asa. Diary
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2005/05/14(土) 誰でも撮れるという意識
・「別におまえじゃなくても撮れるだろ」

「図画工作の延長で、これはアートじゃない」

「これのどこにおまえという人間が反映されている?」

先日、ゼミの初めての発表で、ゼミの先生に言われた言葉だ。


―写真は、誰でも撮れる。


そのなかでいかに、自分が表したいものを整理し、表現するか。

ただ撮るだけは、誰でもできる。

自分が表したいものは何か。

ここからスタートすること。

写真という方法で無いほうがうまく表せるのかもしれない。

その中で、

苦しみ、自分が表したいものを整理し、構成した、今回サークルで発表している作品

「―わたしはあなたであるかもしれないしあなたはわたしであるかもしれない」

では、いままで、表現したかった「私の存在」を表現した。


発表することでまた、

足りないものが見えてきた。

これに満足することなく、追求していこう。

2005/05/13(金) 展示を終えて
 ・DEJIVU 6th Exhibition 「十人十景」大好評☆
 
 今回の展示は、一つ、サークルの方向性を定めた展示だと思う。

 日常にある、見逃していた美しさ、自分の考え、他人へのメッセージ…

それらを、写真にすることで、整理、思考し、表現すること。

そして、他人の作品を鑑賞することや、作品を見てくれた人と交流で、考えを整理し、また、新しいものへの原動力になる。


 今回、私たちは、同年代のメンバーだけでなく、写真を専門にやっている学生課の方や、先生方と一緒に表現できる機会に恵まれた。

こうした世代を超えて、価値を見出し、活動を続けていける写真は本当に素晴らしいものだと改めて実感した。


―表現することは、人と人とが関わるということ。


これからも、この関わりを大切にし、さらに多くの人と関わっていけるよう表現し続けて行きたい。

2005/05/10(火) 皆での表現
・今日は、写真を展示させてもらって、お世話になっているジュエリーショップ「Pierres」さんに行き、展示替えを行った。

今日で、展示も、ちょうど折り返し地点。またたくさんの人に見に来てもらえると思うと嬉しい。


その後、夕食を食べに行き、二次会は立ち飲み「山ちゃん」へ。

いつも横目で、焼き鳥のイイにおいを嗅ぎながら見ていた飲み屋。

気持ちのよい接客、料理で話が進んだ。


 メンバーそれぞれと、話をすることは本当に楽しい。皆それぞれ、作品に考えを持って制作している。本当に人間性が作品に反映されている。

皆と話すと、考えも及ばなかったことが発見できたり、自分の知らない領域の情報も得る事ができる。

皆で、表現することは、そういったひとりひとりの日常の見方、考え方の集合に意味があるのだと思う。

これからも、こうして皆で表現できる場を持って、表現し続けたい。


・写真は「Pierres」さんでの展示の様子。

2005/05/09(月) DEJIVU 6th Exhibition !!
・展示準備をしました。


 第六回目となる展示テーマは「十人十景」

撮影する人が異なれば、同じ景色(日常)も異なる―

メンバー、一人一人が表現する景色を、見る人も含めて享受できたら、と思います。

 今回は、昨年の12月に、初の学外(ギャラリー萌木)で行った、「DEJI-VU」展も同時開催しました。見逃した方必見ですよ。



 日時:5/9〜5/20 9:00〜19:00

 場所:文教大学越谷キャンパス 
    13号館「DEJIVU 6th Exhibition 十人十景」
    8号館 「DEJIVU 4th Exhibition DEJI-VU」


P.S 「DEJIVU 5th Exhibition そよぐひかり」も5/10に作品入れ替えます。詳しくは、コンテンツ[information]より

2005/05/07(土) 展示準備
・昨日は、DEJIVUの第六回展示のための準備をした。

二年目になって、写真に対しての意識がメンバー一人一人向上しているのが分かる。

集りからパネルの黒ケント紙を貼る作業もスムーズで気持ちがよかった。

春休み中、メンバーの一人のH氏とサークルについて話した。

「これから、メンバーが増えていって、収集つかなくなる危険はないだろうか?」

と私がH氏に投げかけたところ、

「大丈夫だろ。意識の高い、やりたい奴だけが集るのなら、何もいうことなく、物事がうまく進むよ。それには、5月の展示をしっかりやって、やりたいって奴が出てくるようにしなくちゃね。」

と言ってくれた。


昨日はまさにそんな、何にも心配することの無い仕事の的確さだった。一人一人が仕事を見つけ、それをこなす。

「準備から展示は始まっている」

言わずもがな、皆、心得ていたようだ。


 その後、出来上がったパネルに写真を並べてみて、構成を考える。自分の中で、なぜ写真で表現するのかがなんとなく見えてきた。

 考え、撮り、考え、構成し、見せ、考える―。


 週明けいよいよ展示が、はじまる…いい展示になりそうです。

 

2005/05/06(金) 続・見えないもの
「2005/04/22(金) 見えないもの」に引き続き

・今日の実験では、ツバキの葉の横断面を見た。

サンプルを作るのが困難で、このサンプルをつくるまでに何枚のツバキの葉を犠牲にしたことか…。

この後、悶々とスケッチ。

見えない世界を再現することは非常に困難だ(笑)

2005/05/05(木) ポートフォリオ完成!
・今までの活動をまとめた、ポートフォリオが完成した。

デジカメとパソコンが壊れて全てのデータを失ったのが、2003年の10月なので、その前の作品は、掲載できない、そのことだけが心残り。

作品は手元にあるので、それをスキャンしたり、撮影したりしてなんとか繋ぐことができた。

 
 昔の自分の作品を見ると、やはり今とは、異なる。

うまく言い当てられないけれど、「荒い」。

その点では、あの時より少しは考えられるようになったのかなって思う。

もう少し先、今の自分の作品をどうみるのだろうか?

こんなことを考えた時、

「続けていこう!」と強く思う。


・ここへのアップには、もう少し時間かかります。


・写真は、Hさんによるもの。ありがとう!!

2005/05/02(月) ポ−トフォリオ制作
・自分が今までやってきたことをファイルにまとめる作業を開始しました。

できたらここにも載せたいと思います。

2005/05/01(日) 「日常」と写真表現
・私がいままで考えてきた「日常」と表現についての考えを、少し書きたいと思います。

「日常」と表現には密接な関係があることは言うまでも無い。

なにかをつくるときや表現しようとする時、そのアイデアや材料、手順などは、普段、私たちが生きている「日常」から得た経験や記憶、推測に基づいている。

写真の表現は特に、「日常」との関係が強いように思う。

特別な被写体を必要としないのに、自分の思いが表現できたり、
世界観を表現することができる。

しかし、

それには、鋭い「日常」をみる眼のようなものが必要だろう。

目の前にあるものを「疑う眼」とでもいうような…



現在、ホットな写真家に、ヴォルフガング・ティルマンスがいる。

彼の写真は、彼のみた「日常」を写すことで、彼の世界観を表現している。

「世の中は、すべてのものが同じ倍率でみえるのではない」という言葉に、彼の「日常」をみる眼が、象徴されているように思う。

一見、わけが分からない、ティルマンスの写真も、「日常」と眼の関係を考えると、折りたたまれたしわしわのシャツが、空の写真よりもはるかに大きなプリントで表現されているのも頷ける。



作品は「日常」からしか生まれないと思う。

どう自分は「日常」と関わり、その中で自分の世界観を築くことができるのか。それをどういった形で、表現するのか。

写真を撮ることは「日常」をみることに他ならない。

自分なりの「日常」をみる眼を持つこと、それが自分にしかない表現を生み出すことになると思う。


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