|
2005/03/21(月)
北陸紀行B 世界遺産、合掌造り
|
|
|
・晴れ、夜から曇りところによって雨。
トンネルを抜けるとそこは雪の景色。
トンネルのこちらとあちらで景色がまったく違う。
ワープゾーンがあったらこんな感じなんだろう。
千と千尋のトンネルのこちらとあちらのような不思議さ。
そこでは、自分の背丈よりも雪が積もっていた。
ここが世界遺産にも登録されている合掌造り。
岐阜県、白川郷。
富山県、菅沼合掌集落。
富山県、相倉合掌集落。
その中でも、越中五箇山の岩瀬家は一番大きい合掌造りの家で、国指定重要文化財になっている。
準五階建ての構造は、吹き抜けになっていて、冬場、庵の煙が屋根までとどき、屋根の耐久性を向上させている。
合掌造りは数年に一度、屋根を新しいもの変えなくてはならない。現在その職人も減少していて、今では200戸あまりにまで減少していると教えてくれた。
合掌造りの家を後にして、再びあのトンネルを抜けと、
眼前には春を待つ田んぼが広がった。
季節、時代をも行き来したかのようなタイムスリップ体験だった。
|
|
|
|