asa. Diary
asa.の「今日」です。
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2006年3月
前の月 次の月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
最新の絵日記ダイジェスト
2012/10/17 戦の後で
2012/07/31 ないしょ話
2012/03/23 最新情報のご案内
2011/10/08 神奈川県立近代美術館・葉山館にて『モホイ=ナジ/インモーション』展関連企画
2011/09/05 「5750分展V」の取り組みが東武よみうりに掲載

直接移動: 201210 7 3 月  201110 9 8 7 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 月 

2006/03/20(月) 「越境の旅〜二日目、ツアーの洗礼」
……なんだか夢の中で電話の音がする。









…。


やべーー!!

ホテルのフロントにAM 7:15に集合だったのに、起きたのが7:20過ぎ!!

慌てて着替えて荷物を持って、エレベーターに乗ると、添乗員さんが迎えに来てくれていた。。

ツアーで、他の旅行者もいる中での遅刻。

皆に合わす顔がなく、バスに乗り込む。


「おはようございます!」と他の旅行者。

「すいません!」と私達。


―旅行二日目はこうしてはじまった。

香港の主要部は経済の中心部である香港島と商業の中心部である尖沙咀(チムシャッツォイ)を含む、九龍島からなり、ビクトリアハーバーを挟んで、前者は南側、後者は北側に位置する。


昨日の夜、柳さんが深夜徘徊をした道を地図に示していたのを見ると、香港島のほとんどを歩きとおしていたことが分かる。

しかも、私達の泊まったホテルのあたりの上環(ションワン)は都市開発で少なくなりつつある、中国の伝統的な店が多く残っている地域らしく、深夜、歩けば歩くほど興奮が、湧いてきたのはそのためだったのかもしれないと思った。


バスが料理屋の前で止まり、朝ごはんを食べることになった。







円卓だった。


遅刻した私達をさらし者にするにはもってこいのシチュエーション。

案の定、「寝坊ですか??」と婦人の二人組みの旅行者に聞かれ、胸張って「深夜徘徊をしていました!」というわけにも行かず、「少し寝るのが遅くて…」と相手の顔を見ることもできずに答えた。

朝ごはんは、粥を中心としたメニューで、とても美味しく、先ほど話しかけられた婦人とも、今日のツアーの後の予定や、三日目の自由行動の話などをしながら、楽しく食事ができた。


その後の、ツアーの予定は、

ブルースリーの銅像とビクトリアハーバーを見る(約十分)

スターフェリーで、九龍島に渡る。


バスで香港島に戻り、小高い山であるビクトリアピークから香港の風景を臨むと、本当に高い建築物が多いのに驚く。

ガイドさんの話では、耐震構造が全くゼロで、自信の心配はないという。あの一級建築士もここで設計すればよかったと、冗談を言っていた。つまり眼下に見えるビルの全ては、ジェンガとそう変わりないのだ。


フラワーガーデン、バードガーデンを見学(十分)

金魚ストリートを見学(十分)

料理屋で昼食を食べる。

おなかがいっぱいになると、いよいよツアーの醍醐味である、ショッピングの時間となる。

ツアーの予定は、ヒスイが有名でマイケル・スティービー・曙も訪れたことがあるという宝石店、シルク屋、漢方薬屋と続き、免税店で解散となる。

ハッキリいって、私達には興味のない店ばかりだったのだが、このツアーに参加しなければ、4000円支払わなければならないという、よく分からないシステム(魂胆は見え見えなのだが)だったので、仕方なく同行した。

宝石屋では、五分で場違いだと判断。

財布にはせいぜい300香港ドルなのに、見る商品は一桁オーバーは当たり前だった。

私達は店を出て、街を散策。

三十分後の集合と告げられていたのに、三十分後戻ると皆バスに乗っていて、朝の光景の再現を披露した。

次のシルクやでは、日本語のうまい日本人のおばさんによる、シルクの素晴らしさを講演され、ここでも約三十分の時間がとられた。もちろんここでも、すぐに店を出て、街を散策した。

午前中のツアーの場所は、ほとんどついたらバスに乗り込む位の時間しかなかったのに…。


上手だったのは次の漢方薬屋だ。


個室にお客を入れて、三十分かけて漢方の説明をした後、その漢方を持った店員が二人に一人位の割合でつき、「買いな!」の連発!

しかもドアは閉められ、逃げ場はなかったので、「親孝行にどう!?」なんてよく分からない理由で押し売りしてくるこの店員と、断固「NO!」との戦いは、約三十分続いた。

何人かは、沢山の漢方を買わされていた。


最後に、免税店の2回の売り場で解散ということになっていたので、2回の売り場で、「解散!」のコールを聞くや否や、私達はエスカレーターを駆け下りた。


この時、約PM 5:00。

今日の予定は、中国本土に行くことに決めていた。

しかし、朝寝坊して慌てて出てきたため、パスポートをホテルに忘れていたことに気付き、1回ホテルに戻るや否や、地下鉄で、中国との国境の町、羅湖(Lo Wu)へ行った。

この時、PM 8:03。

入国手続きをし、中国本土である深浅(シンセン)へ入る。

ここで、例のライトドローイングをしていると、興味深そうにしてみていたおばさんに、どういった撮影方法なの?と聞かれた。

柳さん曰く、初めは地元の言葉で質問されたけど、通じないのが分かると、言葉を変えて聞いてきたという。

私は嬉しくなって、そのおばさんと話したかったが言語が分からないことが悔しかった。

しかし、アートは国境を越えることが、肌で実感できた。

深浅で、ラーメンを食べて、再び香港へ戻る。

着々と、パスポートのスタンプが増えていく。


ホテルに着いたらAM 2:00頃だった。

先日、充分に寝ていないこともあり、かなり疲れていて、シャワー後、爆睡。


明日はいよいよ自由行動だ。



写真は、香港と中国との国境。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.