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2006/10/27(金)
合唱祭
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木曜日、勤務先の中学校の合唱祭がありました。
日々、帰りの会後練習していた成果を発揮する時。
―何かに一生懸命になれる時間って実はそんなに多くないのではないか
自分もあの時、沢山練習して、本番で精一杯歌った記憶を生徒に重ねながら、一生懸命な顔をして歌う生徒の姿に鳥肌が立ちっぱなしでした。
特に三年生の合唱には心打たれました。
「心の瞳」
「ひとつの朝」
「時の旅人」
「大地讃頌」
「思い出がいっぱい」
歌を楽しみ、それを皆で共有しているのが伝わってきました。
本当にいい合唱祭でした。
最近、よく、「視点の違い」を感じます。
当たり前のことだけれど、自分が生徒だったころと今との視点が異なっていると。
授業では生徒を前にする視点…
テストのときの試験監督…
準備室での授業の用意(生徒のとき準備室は立ち入り禁止の場所であった)
同じ学校という空間にも関わらず、その「視点の違い」をふと感じた時、時々戸惑ってしまいます。
♪たとえ過去(キノウ)を
懐かしみ振り向いても
それは歩いてた
足跡があるだけさ♪
「心の瞳」より
あの時を懐かしんでも決して戻ることはできない
あの時とは「異なる視点」を持つことが出来たのは
あの時があったからに他ならない
―しっかりと足跡をつけていこう
―振り返った時、誇れるような足跡をつけていこう
「何かに一生懸命になることの気持ちよさ、楽しさ」
生徒からまたひとつ学んだ合唱祭でした。
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