asa. Diary
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2004/09/25(土) 写真のテーマとまとまり
・Photo Gallery「虚偽合成」UP!


・写真による、テーマとまとまりについて。
写真を組写真で構成することは、自分の「想い」の構成であることに他ならない。「想い」とは、イメージであったり、他人へのメッセージだったり、憧れだったり、感動だったりする。「おまえの写真まとまってきたなぁ」なんてコメントを時々写真を見てくれた人から言われる事がある。おそらく褒め言葉なのだろうが、私は「まとまりってなに??」と、いつも、首をかしげる―

作品やアルバムを作る時、沢山の写真のなかからひとつのテーマに沿って写真を抽出する。写真を撮ることよりも、その作業の方が苦労する。なぜなら、私の場合、写真を撮るときは、ほとんど何も考えていない。むしろ考えてしまうと、撮れない事が多い。
(作品を作るぞ!と意気込むとできないことに似ている)
写真を撮ることと写真を構成することは、別次元のものだと考えている。

写真を撮るという運動を続けているうちに、意味を持たずに撮られた写真と写真が意味を持つということが、稀に起こる。その時、テーマが生まれることが多い。テーマが生まれると、それを人に伝えたくなる。そうして、多量の写真を一から見て、抽出する作業を行う。抽出した写真は、テーマにはまっているもの、なんとなくテーマにかすっているだけのものが選ばる。こうして、作品ができる。(作品ができてからいつも、ここで作品として完成させて良いのかと葛藤する。―完成しきれないままひとつの形となる、しかし、テーマは持続することが多い。)

一日で撮った写真や、旅行の記録写真などは、ある程度まとまりがあるのだと思う。しかし、何にも考えず撮り、すべての写真がテーマにあっている写真だけで、構成されていない私の作品が、まとまっているとは、私自身思えない。

―その時、私は決まってこう思う。「そのテーマは持続しているから、また私の作品を見てください」と。

・写真は、近くの土手、一番好きな場所。


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