|
2005/02/11(金)
カメラを持つこと。
|
|
|
・DEJIVU「第三回写真ツアーしおり」から抜粋。
『カメラを持つこと』
カメラを持って歩いて、3年目になった。 初めてデジタルカメラというものを体験した時は感動した。 「すっげー!画像見ながら撮れるよ!」 「すっげー!撮った画像、すぐ見られるよ!」 「すっげー!撮った写真消せるよ!」 …秋葉原の店頭で、一人感動していた(笑)。
それまで写真を撮るといったら、卒業式など何かの行事の時。 いわゆる、特別な日の記念写真。
デジカメを持って撮ったものは、身の周り。 なんでもない、いつもの学校までの道。 土手、階段、線路、ハイヒール、つり革、くも、出津橋…。 なんでもない風景は、写真になることで、 自分の目で見ている以上に、美しく、感動的で、うそくさい。
―写真は真実なんて写さない。
画面からいらない物を除いたり、近くによって拡大したり、 自分の意図がちゃんと反映できる。
写真の構成や、見せ方を工夫して、 自分の考えを表現する事だってできる。
カメラを持って写真を撮ること―
それは、自分から「日常」に働きかけること。 そして、その「日常」の中で生まれた、感動や驚き、自分の考えを、他人に伝えることじゃないかって思う。
・写真は、アリア+AUTO YASHINON 50mm 1.4 +Kenko MC YA3 SO-56で撮った、いつもの土手。
|
|
|
|