asa. Diary
asa.の「今日」です。
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2005/02/27(日) 痕跡展
・今日までの展示であった、東京都近代美術館の「痕跡」展。

既成概念とか意識してなくても、自分の行動のほとんどは、既成概念によるもの。

いい展示だった。

本当にいい展示だった。


PS.少しばかり出かけます。逃亡ではないので安心してください(笑)。

2005/02/26(土) 「ゆとり教育」の「落し物」。
・久しぶりに北風の冷たい冬日。

親と妹と先日行った、唐招提寺展にもう一度行きました。

先日行ったときは、平日だったので空いていたのですが、
今日は、土曜日。すごい人、ひと、ヒト……。

慮舎那仏坐像、鑑真和上像、魁夷の襖絵をもう一度見た。
特に鑑真和上像は、立ち止まってみることができない。

押されて流し見。

一通り見て。時間があったので、東洋館、本館へ。

先日もそうだったのだが、
ネームバリューのある展示会場とは違い、こちらは、ほとんど人がいない。
ほんと面白いくらいに。

東洋館では、
エジプトのミイラや、ガンダーラ、中国の仏像など。

本館では、
浮世絵や、刀剣、書、磁器など。

面白いのが、英訳。

書→Chinese style poem

いやいや確かにそうだけどさ(笑)


・今日のタイトルは「ゆとり教育の落し物」

こう聞いて、眉間にしわをよせて、「またか」と呟く人が多いのではないか。

そんな、世間一般に、

「ゆとり教育」=「失敗」

のような風潮が否めない今日。

博物館や美術館の在り方が変わってきた。

これは何者でもない「ゆとり教育」の「産物」なのだ。

今までは、「型ぐるしい」、「窮屈なところ」

といったイメージがあり、足を運ぶのを懸念していた人が多いのではないだろうか。

しかし、今、博物館や美術館は、「ゆとり教育」で休みになった土曜日を中心に、子ども、親が一緒に楽しめる楽しいイベントを数多く企画するようになり、気軽に足を運べる環境をつくっている。


いつも内容が同じな遊園地なんかより、よっぽど楽しいと私は思う。

学芸員さんが、小学校で授業をしたり、現場の先生が美術館でイベントを行う例も少なくない。
学芸員さん、先生も、こういった場所で、勉強している。

実際に、ここ数年、美術館にいる子どもの数も、昔では考えられない位いるのではないだろうか。


マイナスイメージでとらわれがちな「ゆとり教育」。

以上のような「ゆとり教育」の「落し物」=「産物」も見逃さないでほしい。

「ゆとり教育」とは、

自分で選択する「ゆとり」
自分で考える「ゆとり」

ではないかと思う。

行動するかしないかは、自分なのだ。

2005/02/25(金) Photo Gallery 「26時」アップ☆
・たった今、降っている雪の中撮影に行きました。

こんな深夜カメラ持って撮影なんて完全に不審者だよ(笑)

カメラにダイレクトに雪が積もるし。

でも、積もった雪に、自分が初めて、足跡つけるのは心地よい。

朝起きて、その足跡をたどる人がいたら、誰か分かっちゃうね。

公園とか無駄にぐるぐるしてるし。





・ヤフーホームページフェスタ今日最終日です☆
当ホームページ気に入っていただけましたら、

↓ここから、

http://vote.geocities.yahoo.co.jp/festival/vote.php?hp=asa19821206

投票、宜しくお願いします。

2005/02/24(木) 油絵。
・ずっと描いていなかった中途半端な油絵の続きに取りかかりました。

油壺、開けたときのにおいったら、そりゃあもう、なんとも形容しがたい、においでした。

油絵の具のふたも、開かないものばかり。

ペンチでパワープレーの連続(笑)!!!!

絵描くまでに何分かかったことやら。


…でも。

久しぶりに色をつくっているときとか、
すっと線を描く時など。

やっぱりいいです。

仕上がりは………いつかなぁ。


・キスデジUでますね!10万円切るらしい。
画素数など改善点はたくさんあり、さらに使いやすいらしい。
またカメラ人口増えますね☆

2005/02/23(水) 売り込み開始!
・私たちのワークショップを売り込もうと、今レジメを製作中です。

・先日からまとめていた、展覧会ファイルまとまりました。
チラシ無いやつとか、チラシあるのに行けなかったやつとか。
今、時間があるうちにいろいろな「思考」に触れたい。

・ヤフーホームページフェスティバルの終了も近くなってきました。
このホームページ気に入っていただけたならコチラ
http://vote.geocities.yahoo.co.jp/festival/vote.php?hp=asa19821206
から投票宜しくお願いします。

・思いがけない声からm(..)m
コンテンツに「art gallery 鉛筆」アップ!

