asa. Diary
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2005/10/30(日) 元荒川・出津橋自然フェスタに向けて
・今日、私が学生スタッフとして関わる、「出津橋自然フェスタ」という地域のお祭りの会合があった。

今年で、二回目を迎えたお祭りで(去年の様子は、HPの私地図diary 2004/11/22(月)まで日記を遡ってください☆)、このフェスタの、究極の目的は、

「参加者自身が、元荒川という普段生きている地域を、再確認するイベントや、もっと身近に感じてもらうイベントを通して、自分から環境へ働きかけ、自分の環境をよりよいものにする原動力を生み出す」

というものである。


「○○がいけないからだめなんだ!」とか

「○○がいい加減な奴だから何もかわらない」とか


普段生きている中で、他人のせいにすることは誰もがあると思う。

特に、行政のことや、政策、政治に対して、「自分がどうしたところで何も変わらないさ」的な考えを多くの人が持っているのだと思う。

けれど、他人のせいにして、一体自分は何をしてきた?

私達は、私達ができるところからアクションを起こさなければならない。

そうすることで少しづつ、周りの環境は変化していく。

そこには大きな労力が必要だし、目に見えて成果が現れることもない。

けれど、自分が理想とするものへ、どうにかたどり着くために努力をする人たちがいる。


私は、こうした環境をかえていく力がアートにはあると考えている。

環境をかえることとは、人をかえることだ。

人に、いつもとは違った視点で普段の環境を捉える機会を与え、その環境に対し自分から問題を発見し解決してゆく原動力を与えることだと思う。

強制的にではなく、自ら動いて解決してゆける原動力を人々に与えることがアートにはできる。


今回、私が行うイベントは、

@「カメラの中に入ろう」、「カメラの中で光絵を描こう」

A「ブルーフォトグラム」

という三つのアートイベントを通して、「自分の地域の姿を再確認する」ことを目的として活動したいと考えている。

@は、カメラの原理を体験する。暗室の中で小さく開いた穴から差し込む光は、壁に外の景色を逆像で映す。普段見慣れた景色なのだけれど、逆像になって壁に映った景色は新鮮に感じられる。
間接的だけれど、とてもダイレクトに自分の生きている環境の姿を捉えなおすことができると考えている。

Aは、ブルーシートという特殊な感光紙を用いて、元荒川に生息している動植物などを用いて生き物の形を写したりする造形活動を通して、自分の周りに生きている動植物を改めて確認することを目的としている。

このイベントを通して、たくさんの人に、自分達の環境を考える機会を与えられたらと思う。

そのために、私も努力をし、本番に臨みたい。

・写真は、去年、カメラの中に映った像をみた子どもの真剣な表情。

この顔がまた見たいから、今年もやるしかないじゃない!!


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