Zooey's Diary
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2006年8月
前の月 次の月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
最新の絵日記ダイジェスト
2008/02/07 お引越し(moving!)
2008/01/30 「シルク」
2008/01/17 「ル・クロ・モンマルトル」
2008/01/12 「タルトタタンもどき簡単ケーキ」
2008/01/11 「オ・タン・ジャディス」

直接移動: 20082 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 月 

2006/08/24(木) バナナ酢
暑いですねえ…

これでもか!という残暑に、身体の方もいい加減悲鳴をあげているようです。
こう暑いととにかく冷たいものが飲みたい。出先から帰った時とか、お風呂上りとか。特に私は甘酸っぱいのがいい。クエン酸が身体にいいことはあちこちで喧伝されていますが、確かに疲れた時や消耗した時は、「身体がお酢を欲しがっている」という気が私はします。

最近「バナナ酢」がブームになっているようです。
デトックス効果があり(つまりお通じが良くなる)、ダイエットにもよいのだとか。これは簡単に作れちゃいます。
バナナ2本をざくざく切り、黒砂糖100g、黒酢200ccと混ぜ、レンジで1分ほどチン!次の日位からもう飲めます。私はこれを3,4倍の氷と水で希釈して飲んでいますが、牛乳と混ぜるとか、ヨーグルトやアイスクリームにかけるとか色々な方法があるようです。

2006/08/12(土) 久しぶりに…
実に久しぶりにHPを更新しました。
トールのページと、新たにビーズのページを作ってみました。
前回の更新から一年以上もたってしまったせいで、やり方をすっかり忘れてしまって、四苦八苦しました。例えば、トールの作品の写真にポインタを当てると写真が大きくなるロールオーバー効果という手法があるのですが、前回は確かにできたのに、しかもそのやり方を私はメモしておいたのに、その通りにやっても何故かできないのです。或いは、小さなビーズの写真をクリックすると、大きな写真が現れるというリンクにしても。以前はできたのに、何故かどうしてもできない。
困り果てていたら、高校生の次男が助けてくれました。
驚きました。普段、PCは殆ど使わない子なのです。メールはもっぱら携帯、使うのといったらたまに学校の宿題のためとか、音楽を取るときくらいなのに…
反抗期で普段は非常に態度も悪いのですが、今回は本当に助かりました。
なお、今日からしばらく帰省します。帰省先にもPCはあるので、HPやBBSのチェックはできますが、メールの送受信ができなくなります。

2006/08/09(水) 可愛いをあきらめない!?
読売新聞、文化面。 永江朗氏が「40代”可愛い”をあきらめない!」と題してコラムを書いています。
「女性ファッション誌”STORY”9月号の特集<可愛いをあきらめないで!>は、タイトルが秀逸だ。そうか、
”可愛い”はあきらめたり、あきらめなかったりするものだったのか!」

氏の論調はかなり辛辣です。
「40代の”可愛い”は単なる若作りではないのだ。誌面は、成熟しつつ成熟を拒否し、成熟を拒否しつつ成熟せよ、という高度なメッセージに満ちている。」

つまり、どういうこと? 分かり易く言い直せば、「40代の分別を常識として身に付けながらも、ワタシなんにもワカラナイ!というブリッコをしつつ、やはり実は分別を持ちなさい」ということか??

結びがまた凄い。
「矛盾したメッセージでも、器用でセンスのいい人はうまくこなせるのかもしれないが、登場する読者モデルの方を見る限り、可愛いと悪趣味は紙一重である。誰もが表紙の黒田知永子のようになれるわけではない。」

この雑誌のコンセプトは好きではないのですが、とりあえず今の自分が着たい服に一番近いファッションが載っているので、美容院で毎月読んでいます。 しかし今度読む時は、この言葉を思い出して笑ってしまいそうです。
確かに日本女性はいくつになっても”可愛い”を求める傾向がある、と思います。 40過ぎになって、可愛ければいいというものじゃない、と思うのですが…

2006/08/05(土) 「夏服を着た女たち」
NYでは今、記録的な暑さが続き、昨日の時点で170人以上が亡くなったとか…

そのニュースを読んで思い出したのが、アーウィン・ショウの「夏服を着た女たち」です。なんということもない話なのですが、初夏のNYの眩しい陽射しと、男女の会話がお洒落に絡み合った短編です。常盤新平の翻訳と、和田誠の挿絵もとても洒落ていました。

そう思ったら、どうしても読みたくなって、ブックオフで文庫本を買って来ました。で、実に久しぶりに読み直したのですが…(写真の新装版の挿絵は、和田誠ではありません)

どうして?という感じ。
若かった私は、この小説の、何処にそんなに感じ入ったのか?文庫本の解説には、「軽妙な夫婦の会話を軸に、男と女の機微を描く洒落た都会小説」とあります。確かにそうなのでしょうけど、そして昔は確かに感動して、未だにその名前を覚えていたのですけど、今の私が読むと何処がそんなにいいのか…?解説を読むと、単行本の初版が出たのは1979年の5月。もう四半世紀前、私の十代の終わりの頃です。

ああやられた、と思いました。児童文学についてはよくあることです。子供の頃、ワクワクドキドキ、血沸き胸躍らせて読んだ本が、大人になって読み直したらちっとも面白くなかった、ということが。子供の想像力って凄いから、と思っていたのですが、子供の時のみならず、若い頃読んだ本についても同じ事が起きるなんて…

がっかり…

「夏服を着た女たち」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062748207/249-5718133-0657152?v=glance&n=465392

2006/08/02(水) 岡本太郎美術館
岡本太郎美術館に行って来ました。

緑の森の中にその敷地はたっぷりと取ってあり、都心の美術館と違って人も少なく、ゆっくりと観ることができました。私は、岡本太郎という人については、岡本一平・かの子の息子であること、あの爆発的な絵画や彫刻、ちょっと変わった人となりくらいしか知らなかったのですが、今回初めて知って驚きました。彼は、ADHDであったのですね。(ADHDは多動性、不注意、衝動性を症状の特徴とする発達障害の一つ) なんと、ウイキペディアにもそう書いてあります。

そう言われれば、彼が小学校に入学してすぐに何度も学校を変わっていることも納得できます。最終的には慶応幼稚舎に落ち着いたようですが、当時(大正初め)慶応ではそういう子供も受け入れたのでしょうか?勿論、学力は高かったのでしょうが、団体行動など難しかったでしょうに…
太郎はその後、東京美術学校、ソルボンヌ大学に入ったのですが、そこで彼は自分の居場所を見つけることができたのでしょうか? 戦争の始まりと共に彼は、軍隊にも入っているのです。太郎の語録にも 「軍隊にいた間、自分は冷凍されていたようなものだった」というものがありますが、さぞ辛かったものと思われます…

今でこそ、ADHD、自閉症という病気は少しずつ認知されてきたようですが、まだ10年前まではまるで知られてなかったように思うのです。当事者たちの苦労が偲ばれます。

岡本太郎美術館http://www.taromuseum.jp/index.htm

ウイキペディア「ADHD」http://ja.wikipedia.org/wiki/ADHD


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.