asa. Diary
asa.の「今日」です。
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2005年2月
前の月 次の月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28          
最新の絵日記ダイジェスト
2012/10/17 戦の後で
2012/07/31 ないしょ話
2012/03/23 最新情報のご案内
2011/10/08 神奈川県立近代美術館・葉山館にて『モホイ=ナジ/インモーション』展関連企画
2011/09/05 「5750分展V」の取り組みが東武よみうりに掲載

直接移動: 201210 7 3 月  201110 9 8 7 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 月 

2005/02/26(土) 「ゆとり教育」の「落し物」。
・久しぶりに北風の冷たい冬日。

親と妹と先日行った、唐招提寺展にもう一度行きました。

先日行ったときは、平日だったので空いていたのですが、
今日は、土曜日。すごい人、ひと、ヒト……。

慮舎那仏坐像、鑑真和上像、魁夷の襖絵をもう一度見た。
特に鑑真和上像は、立ち止まってみることができない。

押されて流し見。

一通り見て。時間があったので、東洋館、本館へ。

先日もそうだったのだが、
ネームバリューのある展示会場とは違い、こちらは、ほとんど人がいない。
ほんと面白いくらいに。

東洋館では、
エジプトのミイラや、ガンダーラ、中国の仏像など。

本館では、
浮世絵や、刀剣、書、磁器など。

面白いのが、英訳。

書→Chinese style poem

いやいや確かにそうだけどさ(笑)


・今日のタイトルは「ゆとり教育の落し物」

こう聞いて、眉間にしわをよせて、「またか」と呟く人が多いのではないか。

そんな、世間一般に、

「ゆとり教育」=「失敗」

のような風潮が否めない今日。

博物館や美術館の在り方が変わってきた。

これは何者でもない「ゆとり教育」の「産物」なのだ。

今までは、「型ぐるしい」、「窮屈なところ」

といったイメージがあり、足を運ぶのを懸念していた人が多いのではないだろうか。

しかし、今、博物館や美術館は、「ゆとり教育」で休みになった土曜日を中心に、子ども、親が一緒に楽しめる楽しいイベントを数多く企画するようになり、気軽に足を運べる環境をつくっている。


いつも内容が同じな遊園地なんかより、よっぽど楽しいと私は思う。

学芸員さんが、小学校で授業をしたり、現場の先生が美術館でイベントを行う例も少なくない。
学芸員さん、先生も、こういった場所で、勉強している。

実際に、ここ数年、美術館にいる子どもの数も、昔では考えられない位いるのではないだろうか。


マイナスイメージでとらわれがちな「ゆとり教育」。

以上のような「ゆとり教育」の「落し物」=「産物」も見逃さないでほしい。

「ゆとり教育」とは、

自分で選択する「ゆとり」
自分で考える「ゆとり」

ではないかと思う。

行動するかしないかは、自分なのだ。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.