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2005/01/15(土)
ハウル
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見に行きました。雨の中。 劇場ではオーシャンズ12が先行上映してて、ちょっと揺れたけど、初志貫徹で。
始めはなかなか。映像もきれいだったし、音楽も良い。キャラクターも非常にカワイイのでほのぼの。ただ、CGはあまり多用して欲しくなかったな…絵画のようなコンテと、妙に無機質でリアルなCGが混ざるとなんかうるさくなる。宮崎映画はあのまま絵画っぽくいってほしい。
中後半、やたらごちゃごちゃ詰め込め始める。戦争だ愛だ勇気だ…と最後に「そう、心って重いの」で締めくくる。その台詞のなんと軽いことか…はぁ?って感じ。なんかこの映画賛否両論多いし、宮崎映画とか関係なく素直に見ようと思ってたけど、あそこまであからさまに「こーいうことを伝えたい!」って表現されると、どうしてもそう見てしまう。そういう点から言えば、他の作品は全部テーマが絞ってあるし、もしくはテーマを気にする必要のない、単純に気持ちの良い作品だ。これはどっちにも当てはまらず、どうも安い。あと、ソフィーがむかつく!すねてるガキにしか見えない。それから、恋愛の描き方がバカップルでキモイ、そしてやっぱり安い。つーか、ここ数作品、怪物と普通の人間の恋愛、ってパターン多くないか?心の交流を描くのに、そういうとこで「違い」を演出しなくてもいいと思うのだが…。
と、久々に毒を吐きたくなる映画でした。カンフー・ハッスルとか単純に笑えそうなの見に行けばよかった。。。
あ、夜テレビでやってたオーシャンズ11はおもろかった☆
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