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2012/02/17(金)
流氷接岸
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まだ日の出前でしたので、食堂のカーテンを開けても海の状態をはっきりと把握できません。しかし長年の勘で海が流氷で広く覆われているのを感じました。日が昇ってくるとそれが流氷であることを確認できました。
宿から見える開放水面はわずかに5パーセントほどで、残りの面積は流氷で埋め尽くされています。
昨日なかなか見られない現象を氷瀑ツアーで見ました。 お客様をご案内して歩いていると、午前中は沖合約10キロ程に流氷がありました。午後に入って北風に乗って流氷が見るみると浜に接近して接岸しました。つまりリアルタイムで流氷が接岸しているところが見えたのです。これはなかなか見られない現象で、お客様も感激していました。 波打ち際の波が沖合に後退し、そのうちに波が流氷に呑み込まれた格好となり、波の音も小さくなってきました。 私自身も過去に数回の経験しかありません。流氷の持っている無限の表情に感動です。
【宿からの撮影−−流氷に映っている手前の黒い部分は雲の影です】
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