asa. Diary
asa.の「今日」です。
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2006/02/27(月) みんながいたからできた―『DEJIVU 第一回 追いコン、卒業式』
・デジタルカメラサークルとして、2004年に設立した「デジヴ」

早いもので、設立から2年が過ぎ、大学卒業と共に、デジヴからも卒業することになりました。

年間、自分たちで写真展を4回、写真ツアー2回、アート普及活動、合宿を企画し、改めてふり返ってみると、その活動的なパワーに自分でも驚くほどです。

そして、2年目を終え、そのパワーは、留まることなくさらに大きく、大きくなっています。


 毎回、展示の度、自分と戦い、人と切磋琢磨し、自分を高めていける環境が、「デジヴ」です。


一人ではなく、みんなで何かやることの意味は、


一人ではできないことも、二人ならできるかもしれない、三人でならもっとできるかもしれない。


一人では想像しうることが少ないかもしれない、けれど二人なら想像しうることが二倍になり、三人なら想像しうることが無限になる。




そんな環境にいられた私は幸せです。

そんな環境にいられたのは、私自身、だれよりも自分を高めようとしていたからに他なりません。

そしてそれが、自分にとって何ものにもかえ難い、豊かなことだと実感しています。




きっとみんなもそうなんだと思うよ。





だって、追いコンの時、泣いてたから。





人は、本気になったものに泣けるんだ。



人は、かけがえのないものに泣けるんだ。



人は、幸せな時に泣けるんだ。





何かを成し遂げて「泣けた」ということは、


他の誰でもない、自分が動いた何よりの証です。

自分に正直に生きた証です。



みんなにあえて本当によかった。

ありがとう!





次のみちもきっと楽しい!


「さあ、はじめようか!」

2006/02/26(日) 写真
・たくさんの笑顔を撮りました。

この時間を共に過ごすことができるという「当たり前」を強く実感しながら、ファインダーを覗きました。

「当たり前」は期間が決まっていて、いつか「当たり前」でなくなってしまう。

だから、みんなを撮りたかった。

明日は、DEJIVUの追いコンです。

みんな!!

最後も笑顔で、熱く行くから覚悟しとけよ!!!

2006/02/23(木) 自転車移動の勧め―五美大展へ
・愛車スーホー(自転車)を駆り上野まで行った。

目的は、東京都美術館でやっている東京五美術大学連合卒業制作展を見るためだ。

家から、約30`の道のりをカメラを持って写真を撮りながら目的地を目指す。

途中気に入ったモノがあると自転車を止め、撮影する。

目的地へ到達するまでには、たくさんのモノが存在する。

車や電車で、目的地へワープするだけでは、決して得ることのできない、見過ごしてしまうモノを、すくいとるように私はそれらにカメラを向ける。

なんとなく雰囲気のある裏道に入っていったり、商店街で買い食いしたり、カメラ屋、古本屋に立ち寄ったり…。

それだけではない。

自転車での走行中、眼に入ってくる様々なものから、新たなテーマが生まれることもある。なにかを探す集中力が長い時間持続する為、常に思考しているからだ。

そうこうしているうちに、上野に到着した。


自転車を止め、美術館に入る。

同年代の美術を志す人たちがどんな作品をつくっているのか、とても興味があった。

すごい量の作品たちがあった。

言葉にできないけれど共感できるものや、ヤラレタと思うもの、つまらないもの、エネルギーを感じるもの、俺だったらこうすると思うもの、展示の仕方がイケテルもの、イケテナイもの…。

ただ、気になったのは作品が窮屈に積み込まれすぎている事だ。

こればかりはどうしようもないのか?

一番上に展示された絵画をじっくり見るのは辛いし、隣り合う絵と絵とのバランスとか、空間感とか、もっとゆったり見せれば本当に感動できるものがあったように思う。

個人的には彫刻のブースが一番好きだった。




一服して、岐路に着く。

約30`の道のりは、また思考しながらの走行となる。



この日の撮影枚数は412枚になった。

今年に入って、コンセプトの下でしか撮影していなかった私にとって、今日の走行&撮影はとても楽しかった。

原点の撮影スタイルの楽しさを再認識できたように思う。

日常の景色から、驚きや面白さを発見する。

けれどそれには、自らの働きかけが不可欠だ。

久しく忘れていた単純な楽しさでさえ、自分の行動なくしては得られないのだ。

2006/02/22(水) 失っているもの
・ある程度の知識や技術は表現には必要だ。

しかし、そんなものよりも必要なものは初心だろう。

初心とはとても曖昧なものであるが、しいて言葉にするなら、「熱さ」や「がむしゃらさ」、「むこうみずさ」や「驚き」、「手探り」、「怖いもの知らず」、などと同意であると思う。

