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2005/10/28(金)
「体感する鑑賞」 横浜トリエンナーレ
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・行ってきました。
現代美術の祭典「横浜トリエンナーレ」!!
2001年の第一回に続く、第二回目となる今回のテーマは「アートサーカス(日常からの跳躍)」です。
今までは、難解で思考的な側面が優先していた感がある現代美術。
それゆえ、作品を見ても「???」、「なんだこれ?」、「難しい」というイメージが定着してしまったように感じられます。
けれど、今回展示されている作品は、観る人が参加(体感)できる作品が多く展示されていました。
その出品作品の中には、サッカーやったり、卓球やったり、迷路に迷い込んだり、落書きしたり、ねっころがったり、ブランコに乗ったりetc…できるものがあり、「体感する鑑賞」ともいうべき、五感をフルに使う鑑賞ができます。
小学生の団体も来ていて、会場内を走り回っていました。
子どもにとっては、展示作品はアスレチックのような感覚なのかもしれません。次から次に現れる作品は、おそらくアトラクション的な感覚で、帰りのバスの中は、「あれ面白かったな!」「二回も入ったよ」みたいな会話が生まれたのかなと思いました。
そういった子どもの姿や作品を見て、改めて美術は、それに携わっているものに対してではなく、万人に対して、発せられるメッセージであると感じました。
今回の作品たちはそういったメッセージが、強く感じられる作品が多く展示されていたと思います。
私も、子どもや通勤中のサラリーマンの足さえ止めてしまうような、そんなパワーを持った作品をつくりたいと思いました。
会期中(9/28〜12/18)はたくさんのワークショップも行われるようです。是非、一度足を運び、「体感する鑑賞」を体験してみてください。
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