asa. Diary
asa.の「今日」です。
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2006/01/27(金) 作品講評会
・作品講評会がありました。

ほとんどすべての先生方が集い、作品講評会は、いわば四年間の最後の授業でした。

厳しいことを言われた人もたくさんいました。

私も、作品にテーマを盛り込みすぎている感があると指摘され、もうすこし、スマートに捨てられた部分もあったのだと思いました。

―ここからまだ何かできる可能性がある。

作品をつくり終えて、得られた「前進的感覚」。

ようやく立てた気がします。


作品タイトル
「私 16:41:29〜6:24:44」

約十四時間にわたる、自分自身の時間的、空間的、存在証明。

その時、一瞬一瞬を自分はどう自分を確認しているか

2006/01/25(水) うれしかったこと。
・今日は、嬉しかった事が三つもありました。


 一つ目は、卒展の作品が見る人に何かを訴え、その人の中に入り込み考えさせる事が出来る力を持っていたことを知った事。

作品を観る人は、それぞれ、自分の感性や経験を働かせながら作品を観るのだと思う。だから、人それぞれによって、感じ方は様々であるし、どれが正解と言う事も無い。

けれど、作者が作品に込めた想いというものがある。

その想いを、自分だけの想いではなく、観る人の問題として、考え、感じさせる事ができた作品であった、ということがとても嬉しい。

作品を通して、人に、様々な想いを呼び起こす事ができたということは自分にとって、とても大きな前進です。



 二つ目は、アンティークショップ「おるがんモール」で販売している作品が売れていたこと。

買ってくださった皆さん。本当に有難う御座いました。


 三つ目は、「おるがんモール」のオーナーの方が、私が昔、フリマで作品を売っていた時の作品を、持っていてくれたこと。

世界は狭いもので、自分の作品を持っている人が、近くにいるということがとても嬉しい。



これからも、人に何かを感じさせる作品をつくって生きたいと思いました。






「おるがんモール」のHPはこちら☆
http://www.organ-mall.com/index.html

私は、B-10ブースで作品を販売しています。

2006/01/24(火) 展示一日目終了。
・今日は、開館時間から、お昼まで展示会場にいました。

意外と沢山の人が足を運んでくれて、見に来てくれたおじいさんと作品についての話なども出来ました。

明日は、地学と司書教諭の試験があるので、テストを終えたら、展示会場にむかいたいと思います。

二日目はどんな人が見に来てくれるのか楽しみです。


・写真はエントランスの様子。

2006/01/23(月) 搬入、展示完了!!
・明日から、いよいよ卒展が始まります!

ここに来るまでに、言葉に表しきれない、いろいろなことがあった。

1時から美術館に入って作業終了が6時。

それまで、展示に集中し、終わった時にはとてつもない疲労感と高揚感。

是非見に来てほしい!

四年間の集大成です。


・写真は搬入の様子。

2006/01/21(土) 連休の中日
・早く寝たのに、おきたのは12時に近い。

最近、感じられない疲れが、睡眠時間に現れるのを感じて、こんなに疲れてたんだってその時感じることが多い。

やることがあるときは、本当、24時間でも起きていられるけれど、その代償はやっぱりちゃんと払わないといけないようだ。


今日は、雪が降っていて、センターに行く受験生達は大変だったと思う。心配しなくてもよい交通機関を心配したり、なにより足元に注意しないといけないから。


卒展を週明け24日に控え、いくつかやらないといけないことがあって、今日はその時間にあてた。


最後まで悩んでいた、時間のプロットをキャプションという形で提示しようと思う。

写真自体に時間をプロットすることに大きな抵抗を持っていたため、けれど、自分の作品のテーマである時間を見る人にどう伝えるのか。

悩みに悩んだあげく、なんかまだいい表現方法があるのではないかと思いながらも、ある一定の答えを期日までに提示しなくてはいけないことが辛い。


それにしても、時間の変化を人はどのように感じているのだろうか。


一分前と一秒後、一週間、一年、明日、昨日、今…。


変化していないと思っていても、何かが確実に変化している。

不可逆な時間というものはいったいなんだろう。

その中にいる自分はいったいなんだろう。

2006/01/20(金) いざ出陣!
・卒制の準備、終わりました。

準備期間、とても長く、苦しい日々もあったけれど、後は展示会場に行って展示するだけです。

体重計に写真を乗せたら、写真自体の重さで、16.5Kgありました。

A4プリント505枚の作品、一点と

プロジェクターを使ったインスタレーション。一点

の合計二点になります。

命かけました!是非見に来てくださいね!!



詳細は以下の通り☆


文教大学教育学部学校教育課程美術専修 卒業制作展2006 1/24.tue〜29.sun

埼玉県立近代美術館 一般展示室 10:00〜17:30 京浜東北線北浦和駅西口より徒歩3分 入場無料

お問い合わせ 〒343-0026 埼玉県越谷市南荻島3337  文教大学美術研究室 tel.048-974-8811



同期九人という少ない人数ですが、張り切って卒展に向けて作品をつくります。

是非、見に来て下さい。

興味,質問がある方は、メールでご一報下さい。


MAIL:メールはこちら

dejivu04@yahoo.co.jpまで(お気軽にどうぞ)

2006/01/18(水) 印刷終了!
後やることメモ

1:プロジェクター出力調整

2:プロジェクター借用許可願提出

3:写真裏打ち、展示フック制作

4:スライド作り


卒制まで一週間切りました!!