ある程度、物事を深めていくと、あるとき壁に出会う。

その壁は、自分で築いたものなのだが、この壁に立ち向かうか、逃げるかが大きな分かれ道だ。

そして、逃げずに壁と向き合い、ある一つの壁を越えると、ある種の自信や自分なりの理論が確立する。

壁を越えて感じる「こうしたら、こうなる」という実践を通して、私達は物事の「完成」を予測できるようになる。

その時、失っているものがある。

―初心だ。

「こうなる」がわからない頃、ただがむしゃらに暗闇の中でもがき「完成」を求めていくエネルギー。

なんだか分からないけれど、楽しかった、夢中になれた時間。



…この頃、忘れていた気がした。

制作している時は間違いなく楽しく、苦しく、楽しいのだけれど。

ふと、我に返ったときに、あの頃の方が熱かったのではないかと感じることがある。

あの頃の熱さがあれば、もっとできているはずだ、と。




 だから今さっきまで、夜の街を徘徊し、夜の写真を撮りに行ってきた。

デジカメを買った頃は、毎日徘徊していた。

あの頃、一回外を出れば、デジカメのメモリか電池がなくなるまでとり続けた。



今日、昼間は、春の陽気だったが、夜は冷え、走行しているうちに耳はキーンと冷たくなった。



そうだ。



初めて自転車で、自分の足で、本州を出た時のあの熱さ。

夜通し自転車をこいで、三浦半島から帰ってきた時の夜の風の冷たさ。

久しく忘れていた。


全てを捨ててでも初心を得たいと思う。


いま、できることはなんだろうか。

模索します。

2006/02/20(月) 「DEJIVU FINAL」合宿
・2泊3日による、足利からの合宿から帰りました。

DEJIVU在校生に送る、熱い企画を実現する為の合宿でした。

内容はシークレットです。

楽しみにしててください☆

2006/02/17(金) 成績発表+個展搬入
・最後の成績発表があった。

司書の「ある一講座」と最後の横副(理科)の必修である「地学教育」が不安であったが、しっかりとれていました。

成績通知書が2ページだったのには驚いた(笑)

横副の教科や趣味でとった講座とかも多かったからね。

小学校、中学美術・理科、高校美術・理科、司書教諭の大学で取れる免許は全てとりました。

時間的に辛い時もあったけれど、やればできる!

やむをえない理由で、自分で決めたことをやれないこともあるだろうが、多くの場合は、自分への甘えや弱さが主な原因なのだと思う。

ふり返ると、確かに、いろいろ投げ出したくなった時もあった。

時間がないからと言い訳をしていたときもあった。

しかし、本当にやりたいこと、決意したことには、そんなことは言えないはずだ!簡単には逃げられないはずだ。

これから、社会へ出てもそれを貫いて行こうと思う。


・この日は、個展の搬入があった。

後輩のあさぬに前日から合宿に入ってもらい、展示の準備を手伝ってもらった。

搬入は、自転車で行った(笑)

91×91の絵画を三枚手で持ちながらの走行!!

しばらく行くと握力は失われ、まさに乳酸地獄でした。


午後5時に、中学校に到着し、展示作業に入る。

仕事は遅い方じゃないと自負しているが、いろいろな調整などで、9時までかかってしまった。

その間、教頭先生は、いろいろな工具、三脚を持ってきてくれたり、お茶まで入れて下さっていて、展示をサポートしてくれた。

テンペラ画、8点

コピアートプリントによるフォトグラム、18点

自作写真集、4点

を展示しました。



 本人自身の初めての個展は、たくさんの生徒の目に触れる展示になりました。

先生をはじめ、たくさんの方の力で、展覧会が実現しました、深く御礼申し上げます。

2006/02/16(木) 追いコン
・大学のクラスの追いコンがあった。

三年間、送る側だったのに、送られる側になってしまった。

こういった行事があると、「卒業」の実感がなかなか湧かない私にも、徐々に「ああ、卒業なんだな」って思う。

四年間という時間がとても充実していた。

もう戻らないその時間を持って、私は次のステージへ向かう。

さあ、はじめようか!

2006/02/15(水) 大掃除
・今日は大学に大掃除に行った。

四年間使った道具や教室たちを掃除した。

この道具使ってたときはあの授業で、クラスメイトとあんな話してたっけ…

って少し感傷的になった。

末永く道具とクラスメイトと付き合っていけたらと思う。

2006/02/14(火) 浮遊感
・最近、夜更かししながら、絵を描いていたり、オリンピックをみています。

アルペンなんか見ていると、人が生で120Kmというスピードを受け、コントロールできるんだと、驚く。

スピードスケートにしてもそう、コーナーを膨らまないようにスピードをコントロールしながらタイムを競う。

しかし、トップスピードを出す場所では、これ以上のないスピードを出す。


 昔、陸上をやっていた時、自分で走っている足から自分のスピードとは思えない浮遊感に似た感覚を得たことがある。

今回、そのときの浮遊感を絵に出来ないかと思い、夜な夜なキャンパスに向かっている。

そんな時、ふとTVを見ると、そのヒントがある。

偶然なのだろうが、何か力を感じずには、いられない。


もう一息、最後の追い込みをします!!



P.S.バレンタインデー、チョコ貰えました☆

2006/02/13(月) タマゴ
・タマゴは画材だ!!

テンペラ画を描いていて、大きな変化があった。

それは、タマゴが食品として認識されなくなってきたことだ(笑)


 テンペラ画は、顔料に展色材(顔料を定着させる接着剤のようなもの)として食品のタマゴ(厳密に言えば黄味)を用いた絵の具を使い、描く。

この展色材の違いによって、例えば水性絵の具なら、アラビアゴムが用いられ、アクリル絵の具ならアクリル樹脂が用いられる。



 生タマゴを割り、黄味だけを取り出し、

器に入れる。

フライパンではなく器に入れる。

くどいが、

フライパンではなく器に入れる。



とても、食べ物を粗末にしているという気がはじめ起こったが、今ではその気持ちも薄れつつあり、タマゴが画材として思えるほど、タマゴを消費した。

今度、タマゴ料理をするとき、

器ではなく、フライパンにタマゴを落とすことに違和感がありそうだ。

さっそく、明日、目玉焼きをつくってみようと思う(笑)

2月絵日記の続き


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