asa. Diary
asa.の「今日」です。
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2005年7月
前の月 次の月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
最新の絵日記ダイジェスト
2012/10/17 戦の後で
2012/07/31 ないしょ話
2012/03/23 最新情報のご案内
2011/10/08 神奈川県立近代美術館・葉山館にて『モホイ=ナジ/インモーション』展関連企画
2011/09/05 「5750分展V」の取り組みが東武よみうりに掲載

直接移動: 201210 7 3 月  201110 9 8 7 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 月 

2005/07/29(金) 作品をつくること
・今日も暑かった。

教育実習の期間休んでいた「生物学実験」の実験補講を朝から、夕方まで、行いました。

一日ずっと顕微鏡を覗いていたので、目がひどく疲れています。

高い顕微鏡だと目が疲れないらしい。カメラのファインダーと同じだ。

 私は、美術専修なのですが、私の大学は、希望者は他の科目の授業も受けることができ、免許も取ることができる。

ずっと美術と理科が好きだった私は、大学で、美術と理科を学び、両方の免許をとるため勉強しています。今年で四年目になり次第に履修科目も少なくなってきて、少し寂しいです。


 今日、生物学研究室の助手さんに、「理科の学生さんはどんな卒業研究を行うのですか」と尋ねたところ

「うーん。あれは研究とは…言いがたい。」

「本に載っていることを確かめて、同じ結果が出て満足している…あれはけんきゅうじゃないなぁ。」

という答えが返ってきました。

さらに、

「将来、教師になるのであって、研究者になるわけではないからという意識があるようなんだけど、研究をしないで教師になってしまうのはどうかと思うし、なにより研究に向かう熱意のようなものがないと、教師としてこれから直面する厳しい状況にも対応できないと思う。短い期間でできる研究はたかが知れているけれど、挑戦する態度を持って欲しい。その挑戦したことは、何をやるのにも決して無駄にはならない。」

と言っていました。


 私達、美術にも同じことが言えると思いました。

私は「作家になるわけではないので、作品をつくることに対してこなしていけばいい」という考えが、1年の頃ありました。

しかし、それでは何に対して一生懸命取り組み、自信を持って卒業できるかと自分自身に問いたところ、課題をこなしているだけでは、それはできないと実感しました。

あくまで授業中に出されるものは「課題」であって、私達がつくるものは「作品」ではなく、「課題」に対する「回答」なのではないか、「作品」をつくること、自分を表現することは、他人に何か与えられるものではないのではないか、といろいろな人の作品を見ていくうちに思いました。

「作品」とは、先生に「〜を用いて構成しなさい」など与えられるものでなく、自分自身が表現したい事柄を、自分なりの手段、材料、見せ方を考え、自分自身の全てを提示することだと考えています。

どこまでやるのかは、その人次第だけれど、「簡単」にすむようなものでないことは確かです。



ある本からの実験の確かめで終わるのか

「卒業制作」という課題をこなすことで終わるのか


私は、私なりに自分自身の表現を追及して卒業しようと思います。厳しく、辛いことが多くあることは容易に予想できます、しかし、それを乗り越えた時、何か得られるのではないかと思っています。

2005/07/28(木) 恐れ多い×2
・八月四日、所沢の現役の先生方を対象に美術教育の実技研修の講師を行うことになりました。

学生身分が講師とは、恐れ多いです。

内容は、ピンホールカメラの製作、ピンホールスコープの制作、コピアートペーパーを使った作品、暗室体験を行おうと思っています。

大学生活の中で、自分なりに研究してきた、これらの題材を取り扱えることが嬉しいです。当日は、作業体験を通して、光の持つ魅力を共有できたらと思っています。そして、現場の先生方からたくさんのことを学びたいと思っています。

こうした機会を無駄にしないよう、念入りに準備をし、当日に臨みたいです。

にしても緊張するなぁ。


P.S.
私の作品

「わたしはあなたであるかもしれないし、あなたはわたしであるかもしれない」

が、開隆堂出版、中学校美術副読本の「美術の表現と鑑賞」という分野に載ることになりました。

「教科書に作品が載る」

恐れ多いです。

2005/07/27(水) テスト終了!
・今日で、最後の大学生活上半期が終了した。

今日の試験は難しかった。卒業に直接は関係ないが、司書教諭の免許がかかっているので何とか、クリアしたいところ。

結果を待ちます。

 
 夜は、学年の皆で飲んだ。もっといろいろな話がしたかったけれど、体調が優れなかったので、早退しました。また企画して飲みましょう!!


