asa. Diary
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2006/07/14(金) 評定終了!・一学期最後の授業について!!
まさに、戦争。

本日、評定、約180人分提出。

4日間、睡眠時間、約六時間の戦争は終結した。


振り返ると、


11日、朝4時まで出席点計算。

12日、朝6時まで期末テスト採点。

朝7時起床、

13日、23時まで職員室にて評定。あぶなく日付が変わるところ。

今日、写真美術館の後、学校へ直行!!

20時に到着、22時まで評定。

そして、

長い戦争は終結!!


この仕事は半端ない☆



13日、一学期最後の授業。


三年生は、四月からいままで、自分の好きな曲のCDジャケットのデザインを制作した。


デザインとは、人に伝えることを考えてつくられなくてはならない。


自分の描きたい絵を、ただ描けばいいというものではない。


曲から、アーティストの訴えたいメッセージや哲学を、どう可視化し、見る人に訴えるのか?


それを考えてくださいと、四月の授業の初めに生徒に提案した。


「今まで、そんなことを考えたこともなかった」という意見が多かった生徒たち。


しかし、その提案を考えながら、私が持参したCDのジャケットを見てみる(世代が違うと散々馬鹿にされたが(笑))。


次第に、曲があって、初めてジャケットが生まれていることに気が付く。


そして、アイデアスケッチをし、制作に入る。


授業を重ねるごとに、自分の作品を見る人の立場になって考え、イメージを構成しては、崩し、再構成していく。


皆、一生懸命に歌のイメージを汲み取ったり、自分の想像力を膨らませたりして、作品を完成させた。



授業の最後に「一学期、美術科の授業を通して学んだこと」を書いてもらった。


その中の記述に、


「想像力がついた」

「考えて何かを制作することは楽しい」

「自分がこんなに一生懸命になるなんて思わなかった」

「人へのメッセージの伝え方がわかったような気がする」

「普段、なにも感じないものを良く見るようになった」

「考えるということを学んだ」

「デザインする楽しみを学んだ」

「かなり難しかったが、楽しかった」



といった意見があった。


これを読んで、生徒が主体的に取り組み、自分で悩み、考えて、完成の実感を得られる授業だったことが実感できた。


毎回毎回、入念に準備をして、授業では背中に冷や汗のプレッシャーの中、それでも一生懸命授業をつくった。


美術科の一学期の授業を通して、生徒と同じように、完成の充実を得られた。


また頑張っていこう!


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