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2005/07/21(木)
ある本を読んで(+1-1=0)
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・ある本を読んで、非常に興味深い事柄が載っていたので紹介したい。
今現在、私たちの身の回りは「モノ(物質)」がありふれている。
今、「モノ」があるのは、当然のことである。
鉛筆、コップ、靴、人間、水、鉄、酸素、地球…。
ビックバンのころの宇宙では、「物質」と同じ量の「反物質」があって、プラスマイナスゼロのぶつかり合いの「対消滅」で全てのものが消え去るということが繰り返されていたらしい。
つまり、鉛筆が生まれたとしたらその瞬間「反鉛筆」が生まれ、跡形もなく消滅するということである。コップなら「反コップ」、人間なら「反人間」といったように相反する「反物質」が存在しプラスマイナスゼロになる。
しかし、なぜ現在、「物質」が存在するのだろう?
そのなぞは、現在解き明かされてはいないが、ごくわずかに「物質」のほうが多かった為、そのバランスが崩れ、宇宙、私たちの身の回りが今の姿になったと考えられている。
そのときの宇宙が「物質」を選んだことが非常に興味深い。
ちなみに地球に降り注ぐ宇宙線のなかには、ごくわずかに「反粒子」と呼ばれるものがある。しかし、この反粒子だけでできた「反物質」は発見されていない。
・写真は「空」の写真。「反空」が存在するとしたらこんな風に写真におさめることもできない、その時は「反カメラ」や「反人間」も存在するかもしれない。
なにかとても大きな力を感じずにはいられない内容でした。
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