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2005/05/20(金)
南方郵便機
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2限後、３限がないので飯を食いに早稲田通りを徘徊。最近新しいラーメン屋が3つもできた。一つは黒蘭の後、二つ目は一兆堂の後、そしてキャンパス近くにできそうな担々麺の専門店。もー、懲りないな〜。
ひとまず今日は黒蘭の後にできたRoku Boという店。・・・ん？どっかで見たような雰囲気。渡なべに似てる。どうやら本当に渡辺樹庵プロデュースの店らしい。ダイニングバー的雰囲気の店内に、ジャズ。値段もほぼ同じ。
ランチメニューはなく、俺が頼んだのは味玉らーめん900円。渡なべのラーメンのようなとろみのある、だが魚系ではないスープ、肉と野菜だろう。それが麺に良く絡むのだが・・・塩気が強すぎる。チャーシューも分厚くてやわらかいのだが、これもしょっぱい。トッピングの甘味のあるざく切りキャベツが良い口休めになってるが、でもな〜。変わりにあの巨大メンマ入れてくれよー。味玉はさすが、という感じ。でもこれじゃあ人は来ない。ランチタイムで俺が見たのは計12人。店を出た後すれ違った道行く人も、「あ、黒蘭の後にできたんだ」
・・・やっぱ黒蘭は偉大じゃ。この店が後1ヶ月は「黒蘭の後の店」という名前で呼ばれる自信あり。
前から気になっていた南方郵便機というコーヒー屋さんに入ってみる。馬場に、しかも天鳳の隣に無くてもいいのに、と思う店だ。府中に本店があるらしい。
大体一杯500円なんだが、焙煎の具合から豆の種類まで合わせて30種類はあるので、とりあえず一番売れているマンデリン・フレンチロースト(マンデリン豆の深入り焙煎)を注文。カウンター席でカップを温めるとこから眺めるのはちょっと贅沢気分？毎日仕入れ、毎日釜で焙煎してるらしい。
あ〜、これ、おいしい！香りもいいし、味はしっかりしてるのに嫌な苦味とか、飲みにくさがない。カラーは琥珀色、というより少し紫がかった深い色だ。
他のお客が帰ったのもあって店員さんとおしゃべり。どうやら俺の苦手なコーヒーの酸味は、豆ではなくて焙煎で決まるのだそうな。深入りは酸味が無く、中入りが最も酸味が強いらしい。へぇ〜、勉強になるな。美味しいので、また来ます。
4限後、真由子を迎えに行く。転職活動で大阪からはるばる。カレッタ汐留で食事。彼女は12月にホノルルマラソンに参加するそうな。
「マラソン好きなん？」
「んー、嫌い」
どうやらとりあえず何か達成したいらしい。行こうと誘われる。
・・・4年目暇のはずだったのに、何でこんなに金も時間もカラダも足りない状態になってんでしょ、俺。どうやら年始のおみくじの通り、今年は大吉みたいです。
生まれて初めて羽田空港に行って、彼女を見送る。飛行機だと大阪まで45分しかかからないんだそうな。俺は家まで2時間かかるっつーねん。
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