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2006/04/25(火)
「自分の窓で景色を見よう―日常の景色を新鮮にする授業」
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今日は、中学校で美術の教師をしてきました。
晴れていたので、こりゃ外に出るしかないと思い、「自分の窓で景色を見よう」を展開しました。
日常見ている景色は、当たり前だけれど自分の視野(人間の視野)です。
けれど一歩、あるものを見るのに踏み込んでみる、しゃがんで上を見てみる、高い視点からものを見てみることで、新鮮な視野が得られた経験は皆が持っていると思います。
今日は、さらに「自分の窓」を制作し、校舎の外の景色を見てもらうことにしました。
「自分の窓」とは、黒いラシャ紙に自分で好きな穴を開けるという単純なものです。
けれど、これを持って外に出てみると、すごい!
皆、面白い視点を見つける見つける!
普段気にも留めない階段の連続性や、道の奥行き、あしもとのタンポポetc...
この時間は、実はこの後描こうとしている風景スケッチの導入として考えました。
いきなりスケッチで、面白い視点を見つけて描くことは、非常に困難だと思う。
「自分の窓」からみえた面白い景色の体験を通して、これからは、自分の視点で面白い景色を見つけてほしいなと思います。
写真は、授業内で飛び出した「私の窓」からみえた風景。
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