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2005/06/09(木)
研究授業について
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・研究授業の指導案制作がいよいよ始まった。
私は、図画工作を担当することになった。
題材は、コピアートを用いての「影で描こう!私の好きな生き物達」だ。
コピアートとは、いわばタイムラグが長い印画紙で、室内ではおよそ5分ほどで感光する。
そのコピアートの上に、自分の表したい生き物を決めて、その生き物に近づけていくために、身の回りにある文房具や、登校時、道に生えている葉などを見つけてくる。
それらの材料を組み合わせて、自分の表したい生き物を表現するというのが、主な授業内容だ。
今日の画像にあるように、感光したコピアート紙にアイロンで熱を加えると青く幻想的な影の絵画が出来上がる。この形の浮き出てくる瞬間が一番面白いところだろう。
今日、三時間目に練習授業を行うので、万全の準備をした。それらの活動を指導案にして、朝、担当の先生に見せた。
三時間目直前の休み時間、担当の先生が寄ってきて、「三時間目の授業の指導案ちょっと見直して欲しい」といわれ、三時間目は授業ができなかった。
理由は、造形遊びは、初めからこれを作りたいというものを決めずに、活動の中で試行錯誤して形をつくっていくものだという。
私が計画していた授業は、材料が無くては話にならない。初めにどういったものを作るのかを決め、それに向けて材料を集めておくことから授業が始まっていると考えていた。
しかし、目的を定めてしまった活動は、造形遊びでないという。 ましてや低学年、難しすぎると指導を受けた。
もし、指導された方法で行く場合、児童に、何にも作りたいものを決めさせず、材料を集めさせることも、非常に難しいことだとわたしは、感じた。
・目標を決めて、それにあった形の物を集め、構成し、自分の表したいものに近づけていく方法。
・造形あそびを通して、持ってきたものの形の面白さに気づく方法。
今から、もう少し練り直します。
写真は、「空地のハンター」
材料は、マカロニ、栓抜き、バナナの皮、爪きり、ヘアピン、スプーン
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