asa. Diary
asa.の「今日」です。
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2006/04/28(金) 確認したこと
―今の状況で、いいわけを言うことはたやすい

―自分自身を満足させられない自分を責めることもたやすい


何かを犠牲にしなくては得られないものがあることを認められるyような大人になっちゃいないけれど、認めてしまった、あるいは得られなかったことを外部に責任転嫁している大人たちは、無言でそれらを強要する。

それで成り立ってる社会の未来は、いうまでもなく絶望的で、本来自分が生きているのにもかかわらず、その実感がない。

思考は停止し、生きていることさえ、外部に意味を求め、今日も彷徨う。

自分がしたかったことはなにか、自分が何者なのか

そんな疑問は、もはや意味のないもので、与えられた餌だけを貪り食う。

子どもは大人になる為に生きているわけではなく、常に新しい自分になる為に生きている。

それには、年齢なんてくだらない概念は必要ない。



意志を持ち

自らを創造しよう!

今の自分を創造することは

明日の自分を創造することだ!


一定の形を持たず、進化し続ける自分自身を

今思え!



目の前に見える世界はそんなに悪くない。

2006/04/27(木) 指導案は欠かせない
・授業には指導案は欠かせない。

ってことで、明日の授業の指導案書き終わりました。

指導案は一種のシュミレーション。

自分の進行プログラムみたいなもの。

指導案通りに行くわきゃ無いのだけれど、指導案を書くに連れて、様々な状況を想像する。

ここで、あの道具が必要だなとか…。

1回でもシュミレーションしておくと、不思議と臨機応変に対応できる。

授業に必要なものも出てくる。

はさみ、カッター、絵の具など。

授業始まってから用意したんじゃ、それじゃなくても少ない貴重な美術の時間が無くなってしまう。

伝えたいことも伝えきらない。

てなわけで指導案は欠かせない。

ポイントは、あまり厳密にしすぎないこと!

指導案から外れた時に焦るし、何より生徒のリズムでなく、自分のリズムで進行してしまう恐れがあるから。

主役は、生徒です☆

2006/04/25(火) 「自分の窓で景色を見よう―日常の景色を新鮮にする授業」
今日は、中学校で美術の教師をしてきました。

晴れていたので、こりゃ外に出るしかないと思い、「自分の窓で景色を見よう」を展開しました。

日常見ている景色は、当たり前だけれど自分の視野(人間の視野)です。

けれど一歩、あるものを見るのに踏み込んでみる、しゃがんで上を見てみる、高い視点からものを見てみることで、新鮮な視野が得られた経験は皆が持っていると思います。

今日は、さらに「自分の窓」を制作し、校舎の外の景色を見てもらうことにしました。

「自分の窓」とは、黒いラシャ紙に自分で好きな穴を開けるという単純なものです。

けれど、これを持って外に出てみると、すごい!

皆、面白い視点を見つける見つける!

普段気にも留めない階段の連続性や、道の奥行き、あしもとのタンポポetc...

この時間は、実はこの後描こうとしている風景スケッチの導入として考えました。

いきなりスケッチで、面白い視点を見つけて描くことは、非常に困難だと思う。

「自分の窓」からみえた面白い景色の体験を通して、これからは、自分の視点で面白い景色を見つけてほしいなと思います。

写真は、授業内で飛び出した「私の窓」からみえた風景。

2006/04/23(日) 10000回
ドリカムの曲で「何度でも」という曲がある。

メッセージはストレートで、ダイレクトに心に響く。

しかし、シンプルな曲に秘められたメッセージはとても深いものがある。

「♪何度でも、何度でも、何度でも、声がかれるまで、あなたの名を叫ぶよ」

「♪10000回だめでも10001回目はうまくいくかもしれない」


ここで考えてみる。

自分は、伝えたいメッセージを10000回叫んだことがあるだろうか?

本当に成し遂げたいことを10000回やっただろうか?

簡単にあきらめてしまったのものの数々は、本当にやりたいことではなかったのではないか?

あきらめたり、絶望したりするのは、10000回やった後でいい。

でもきっと、あきらめずに10000回もやることだから10001回目もやっちゃうんだろうなぁ。

そしたら自然とうまくいっちゃうもんなんだよって

その成功は自分の力なんだよって

強いメッセージが裏にはあるのだと思う。


10000回やってみよう!本当に好きなことを。

2006/04/22(土) 一週間記
・今週は激しい週だった。



17日:美術の教師としての初めての週だった。



18日:DEJIVUでは、上半期の具体的な活動が打ち出さた。

DEJIVUの会合の中では、講師として「asa.特講-T」を行った。基本的なシャッタースピード、絞り、画角、被写界深度などの説明をした。

その後、いろいろなワークショップを展開する団体が集まり、自分達の活動を発言する「ワークショップ研究会」会合では、「第2回ポスタープロジェクトの活動報告」を行い、反省点やこれからの展開などの提案をした。

飲み会では、熱い出会いがあった。

自分自身の道を自ら切り開く力を持った、熱く夢を語り合える仲間ができた。



19日:6月2日、3日、アメリア・アレナスさんとのコラボレーション企画に、出展作家として参加することになりました。

そのため、ポートフォリオを一日かけて制作。

ポートフォリオのキャプションに英訳を追加。

香港旅行で撮った「15sec-man MAP」を追加。

英訳は妹に頼んだのですが、如何せん、日本語が持つニュアンスを英文で表現できないことが多い。

「かすんでしまうとき」が一番苦労しました。



20日:美術教師として教壇に立つ。

「ドローイングリレー」で、絵を「うまく」描こうとしている生徒に、一つの提案をした。

絵を「うまく」描こうとするのは、本当に貴方の意思なのかと。



21日:写美出勤。大掃除に巻き込まれる。



22日:カラープリントを体験する。

段階露出で露光時間を決め、その後、色を抜いてゆく。

三回ほどテストプリントをして、出来上がりの写真は、一回目とはまるで異なる写真になった。


来週も頑張っていこう!

