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2004/10/26(火)
帰国後
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ほぼ一週間がたった。帰ってきてすぐは、懐かしいものの連続で嬉しくなったり、逆に日本人しかいないこの国、そこら中が人でごった返してるこの国に対して理由のない苛立ちを覚えていたのだが、それも静まり、かつて時を共にした仲間と新しい生活へのスタートを切った。
そのスタートは実は遅いのかもしれない、去年WESS終了後にやっと就活を始めた連中からすれば早いが、世間体的に見るととても早いとはいえない。すでに仲間の手帳はスケジュールでいっぱいである。「分刻み」という言葉は外国では似つかない、あるのかもしれないが、向こうは時間というものに関して非常にルース、もしくは寛容だ。電車を降りる順番を争ってる(?)シーンなんて見たことはない。この言葉は日本にこそ相応しい。分刻みの時間、mm刻みの空間、全てが詰まってる。今日のんきにバイトの面接を受けてきたが、ほかの連中が応募してるのは大企業のインターンシップ。バイトへの応募が悪いわけではない、俺が応募したのは英語も使い、営業や事務、更には店舗運営や企画など幅広くこなせる魅力的な業務内容だ。しかし、それが入りたい企業に直結しているわけではない。実は興味ある企業がインターンを募集しているのではないか?そういった疑問が頭をよぎる、ではどうやって情報を手に入れるのか。わからない。
俺はモノを分かろうとするのに時間がかかる人間であった、何でも先延ばし、今でもそうかもしれない。天性の面倒くさがり屋である。しかし、それではこの分刻みの社会で生きられない。俺はこの半年で変わった、少なくともカナダではそうだった。疑問は即クリアにして前に進んできた。その習慣を日本に持ち帰らないともったいない。生きる中での瞬発力を最大限に生かさなければ、この先更に出遅れる。人に遅れをとるのは大嫌いだ。
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