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2005/08/05(金)
売れてる本は
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昨日から今日にかけて、三浦綾子という人が書いた『塩狩峠』という本を読む。本屋のコーナーで、椎名林檎のお勧めということでコラムが書いてあって、気になったので買ってみた。S48年発行ということでかなり古い本である。内容は、結果的にいうとキリスト教のススメ、のようなものか。他にも色々テーマはありそうなのに、結末に近づくに連れてキリスト教万歳的な色が強くなってくるので、結局そうなんだろ！ふぅ、とツッコミたくなる感じなのである。
他にも色々、と言ったのは、誰もが一度は考えたことのあるだろうテーマを一冊通して散りばめてあるからである。死、煩悩、約束、嫉妬、差別、慈愛、罪悪・・・といった言葉をもっと具体化した出来事と、それに対する登場人物の葛藤が細々と描かれている。あー、そんなこと考えたこともあったなぁ、と皆思うだろう。そうでなければ逆に俺はちょっと古いのかも知れん、一応明治時代がベースなわけだし。この本に書かれてることはほぼ美談だけど、それでも俺はその美談に憧れる。
この本にある様な事について、最近の人達は(って言ってる時点で古いんですね、俺)ちゃんと考えて育ってんだろか、と思う。例えば部落とか無いし、外国人についても日本人は特に無反応なので「差別」について考える必要はなくなったのかもしれない。エロも今はオープンなので「煩悩」について葛藤する必要ももうないのかも知れない。でも例えば「約束」といった言葉の重みについて、ちゃんと考えてんのかな。「ちゃんとやるよ」って言葉を社交辞令と勘違いしてんじゃないかしら。DeadLineっていう言葉にDeadって入ってるその意味をかみ締めたことはあるんでしょうか。
・・・これ以上書くと俺の反省会にまで発展しそうなんでやめます。でも、俺は「約束」と「社交辞令」を履き違える様な人は好きくないです。とか言って社交辞令と履き違えてる人のほうがなんとなく得してる気がして羨ましい・・・あぁ、無いものネダリ。
もう一つ、売れてる本はやっぱ売れてるだけの事はあるな！選り好みしないでミーハーに買っても売れてる本は面白い。
アムロのNew Albumを試聴したら何気に良い。歌うまいし、曲もダンサブルでノリノリ。この路線を海外でやればGwen Stefaniぐらいにはなれんじゃねーか？とシロートなりに思ってしまった。
旅行前にハーフパンツが欲しいと思ったので買いに行く。もう秋物シーズンで、ハーパンなぞほとんど置いてない。結局MK、何店舗回っても結局パンツはMK。裾がボタンでも紐でも上げられるという小ワザにヤラれて購入。ついでにポロシャツも購入。気に入った、とは言ったもののニット・カットソー・セーター含めて7500円も掛けたのは数年ぶり。よーし、着るぞぉ〜 ・・・でもユニクロの方がもったりするんだろうね(ノ_-;)
ついでに髪を切る。毎回思うんだが、社会人になったらどんな髪形になるんだろう・・・短い時はいいんだが、長くなるとなー・・・。クセ毛だから中分けもあんま上手くいかないんだよな。困った。
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