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2005/05/31(火) 七日目 算数の授業
・「自ら、考える時間を持つこと」

それが算数の時間の最大の特徴なのだという。


 既習した学習内容を使って、単位をかえて、数をかえて、など

考えられることを使って、新しい問題に取り組む。

それは、算数という教科は、全て、繋がりがあることを意味している。

例えば、割り算。

割り算ができない児童は、割り算ができないのではなく、割る数がいくつか分からなかったり(掛け算)、割る数がわかっても、その後の繰り下がりの引き算で間違っていることもあるという。

どこで間違っているのか。児童それぞれ、間違うところが異なる。

教師は、自分がどこでまちがえたのか、その間違いに、気づかせることが必要で、児童一人一人に、幅広い対応を求められる。


 私は、小学二年生で繰り上がりの足し算を担当した。

既習事項の15+4と新しい学習の15+6の違いに気づかせる。

何が、いままでと異なるのか。

児童に考えさせる。

一の位から位をそろえて計算することは15+4の学習で学んでいる。

新しい事項として、一の位の和が10を超えたら繰り上がることを今日の学習として、児童に提示した。

課題を明確に持つことは、教師だけでなく、児童にも提示することが必要だと思う。

学習内容を明確に持つことで、自分がどこでつまづいているかを確認できる。そして、何が分かればいいかも確認できる。

 
 算数は、自分の力でできた!という喜びを感じさせることが必要だ。

 それには、児童に、自ら考えさせる時間を持たせること、教師が、児童をあたかも自分の力で解かせたと思わせる誘導を、児童の実態を理解したうえで、行うことが大切だと感じた。


 難しいことだけれど、こういったことを日々考え、自分なりに持っていなければ、正解を導ければ終わりという授業になってしまうと考える。

 正解を導くことが目的ではなく、どう正解を出す為に、考えたのかが大切である。

 そういった、学習に対する自ら考えることの積み重ねが、長い目でみて、教育の本質とも言える、生涯教育などと関わっていくのだと思った。


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