写真は、恵比寿ガーデンプレイスを彩る菜の花。

2006/04/17(月) 初授業!
・今日、美術の教員として教壇に立ちました。

オリエンテーション的な授業を行い、その中で、生徒達のことを知りたくてアンケートを実施しました。

生徒達は、元気な子が多く、美術に対しても積極的でした。

趣味、好きなことなどから始まり、「美術のイメージ」、「美術は必要?、そしてそれはなぜ?」や「身近な美術だと思うもの」など、少し答えにくい質問もしました。

解答も面白いものが多く、中学生の生の声が見えたことで、アンケートを実施してよかったなと思いました。


 自作写真集も持っていきました。「四国」の中にある、ある写真は、少し中学生には刺激が高かったようです☆

 これから一年間、美術を通して、つくる喜び、人と関わる楽しさ、自分の追求を一緒に学んで生きたいと思いました。



・写真は、自転車四国旅行から一枚。桂浜です。

自転車かっ飛ばして、また熱い旅がしたいです。

2006/04/16(日) 合同写真展・例会に行ってきました。
・16日、日曜日。

いろいろな大学の写真部が集る「合同写真展」の例会に行ってきました☆

そういった取り組みがあることは知らなかったのですが、ミクシイで声を掛けていただき、今回の運びとなりました。

大学生が自分の写真を持ち寄って、いろいろな人に見てもらう。

様々な意見を交し合うことで、自分の考えていたことや、表現したいことが見えてくる環境がいいと思った。

何より大学ごとの沢山の学生の写真を見ることができて楽しかった。


これを機会に様々な人と関われたらと思います。




2006/04/15(土) 映像世代
・昨日は美術館でワークショップのアシスタントを行いました。

私立女子中学校だったからか、とてもおとなしい雰囲気で作業をしていました。

映像の基礎・原点を体験するワークショップだったのだけれど、さすが映像世代ですね。

皆、なんとなく感覚的に、「わかってる」。

背景には、アニメーションなどに多く触れてきていることが大きいのだと思いました。

 
 いろいろな情報がデジタル化され容易に手に入れられるようになった時代に、カメラの原理や映像の原理を学ぶワークショップが増えてきている。

「当たり前」に手に入るだけに、それがなぜそうなっているのかを、疑いもしなくなるのはまずい。

これは何も、映像に限ったことではないけれども。


P.S.この写真、東京都写真美術館のロモ・ウォールに展示しています。お立ち寄りの際には、是非探してみてください☆

2006/04/12(水) ふと考える
・小さい頃って、ただなんとなく学校の授業を(適当に)終えて、放課後友達と外で遊んだり、サッカーしたり、ドッヂボールしたり、ゲームをしたりしてた。

「大きくなったら何になりたい?」って質問の意味もよく分からない子だったので、なんとなく答えてた。

けれど、将来、漠然と何かになり、生きているのだと、なんとなくおもっていた。



 その頃、想像しうる「到達点」が「今(=社会人)」なのだと思うと、少し可笑しくなる。


今、その時にただ夢中で、時を過ごしていたあの頃。


誰もがそうだと思うけれど、我ながら微笑ましくてしょうがなく、気持ちがいいバカだと思う。



あの頃の私が、あの頃の「到達点」に立つ私をみたらどう思うだろうか?


逆に、あの頃の「到達点」に立つ私は、あの頃の私になにを言えるだろうか?


確かなことは、「到達点」に立つ私の目の前には、長い歩むべき道が見えていることである。


教育という現場に立つことを目前に、こんなことを考える。


あの頃の私(=今度担当する生徒)を、約150人みることになり、何が言えるだろうか?


来週の月曜にいよいよ初授業です。

2006/04/11(火) 勤務校、アトリエ訪問
・勤務校へ行ってきました。

とても小さな学校で、全クラス三学年合わせて、6クラスの学校です。

ここで、美術教員としてやっていきます。

なんていうか、学校ってあったかいね。

デスクの上に花とメッセージがありました。

指導案や年間指導計画も作らなきゃだけど、はじめの授業では
生徒のことが分かるように、簡単なアンケートをとろうと思っています。

自分の作品も持っていく予定です。



・夜は大学の時、お世話になっていた先生の家へいきました。

今年の「越後妻有トリエンナーレ 2006」に出品するプロジェクトの打ち合わせのためです。

作家の生の声を聞けたり、作品について質問できたりすることで、新たな視点の発見や、自分の考えの再構築ができました。

色々な活動をとして、もっと広がっていきたいです☆

4月絵日記の続き


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