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2006/01/06(金)
作業開始!!
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・ほんとにいよいよ冬の到来だと感じざるを得ない、すごく寒い一日。
ってことで続きをどうぞ―
十一時に起床して、昨日、後輩のトシ君に、事情を説明して、プリンタを貸してくれないかと交渉。
トシ君の持っているプリンタは、自分の持っているプリンタの後継機種なので、自分が持っているプリンタの色と、そんなに差異が無いと思い、トシ君の承諾を得て、トシ君の家でプリント作業が進んだのだ。
詰め替えのインクをA葉原で購入。
プリンタのインク色が8色(ブラック、シアン、マゼンダ、イエロー、フォトシアン、フォトマゼンダ、グリーン、レッド)なのでコストがかかるかかる!!
自分の機種も八色で、持っている詰め替えインクが使えればいいのだけれど、インクの成分比が異なり、使えない。
合計金額約16000!今まで貯まっていたポイントを使っても一万円をやっと切る位の額だった。
今まで、制作に使ったお金は極力考えないようにしているが、さすがにそろそろ限界だと思う。
―インクジェット紙にプリンターを使い、インクを消費して作品になる。
当たり前だが、白いインクジェット紙は、ただのインクジェット紙だ。けれど、そのインクジェット紙に自分が関わる事で作品が生まれる。
そのことがふと、とても不思議な事のように感じられた。
いままで何も写っていなかった紙に、作品が写る。
価値が付加する。
白い紙を展示しても見向きもされないけれど、印刷して展示した作品は、人の足を止め、コミュニケーションが生まれる。
物質的なところでは「ただの紙」には違いないのだが、両者には大きな違いがある。
「そうか!」
と思った。
ずっとどこかで引っ掛かっていた、デュシャンの作品の意図が、少しだけれど実感できたような気がした。
ただの便器を美術館において「泉」としたデュシャンの作品が自分の中にスッと入り込んできたような気がした。
作品をつくっていくなかで学ぶ事って何でこんなに、実感がともない、納得ができるのだろう。
これからまた何が分かるか楽しみになってきた。
今日も、プリントを頑張ってきます!
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