 帰ってきて、少し、時間があったので、ホームページをちょこちょこいじりました。

毎日入念にチェックしている人なら分かるはずです(笑)。

カメラ増殖してるなぁ。難ありや修理品も混じっているけれど、皆、大切なカメラです。カメラごとの作例なんてできたらかっこいいかも!

2005/07/26(火) テスト勉強
・台風が、朝、猛威を振るえば…って思う(笑)

明日のテスト頑張ります。

もう少し、勉強します。

2005/07/24(日) 夜撮影会
・なじみと、今の現状について語りながら、夜のインターチェンジまで自転車で行き、流れる車のライトの軌跡を撮影した。

インターチェンジは特有の魅力がある。

幼いころから、高速道路のあの規則的に並ぶ電灯を見るのが好きだった。

次々に流れていくのだけれど、終わることのない電灯が不思議だった。



 社会人としての一歩を踏み出したなじみも、様々な悩みを抱えている。

選んだ道は常に正しいとは限らないが、選ばなかった道を後悔しながら、選んだ道を歩いていくのは実に苦しい。

今、一番悩む時期だと思う。

夢はある。

けれど夢への向かい方、夢の先が特に重要ではないかと思う。

2005/07/23(土) 写真デー
・地震、本当にすごかったですね!その時、外にいたのですが震度5だと鳥も飛べないのか、電線から落ちていました(笑)本当に怖かった!

・昨日修理したスメ8を持って、近所の土手に行きました。
今日の空は雲がいい感じで、シャッターがきれるきれる!
気持ちの良い午後でした。Mさんの二眼レフかっこいい!!

・トーキョーワンダーウォールは残念ながら選外でした。
まだまだ、作品としての質が甘いなぁ。
どんな作品が選ばれたのか見に行こうと思っています。

・憧れだったツァイスのレンズを購入!
プラナー(50mm F=1.7)というもので、ツァイスのレンズでは一番安いものですが、一説によるとF=1.4とはまた別の写りで、F=1.2のプラナーに近い写りだとか。楽しみです。

・近所のカメラ屋さんに、リバーサルに力を入れている店があるのですが、会員になると現像、リバーサルフィルムがグンと安い!!これからは、リバーサルで攻めます!


・写真は、ヤシカルーキーでの一枚。ルーキーはヤシカの初期のカメラですが、絞り羽が10枚構成、絞りが綺麗な円で、いいカメラです。

2005/07/22(金) スメ8修理!!
・先日、渋谷のロモショップで買った、ジャンク500円の「スメナ8M」シャッターがとてつもなく硬いが、シャッター、絞りは正常に動いていたので購入。

いざ、撮ろうと思ったら、フィルムを巻きつけるスプールがない!!

金属の筒を加工して自作したがなかなかうまくいかない。

そこで、フィルムパトローネの外側をむいて、フィルムが巻いてある心棒の部分を取り出した。

これがぴったり、スプールの場所に収まった。

しかし、フィルムを巻きつける出っ張りがない!!!

そこで、釘を心棒に刺し、ちょうどよい場所で折った。

この釘の出っ張りにフィルムを巻きつけたら…!!

巻き上げ、巻き戻しは完璧!!!

さあ、撮影!!と思ったら、シャッターが切れなくなった!!

「これはもう、オブジェ行きか!?」

という考えが浮かんだが、前回のヤシカリンクス14の分解よりは確実に内部構造が簡易である予想されたので、リベンジもかねて分解修理を決行!!

