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2004/12/16(木)
アキコ・グレース&平野公崇コンサート
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青葉台のフィリアホールで行われたクリスマス・ジャズ・コンサートに行って来ました。 夫がジャズを好きな割には私はいつまでたっても疎いのです。嫌いではないが、ものすごく好きなわけでもない。休日の午後などに夫がジャズのCDをかければ私もそれを心地よく聴きながら読書したり描いたりしますが。自分から手を伸ばすということはあまりないかな。私が好きなのとなると、キース・ジャレット、チック・コリア、ディーブ・グルーシンなどごく軽いものばかりです。 アキコ・グレースも平野公崇も名前ぐらいしか知りませんでしたが、今回のコンサートはよかったですね。会場がこじんまりしているのも好印象。やはりこういう音楽は、ジャズクラブのように演奏者の息遣いが聞こえるくらいの所で聴くに限ります。ピアノ、サックス、ベース、パーカッションの掛け合いが楽しく、久しぶりに心が洗われるような感動を覚えました。 私にとって本を読むのも映画を観るのも音楽を聴くのも、結局求めるところは同じで、感動を欲しているのだと思います。平凡で感動のない日常に埋没したくない。更に言うなら埋没することに慣れ親しみたくない。それは同時に、慢性的に飢え乾いているようなマイナスの要因ともなるのですが…。 ここ何年か、自分は段々感動しなくなってきたのではないか、感受性が鈍くなってきたのではないかという怖れがあったのですが、とりあえず当夜その思いは払拭されました。 Thanks for inviting me, Mako.
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