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2004/04/16(金)
化粧品の成分について。
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仲良くさせていただいている方から、化粧品の成分について何で勉強しているの?と聞かれたことをきっかけに、こちらにもまとめることにしました。
最近は全成分表示の影響もあり、わかりやすい書籍も出版されているようですが、わたしはほとんどwebで調べています。
化粧品は、基材(水・油など)+有効成分+添加物(乳化剤・香料・着色料・防腐剤など)で構成されているものがほとんどだと思いますが、ラベルに書かれたカタカナの羅列は慣れないうちは見るのもイヤになったものです。
わたしは仕事上、多少の知識は必要だったので成分名については馴染んでいたほうだと思うのですが、全成分表示以降、今までと表示名が変わったものも多く、戸惑いました。
米国CTFAの定めるINCIネームに準じた表示名に近くなっているのは消費者のために喜ばしいことだと思いますが、慣れないうちはわけがわからないものもやっぱりあります。
特にアレルギーの方など、以前の表示指定成分と表示名が異なるものもあるので注意が必要ですよね。
プロピレングリコール→PG トリエタノールアミン→TEA エデト酸→EDTA などなどなど…。
まぁ、一度覚えてしまえばたいした問題ではないのかもしれないけれど。。
指定成分だけではなく、ハーブなども同様。 カレンデュラ→トウキンセンカ ヒッポファンまたはシーバクソン→ウミクロウメモドキ 他にもいろいろあるけれどとりあえずすぐ思い出せる自分の好きな成分だけ(^^;)
前置きが長くなりすぎました。。 わたしがよく見るサイトを書きます。 まずはお約束の「日本化粧品工業連合会」のサイト http://www.jcia.org/ 以前から化粧品成分として登録されていたものはPART1のほうに集録。用途まで記載があります。 最近名称登録されたものはPART2のほうに。一覧で出てくるし分子構成を画像で入れているのでめちゃくちゃ重いです(ーー;)
最近知ったとても使い勝手のよい一押しサイト http://www.cosmetic-info.jp/index.htm わたしのような個人輸入派はこれがとても重宝します。 全てではないけれど、配合目的まで出てくるので、手持ちのコスメがどんな成分で構成されているのか調べるのも簡単です。表示も軽いのがとてもうれしい。
ただ、日本名は「表示名称」でしか引けないので、たとえば上に書いた「プロピレングリコール」という成分名を入れてもエラーになります。 要するにメーカーがきちんと表示名称を使用してラベルを作っていないと調べられないこともありなのです。
ここからリンクしている原料メーカーのサイトはお勉強好きな方には一見の価値があるかも。
海外の化粧品を直接または代行業者から買う方は、一応日本のレギュレーションを知っておいた方がよいかもしれません。 http://wwwhourei.mhlw.go.jp/%7Ehourei/html/hourei/search1.html 厚生労働省の法令検索です。キーワードに「化粧品基準」と入れてください。 直リンクはアドレスが長くなりすぎたので省略。。
配合禁止・配合制限のある成分が一覧で確認できます。 これの別表第3が防腐剤、別表第4は紫外線吸収剤です。
おまけとして食品添加物を見るのに役立つサイトを。 http://www.fcg-r.co.jp/additive/index.html
他にも良いサイトをご存知の方はこっそり(?)メールくださるとうれしいです(笑)
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