慎重にねじをはずしてゆく…。

部品を取ったら、その都度デジカメで撮影し、部品がどの場所にどう収まっていたのか分かるようにした。

開けてみると…

本当に構造仕組みが簡単だった。

ボディとレンズシャッターは、たったねじを、二本外すと分離した(不安になるくらい簡単な構造)し、シャッター羽も三枚でその組み合わせ方も複雑でなかった。

シャッターが硬い原因だった、かみ合わせの悪い箇所のかみ合わせを良くし、分解の手順の逆をしていく。

さっき撮ったデジカメの画像を見ながら部品を元通りにした。

そして、シャッターを切ってみる…

「カシャ!!」

安っぽい音だが小気味良い音が鳴った。

500円で買ったとは思えない、完全な「スメナ8M」に復活した。

ネットではある10数万円のカメラに匹敵する写りだとか…

わくわくですね。

明日、さっそく試し撮りに行こう!!

2005/07/21(木) ある本を読んで(+1-1=0)
・ある本を読んで、非常に興味深い事柄が載っていたので紹介したい。

 今現在、私たちの身の回りは「モノ(物質)」がありふれている。

今、「モノ」があるのは、当然のことである。

鉛筆、コップ、靴、人間、水、鉄、酸素、地球…。

ビックバンのころの宇宙では、「物質」と同じ量の「反物質」があって、プラスマイナスゼロのぶつかり合いの「対消滅」で全てのものが消え去るということが繰り返されていたらしい。

つまり、鉛筆が生まれたとしたらその瞬間「反鉛筆」が生まれ、跡形もなく消滅するということである。コップなら「反コップ」、人間なら「反人間」といったように相反する「反物質」が存在しプラスマイナスゼロになる。

しかし、なぜ現在、「物質」が存在するのだろう?

そのなぞは、現在解き明かされてはいないが、ごくわずかに「物質」のほうが多かった為、そのバランスが崩れ、宇宙、私たちの身の回りが今の姿になったと考えられている。

そのときの宇宙が「物質」を選んだことが非常に興味深い。

ちなみに地球に降り注ぐ宇宙線のなかには、ごくわずかに「反粒子」と呼ばれるものがある。しかし、この反粒子だけでできた「反物質」は発見されていない。

・写真は「空」の写真。「反空」が存在するとしたらこんな風に写真におさめることもできない、その時は「反カメラ」や「反人間」も存在するかもしれない。

なにかとても大きな力を感じずにはいられない内容でした。

2005/07/20(水) ブックトーク
・司書の講座でブックトークをした。

ブックトークとは、テーマを設定し、児童に本を紹介し、読書に興味・関心を持ってもらおうといったものだ。

私は、「地球の中」をテーマにし、土の中にいるミミズの本や、海の生物の本、地球を断面で見た本などを紹介した。

その中でも特に私の好きな絵本は、「地球―その中を探ろう」という本である。

地球を断面で紹介した絵本で、普段は、自分の足元の中なんて気にもしないけれど、ページをめくるにつれ、植物は根を広げ、虫、動物は巣をつくり、井戸や、地下鉄、デパートの地下フロアなどの絵がページいっぱいに広がる。

これをみると、人間が一番地下をうまく利用しているのかもしれないと思えてくる。

さらに、地層や、地球の断面などの絵が現れる。

いつもは気にもとめなかった足元の下の世界を覗くことができる本であり、私たちでも充分に楽しめる絵本である。

ブックトークは、一つのテーマを設定し、そこから広がっていくことが望ましい。

児童の興味は様々であり、一定のものだけでは、ある児童には合っているが、合っていない児童もいる可能性がある。

物語、図鑑、絵本、写真集など幅広いジャンルの本を紹介することができるよう、これからもたくさんの本と関わっていきたいと思った。

2005/07/16(土) DEJIVU 大判カメラ体験
・写真サークルDEJIVUで、写真家の「橘 正人」さんを講師に、大判カメラの体験をしました。

大判カメラに触れたのは初めてで、いつもは本などでしかみたことのなかったカメラで写真が撮れたことは、とても感動的でした。

スタジオの照明と被写体の関係や、シャッターを押す心まで、橘さんの丁寧で熱意の感じられる指導の下、とても、楽しく学ぶことができました。

現像してあがってくるのが楽しみです。


「写真を通して人と関わっていくということ」


この上ない喜びであるということを再認識し、今後も主体的に活動していきたいと思いました。

7月絵日記の続き


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.