校五年生の時に、Jリーグが開幕した。

今でも、開幕戦のベルディ対マリノスの試合の光景を覚えている。

スタジアムのネオンと共に、サッカーというスポーツがこんなに沢山の人を興奮させるのかと、驚いた。


 アントラーズには、ジーコ、アルシンド、黒崎、ジェフには、リトバルスキー、レッズには、福田、ブッフバルト、ベルディには、カズ、ラモス、武田、石川、北澤、マリノスには、伊原、ディアス、松永、フリューゲルスには、モネール、前園、エスパルスには、長谷川、トニーニョ、グランパスには、リネカー、小倉、ガンバには、長島、松波、アレイニコフ、エムボマ、サンフレッチェには、高木、ノ・ジュンユン…。

そして、二つのチームが加わり、ジュビロには、ゴン、名波、藤田、そして、ベルマーレには、中田英寿がいた


 それから、休み時間は必ずサッカーになり、学校が終わるとサッカーボールを持って近くの公園やグラウンドにいった。

時に、選手になりきり、無茶なカズのフェイントなどもした。
もちろん、決めるとお決まりのあれもやった(笑)

小遣いは、Jリーグチップスに消えた。

友達と選手のカードを交換し、あたりのカードでサッカーボールを貰った。

宮沢ミッシェルが12枚出たときは泣きそうになった(笑)

沢山の思い出の断片、断片に、サッカーがあることが分かる。



 中学、高校、大学では、サッカーで友人が沢山できた。

数時間前には、他人だったヤロウが、一緒に数十分サッカーをしただけで楽しみを共有できる。

高校時代、修学旅行で、オーストラリアに行った。

その時、高校の生徒とサッカーをする機会があった。

語学が苦手な私が、その生徒達とサッカーをしている時、「サッカーは一つの言語だな」と思った。

その後、昼食を食べながら、サッカーの話で盛り上がった。

その時、中田の話題が中心となったのを今でも覚えている。

その頃、中田は海外でプレイし、その活躍は世界で広く知られていた。

私は、自分のことのように、中田が世界で知られていると思うと嬉しくなった。



 スタジアムを埋め尽くし、街にはサポーターが溢れ出る。

サッカーは、世界共通の言語であり、もっとも沢山の人と共有できる表現方法なのだと思う。

これからの中田、サッカーにますます楽しみであると共に、私もサッカーを続けて行きたいと強く思った。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.