|
2006/07/24(月)
アートの意義
|
|
|
「Mite!おかやま」
岡山県立美術館特別展の開会式
オープニングのアレナス言葉、
「―この展覧会は、みることがとても楽しい展覧会です。三千年以上も前の作品から、日本の若い現代のアーティストの作品まで幅広く楽しんでください。」
と、私のことを紹介してくれた。
「…アーティスト」
その響きが、とても恥ずかしかったが、胸を張っていられたのは、自分の、いままでの思想、メッセージが他人に届くことをリアルに実感できたからだ。
アートは、人を感動させるだけでは弱い。
一時的な感動は、ありふれたエンターテイメントと何ら変わりない。
アートとは、人を行動させるものだ。
そのことがアートの存在意義ではないだろうか?
アーティストは、答えを投げつけるのではなく、提示する。 責任を持って。
そして、みる人は、自分自身で思考し、行動する。
それは、一人一人が、「今」について思考することに他ならない。
そして、自らの「生」を実感するものだ。
迷い、悩む、私達の存在意義とは何か
私達は問い続ける。
―展示会場をみると
展示された全ての作品からは、生きている人間のエネルギーがまたたいている。
…その作品たちを見て、私も行動することにした。
次はどこへ行こう?
|
|
|
|