asa. Diary
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2006/03/21(火) 「越境の旅〜三日目前編、澳門潜入」 
ツアー三日目。

自由行動の日。




AM 8:00頃起床。


用意をし、澳門(マカオ)へ行くためにホテルを出る。


今日も、すごい霧で、視界が悪い。

港は、私達のホテルから徒歩約10分の場所にある。

驚くことに、こっちでいう電車のように、五分おきに澳門へのフェリーが出ている。

138香港ドルで、澳門までのチケットを購入し、AM11:00出発のターボフェリーに乗り込む。

約2070円で、国境を越えられるんだから、何か不思議。



澳門はかつてポルトガル領であったが、1999.12.20に中国に返還され、今は「中華人民共和国澳門特別行政区」となった。

マカオ島、タイパ島、コロアネ島の三つの島からなり、東洋と西洋が混ざり合う街。

と手元の本には記述してある。


約一時間、波に揺られていると、マカオ島に到着した。


入国手続きも慣れてきて、すばやく済ませて外に出ると、さっそく客引きに声をかけられる。

なにやら人力車に乗らないかといっているようだが、ノーサンキューの一言で引いていった。

この辺は、潔くて気持ちがいい(日本はしつこいと思う)。


少し歩くと、プチ遊園地のような場所にたどり着いた。


そこにはあの有名なRPGとはまったく関係ないのだろうが、同じ名称のアトラクションがあったが調整中なのか中には入ることができなかった。(探しているオーヴはきっとここにあるのに)


少し高い山から澳門市街を見渡すと、香港とは違うそれが眼下に広がる。

ここでは、カジノが合法であり、市民は一切税金を払わない代わりに、カジノのオーナーが約46万人の税金を払っている。

見渡すと、カジノのネオン看板が沢山見える。きっと夜にはライトアップされて、旅行客を誘うのだろう。


時計を見るとPM 1:30を過ぎていた。


街の中心地へと足を運んでいる最中に、「澳門理工学院」を発見した。

地元の学生の姿が見たいと、中へ進入!!

すれ違う学生は皆不思議そうに私達を見ていたが、私達はお構いなく、教室にまで侵入し、澳門の学校の施設を見てまわった。

書道の作品展示、何らかの賞のトロフィー。

学生掲示板では「通告」されている学生も沢山いて、そこら辺は日本と変わらないようだ。

冊子が置いてある書架で、澳門の法律の本を貰い、目を通す。

柳さんが、訳してくれて聞いていると、いろいろな箇所が、日本とは異なる。

例えば、日本では思想の自由が約束されているが、澳門では結婚相手以外の異性と関係(イラストでは腕組み程度)を持ちたいと思うことが禁じられている。

これには少し驚いた。


一通り見て周り、門の外に出ると、学校の前は「GARAXY」というカジノがある。

…激しい国だ。


街を歩いていて面白いのが、学生とよくすれ違うことだ。

制服ならまだしも、ジャージで市街を歩いている学生も多い。


道路はゲンチャがモノを言わせている。

二人乗りは当たり前で、少しの間の赤信号で、すごい数のゲンチャが溜まる。

それのせいで、街は排ガス臭く、空気はとても悪い。


御腹がすいたので、偶然通りすがりのマックに入る。

ファンタスティックをもじっての「飯タスティック」が今一押しらしい。

こちらでいうライスバーガーのようなもので、焼き飯をハンバーグ上にしたものに、レタスとチキンが挟まっている。

コーラ、ポテトがついてのセットで、28香港ドル。


お腹もふくれたところで、澳門の中心である、セナド広場に行く。

一瞬で西洋の世界に入ったように、教会や、レンガの建物が視界に溢れる。

香港とは確実に違う雰囲気で、また歴史を実感した。


澳門は、このセナド広場の周りに、17世紀初頭、イエスズ会が建てた聖ポール天主堂跡など約30もの世界遺産がある。

地図を見ながらいくつかの場所を回る。

ほんの数分歩いただけで、新しい世界遺産が現れるのには驚いた。

さらに、澳門博物館に入り、歴史的な美術品や当時の街の様子などを再現した模型などを見た。

昔の日本ってこんなカタチしてたんだ(笑)!

「JAPAM」って、スペルすら間違えてるし!

琉球でかくね?



街を散策していると時間を忘れてしまうのは、初日の香港で経験済みだったが、ここでもすでに、PM 5:00を過ぎていた。


タクシーに乗り、マカオタワーに向かう。

ここは、同行者の柳さんが強く着たいと願っていた場所で、濃霧の影響もあり、そのタワーの風貌は、ドラゴンボールのカリン塔だった。

そこで、勇者柳の挑戦が始まる!

全高338Mのマカオタワーのてっぺんまで、己の腕で登るというアトラクションをやる為に、遥々日本から来たといってもいい勇者柳。

しかし、時間的に遅くその夢は断たれた…。

意気消沈する勇者柳。

他にできるアトラクションは無いかと聞くと、約300Mからのバンジーがあるという。

「それでいいや」

と勇者柳。

「ゾーマいなかったからバラモスでいいや」

的なコメント。



「見ろ!人がゴミのようだ!!」と天空の城でムスカは言いました。


ゴミならまだいいですが、


走っている車ですら、米粒にしか、私には見えんとです…。









「じゃあ、重力に魂ひかれてくるわ。」


と言い残し、彼は決戦の地に。





数分後











「飛び降りする人は、死ぬまで確実に意識あるわ!」



って何の話ですか??



落ちながら彼はレベルアップしていたに違いありません。


そう、初めてメタルキングを倒した時のように、戦ってもいない仲間までレベルアップして、「チャララン、チャッ、チャッチャー」が鳴りまくっていたに違いありません。


こうして私達は、カリン塔を後にし(笑)


中国本土である珠海へと旅立った。


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