死ぬ気で行きます!!

2006/01/13(金) アートを語る
・卒制進んでいます!

トシくん家での作業の合間、トシくん、H氏と三人でアートについて語り合い。夜が明けてしまいました。

文章にまとめる事が非常に困難な夜のため、メモ程度の箇条書きを紹介しようと思います。


「デザインで人が殺せる。階段など人間が一定のリズムを得てきた頃、一段傾斜をつけた対談を用意する、するとそこで人は転んでしまう。その場所が高かったら、転落して死ぬだろう。」

「けれど、デザインで人を殺せるなら、人を救う事も出来るはずだ。」

「美術館や画廊といった「特別」な場所で発表する作品は、本当にアートであるのか?」

「そもそも、美術館の扉を開いた時点で、その人の中に、美術品を見に来たといったような洗脳まがいの感覚を持たせるのではないか」

「そうして見たアートは、その作品自体がアートであるのかいささか怪しいものになってくる。日常の中で見るものの中にアートはあるべきだ。アートは特別なものではないはずだ。」

「完璧を見せた時、人は敬遠する。そこで、80パーセントの作品を提示する。見る人に違和感を残し、自分の中でその作品を考えてもらう余地を残す。しかし、作家に大切なのは未完成の作品ではなく、100%から20%戻ってきた80%の作品である。つまり、120%の思考、作品が必要になる。」

「そのほかの方法に、敬遠する前に、その人の中に入り込むアートもあるだろう。人が耳をふさぐ前に、入り込んでしまうような…。」

「映画や、アニメはエンターテイメントの中に、伝えたいメッセージがバランスよく入り込んでいる。その作品を見た人は、何かを感じ、考えが広がる事が多い。コンセプトだけの頭でっかちのアートは、果たしてアートか?アートとは万人に発するメッセージであるべきで、特定の人に発するものではない。そういう意味で、作品を見に来る人が来るだけの美術館や画廊でのアートはいかがなものか?」


「確かに、映画やアニメも見たい人が見るものだ。けれどそこに、アートにあるような敷居は無い。アート自体がアートであるために問題なのは、この敷居ではないか。」

「アートとして追求している物事は、日常、当たり前に起こっているものが多い。日常起こっている当たり前の出来事が、奇跡的なものだと気付くためには、アートとしての追求無しには気付かなかった。アートを通して、日常の当たり前こそが奇跡的で美しいのだと感じる事が出来た。」

「全てを否定しつくした中で残るものはなんであろうか。」

「超未来に、アートはあるか?」

「アートに可能性は無い。あるとすればアートに可能性があると思い込んでいる人の行動力だろう」

「その力はきっと、世界を平和に出来る。」

「その力がアートの存在意義であるのではないか。」

まだまだ語り合った内容はありますが、この辺で止めておきます。何か大きなことができそうな考えも生まれました。それは秘密です。

「このような考えは、自分しか持っていなくて、人には通じない、可笑しな考えである」と思い込んでいた時期が嘘のように、自分の考えを人に話せるようになりました。

話していて、もちろん伝わらない人はいるのですが、このような考えが「分かっている」人に出会え、時間を共有した経験を多く積んだことで、自分の考えが間違ってはいないと思えるようになりました。

もっと、この広い世界には、そうした考えを持っている人がいるのだと思います。もちろん異なる考えの人でも、おそらく最終的に向かっているもの、見えているものは同じなのだと思います。

もっと沢山の経験を積み、考え、自分の作品を磨いていきたいと思う、熱い夜でした。

2006/01/09(月) 残り30枚!!
・長かった500枚のプリントも、残り30枚ほどになりました。

朝、作業をしていて、ブラックのインクが切れたので、いったん家に帰って、睡眠をとりました。

朝寝て、起きたらもう夜。

夢の中で、プリンターの音が聞こえてきたし(笑)

プリントが終わっても、まだ卒制の作品が完成したわけでない。さらに、展示するための吊り具などを造る作業が残っています!

けれど、プリントが終われば、多少肩の荷が軽くなります。


明日から学校が再開!

勉学の方も頑張ります。

2006/01/08(日) 合宿二日目
・昨日の20時くらいから、トシ君家でプリント作業をしています。

昨日は、150枚ほど印刷したら、用意していた詰め替えインクのイエローが切れてしまい、作業ストップ。

それが、今日の朝5時くらいかな。

それから寝て、起きたら午後2時。

再び、萌えの街に行ってインクを購入。

帰ってきて(とはいってもトシ君家だが)今、再び作業再開しているところです。


 作品をつくっていて、今回思うことは、どんな作品になるのかが、不透明だと言うことです。

今まで作品をつくってきて、この感情は初めて抱くことで、自分でもなんと表現していいのかわからないけれど、「後に引き返せない」といった覚悟的なものを作品から感じています。

それを感じるたびに、今までは、頭の中で想像していたものを具現化するといったことで作品をつくっていたのだと感じました。

けれど、今回はそれが全く開く、作品ができた時のビジョンがいい意味でとても未知的です。


「自分が想像できうる範囲以上のものができなければ、作品をつくる意味がない」と

何年か前に一緒に北御牧写真プロジェクトに参加した友人が言っていた意味が分かった気がします。


そういった意味で、今回の作品をつくり終え、作品を見るのが一番楽しみなのは、ほかの誰でもない、自分自身です。


もう一息!頑張っていきます!!

1月絵日記の続き


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