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2003/09/20(土)
SUGIZO at SHIBUYA-AX☆
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SUGIZOはダンスの舞台を2年程前に見て以来久しぶり。しかも、音楽のステージを見るのはルナシー終幕後はじめてなので、個人的にうきうきわくわく♪ SUGIZOは私が音楽やバンドに興味を持つきっかけになった、ルナシーのギタリストなんですが、単純に「音楽」だけじゃなく、物の考え方や、ライフスタイルにも、多大なる影響を与えられた、「特別」な存在なのです♪
思春期にそういった影響を受ける対象として、音楽ってポピュラーなんだろうなあ。 でも、私の場合、「私もギターやろう!バンドやろう!!」っていう風には流れなかったんだけど。 で、どっちに流れたかっていうと、絵やマンガをを描いたりする自己表現に流れ着いたのです…っていうか、ぶっちゃけ、ルナシーでホモ同人誌作るようになったんですけどねっ(笑・RYUICHI×SUGIZO。ラブ!)。
こういう自己表現の手法(まあ、絵は物心つく前から描いていたけども)だけじゃなく、先述したように、物の考え方や、ライフスタイルにも、影響を受けたのが、今の自分がある要因のひとつだと思ってマス。
いい子で居るのをやめて、自分に正直に、自分のやりたいことをやる。
元来、体質的に優等生だった若かかりし頃の私には、彼らのアウトローな生き方が、すごくまぶしく見えたの。 今にして思えば、彼等だって22〜23歳で、全然大人じゃないし、それほど自由に生きていた訳じゃなかったんだろうけど(笑)。 良くも悪しくも、自分の知らない生き方を教えてくれた、人生の先輩みたいなもので。 彼らの中でも、芸術的な部分に長けたSUGIZOが、クラシック音楽の環境に育ったという自分との共通点もあって、キレイな外見も含めて一番大好きだったのです♪ (今も好き!)
って訳で、前置きが長くなってしまったけど、今日のライブ。
SHIBUYA-AXってはじめて行ったけど、大きいね!赤坂ブリッツとか、Zepp東京の系統で。ライブハウスっていうより、「オールスタンディングのホール」って雰囲気。小さいライブハウスだったら、ちょっとでも前に、近くに行きたいって思うけど、SUGIZOのライブだったら、最前付近のカタマリの一歩後ろのゆったりスペースで、踊って暴れて傍観していたい。カタマリに飲まれると、背が小さいから逆に見えないし(苦笑)。って訳で、今回もそんな感じで。
久しぶりに見たSUGIZOは、ストイックな雰囲気も、早口なのに穏やかな語り口も、私の記憶している通りの相変わらずさだったけど、いい年のとり方してるなあって感じられて、嬉しかったデス。 ライブも、暑くて、熱くて、よかった♪ 身体に合う音楽なのです。 ルナシーは、5人各々の音楽性の融合した音楽で、あんなバンドには出会えてないし、出会えなくてもいいって思えるほどの大切な存在なのだけど、その中で、私はSUGIZOの音楽性の血を色濃く引いているんだろうな。 クラブミュージックや、ドラムンベースや、アンビエント…それでいて、生音のバンドサウンド! とにかく身体に合う音楽で、トランス状態でした♪
SUGIZOは「NO WAR」つまり「戦争反対」な人で、今回もそういったことをMCで語っていて、10/1に発売される新譜にも想いが込められているそうです。それにちなんで?ライブの衣装は、バンドメンバーも含めて全員、迷彩柄。限定Tシャツはアーミーグリーン(ゲット♪ピンクのプリント可愛い〜!)
私は大説よりも小説の人で、利己的。自分と、自分の周りの大切な人たちがハッピーなら、満足。 SUGIZOのように「世界中に平和を!」っていう広い視野で物事を見ていない。だから、戦争を身近に感じていないし、「NO WAR」と声高に唱えたりしない。
SUGIZOが言う「音楽で地球を救いたい」っていう言葉を、陳腐だし、馬鹿げている…と心のどこかで感じてしまう。 「愛は地球を救う」の黄色いTシャツの某番組も大嫌い!(笑)
でも、SUGIZOの音楽やライブに触れると、それもありなんじゃないかな、って思った。 SUGIZOだけじゃなくて、すべての音楽や芸術や、方法は何にせよ、人間を感動させるすべてのものに対して、それもありなんじゃないかと、気付きつつあります。 こうやって、日記の中で文章というカタチにして、読み返してみると、自分でもやっぱり陳腐に感じられるし、気恥ずかしいわ〜と自嘲的な新巻鮭さん(笑)。 でも、ありなんだ。 アカの他人が、同じものに感動したり、ひとつのものをみんなで作り上げる一体感って、素晴らしいもの。 「音楽で世界を救いたい」って、こういうことなのかも。 (あと、物理的にはCDの売り上げで地雷除去したりとかもあるけど。←「ZERO LANDMINE」いい曲です!) それに、自分と、自分の周りの大切な人たちがハッピーなら、満足っていうのも、世界中の人がそう思ったら、理論的には世界中がハッピーになれるハズだし(笑)。
だから、声を大にして言ったりしないけど、やっぱり「NO WAR」なのです。
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ネイルサロンの人に声掛けられて、ちょっとびっくり! 渋谷に行くと、美容師さんに「カットモデルやりませんか〜?」って声を掛けられるのは毎度のことだけど(髪の色派手だからなあ〜。服も派手…)、ネイルとは! ネイルアートが身近なオシャレになったってことだもんね。時代も変わったもんだなあ…としみじみ。
少なくとも、ネイルに興味ある人だと思われたんだろーし、嬉しい事件でした♪
だって、肉体労働に従事していても、ツメを飾り立てているのは、自分が女であることを捨てない為の「最後の砦」、ですから☆
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