・リンクに「デジカメジン」貼りました。

2005/02/22(火) 歌。
「人が残せるのは歌だけだと想った。眼に見えない歌が、一番確実に残っていくんじゃないかって」

と彼女は言う。

眼に見える、絵画、映像はどうか。

2005/02/21(月) 展覧会ファイル
・今まで行った展覧会を一冊のファイルにする作業をしています。意外に結構、あるから大変!!!また詳細ここで記述します。

2005/02/20(日) リベンジ新宿
・森山新宿荒木展へ行ってきました☆
「新宿」というテーマで二人の写真家が、八月に撮りおろしを行い、当たり前のことだけれど、同じ日、同じ場所、新宿を撮っているのに、写っているものが異なり、楽しい展示会でした。

特に注意してみたのは写真の展示方法。
コンピューター出力と、プリントでは全く違う。
意図的にこれらを使い分けることで、作品の仕上がりが違ってくる。
額や、貼りパネ、画鋲、壁に直接など、様々な展示方法も試みられていた。

2005/02/18(金) 埼玉県立近代美術館の美術教育シンポジウムに参加して。
・今日、埼玉近代美術館で開催された、現場の教員対象のシンポジウムに参加しました。

先日、ここの日記で

美術教育が無くなる!!

ということを書きました。そういった現状の中、現場の先生方は
どのように、美術教育、特に鑑賞の時間を考えているのか。
いままで作品を作ることだけが主体であった美術教育の見直し。
など。生の声を聞ける機会は、そうないので、参加してとてもためになりました。

参加者は、現役の小、中、高の先生、美術出版社や美術教材の業者さん、美術館の学芸員、学生と幅広く、様々な視点からこれからの美術教育の重要性について、考察しました。

例えば、ある美術館の学芸員さんは、

「小学校で鑑賞の授業をやるのは良いが、コピーや図説にあったものを見に来るだけで終わってしまっている。本物の作品を見て、図説で見た奴だ!と一言で終わってしまうことが悲しい。」

と意見を言っていた。


またある教師は、

「同じ学校で、ある絵を美術館に見に行った時、下見をしている先生としていない先生の鑑賞の授業では、下見をしていない先生の授業の方が、児童からは、好評だった。」

それは、ありふれた資料の鑑賞ではなく、絵を目の前にした、その場の先生の感動を児童と一緒に共有したことが大きいと分析していた。もちろん、伝える知識や技法、表現方法などはあるが、まずは、自分がじぶんで、どう感じたのか。それを児童も求めているのではないか、と。

四時間半あまりの論議は、とても内容の濃い充実したものだった。
これほどの先生方が、美術について真剣に考えている。
平日ということもあり、皆、午後の授業があるのにもかかわらず、こういった場に参加して勉強している。

私たち、学生も、そんな先生達以上に、今、しっかり勉強を重ね、自信を持って、現場に出なくてはならないだろう。
勉強すべきことが沢山見える。

本当の勉強とは自分が、求めてこそできるものだ。
それ以外の勉強は、単なる作業でしかない。

2005/02/17(木) 地元発→天平行き。
・ひょんなことから上野へ。

千代田線、湯島で降りて、湯島天神へ。梅がもう綺麗に咲いていて、おじいちゃん、おばあちゃんに混じって、写真を撮りました。おサルのショーもやっていて、のんびりした休日を満喫。

歩いてアメ横を通り、東京国立博物館へ。
今しか見れない、教科書でおなじみの、鑑真和上像と3mを超える、慮舎那仏坐像、四天王立像、いずれも国宝。

展示の仕方も、慮舎那仏坐像を中心に、四天王をそれぞれの方角に配置し、天平の空間を再現していた。

慮舎那仏のあの目は、凝視していると飲み込まれてしまいそう。
ずっしりとした大きな頭部、肉付きが他の仏像にはない、迫力で迫ってくる。

鑑真の肖像彫刻も、教科書でおなじみであるが、生で見ると様々なことに気づく。色彩の赤色、目元の表現。像のある、その場だけ、空気感が違うのがはっきり感じられる。

私の好きな東山魁夷の障壁画も一緒に見られた。
やわらかい色彩、時間の流れの表現に感動した。

全てをみた後は、ぐったり。
一番初めに美術で学んだことは、作品をみることはとても疲れることだ。
いうまでもなく、帰りの電車は、爆睡。

2月絵日記の続き


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