asa. Diary
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2005/01/21(金) 一つの手段としての行為
・先日行った、ギャラリーGANで2/5まで行われている「pin-holes」。作家は、写真家の佐藤時啓さん。佐藤さんは、「この場所をとりたいと思った時にカメラを覗いてみても四角いフレームで切り取られた世界は自身の欲求を満たさない、断片化された場ではなく、その場の空気のようなもの[場]そのものを取って帰りたい」という。それは―収穫された光―。「カメラを覗くことでその人の撮りたいイメージ以前にメカニズムでその骨格が形づくられる」とカメラで写真を撮ることを指摘する。と同時に「それは弱点ではなく、むしろ独自の可能性なのだと」とも。
 
 写真を撮る時、なにも、カメラを使わなくてもいいとさえ感じさせる作品展だった。カメラで写真を撮ることは、選択できる一つの行為でしかない。それで、作り上げられるイメージ(写真)は、選択できる行為の中で作り上げられた一つのかたちなのだ。
そのことに気づいたとき、目から鱗が落ちるような思いをした。

・写真はジャンクカメラを利用した自作カメラで撮った写真


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