Zooey's Diary
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最新の絵日記ダイジェスト
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2004/08/30(月) アテネオリンピック
アテネオリンピックが今朝方閉幕しました。今回は日本選手の活躍のせいもあって、私にしては結構見たような気がします。勿論ライブで見たものは数少なくて、殆どが次の朝のニュースによってダイジェストを見る、という感じでしたが。普段から夜一時頃までは起きているのですが、朝も早いことだしそれ以降は目が開けていられません。
それでも終わってしまうと、なんともいえない寂しさを感じます。ここ2,3日ずっと雨が降って薄ら寒いような天気だったせいもあって、なんだか夏が終わってしまったようにも感じます。
終わりというのは何につけても寂しいものですね。
それにしても、子供の頃はオリンピックというものは公明正大なものだとなんの疑いもなく信じ込んでいました。しかし今回ルールをろくに知らない素人の私が見ても、「?」と思うような判定が幾つもありました。ある説によれば、オリンピックの裏では莫大な額のお金と政治的な駆け引きが飛び交っているらしい。ことに23年間君臨したサマランチ会長というのは、ほとんど専制君主のような存在で、彼はその間に私腹を肥やすだけ肥やしたらしい。今回ロゲ会長になってよほど改善されたかと思ったのですが…。しかもそういった理由からだけではなく、単に審判の勉強不足によるミスジャッジというものも存在するらしい。(あくまでそういう説もある、という話で真偽のほどは定かではありませんが。でもそう聞くと納得しちゃいますよね)そういう話を読み聞きすると心底がっかりします。それでも誰が見ても明々白々な疑いようのない「勝利」というものも数多くあって(例えば北島康介の金メダルのように)、私たちは感動しないではいられないのですが。

2004/08/29(日) シンクロナイズド・スイミング
今日の朝日新聞に沢木耕太郎が面白い文を寄せています。彼曰く、シンクロナイズド・スイミングという競技にはある種のもの悲しさがある、その理由の一つはあまりにも不自然な動きだからだ、と。およそオリンピック競技のスポーツは人間の自然な動きから派生してきている。走ったり、飛んだり、殴り合ったり。しかし誰が自然に水の中で逆立ちなどするのだろう、と。
確かに…。何年も前に初めてシンクロナイズドという競技を見たときには仰天したものです。水中に頭を突っ込んで水面に突き出した下半身で演技するなんて、と。しかし慣れというものは恐ろしいもので、そんな光景を何度も目にするうちに驚かなくなってしまいました。慣れって怖い…と再確認した次第。
ちなみに沢木氏の文の主題は、そんなつまらないことではありません。念の為。

2004/08/27(金) 「家族狩り」
天童荒太の「家族狩り」(95年度に出た分の改訂版)読みました。文庫本で全5冊を3日間で。「永遠の仔」の時もそうでしたが、この人の本は読み出したら止まらないですね(「あふれた愛」はそうでもなかったけど)。「家族とは?」と問いかけてくる重いテーマ。目をおおいたくなる凄惨な犯罪。抗いようのない酷薄すぎる運命。加えてミステリーとしてのストーリィ性。4巻目辺りでまさか、まさか…と抱き始める疑惑が5巻目で確信へと変わり、しかし中々結末にたどり着けない。各家庭がそれぞれに抱える問題も切なすぎる。
「あなたにとって家族とは?」と問いかけられたら即座に「一番大事なもの」と答えるでしょうが、じゃあもし自分の息子がこの本の登場人物のように家庭内暴力を振るうようになったとしたら?自分はどう対峙するか?想像することも出来ない…そう考えること自体恐ろしいような気がする。精一杯愛し続ければ決して曲がることはない、と信じたいですよね。
どう見ても理不尽すぎるとしか思えない目に遭い続ける俊介と遊子が最後にこうなるのが、せめてもの救いです。それと、吉沢亜衣の再生の姿と赤い髪のケートクの存在。無邪気な碧子の寝顔。これらがなかったら、ただの残酷物語で終わっていたかもしれない…。

2004/08/12(木) 最高記録2
相変わらず暑い…東京は今日で連続真夏日38日目で、また最高記録を更新したそうです。こう暑いとさっぱり食欲が出ない。育ち盛りの息子たちが食べたがるのでトンカツだの肉じゃがだのボリュームのあるものを嫌々作っていますが、私自身はそういうのは一口食べるだけで、メカブだのモズクだの海藻サラダだのさっぱり系をつついています。郷里に帰ったりまたすぐ戻ったりで、中々ペイントも進みません。描きかけの作品を横目で見ながら、またビーズを作りました。だってビーズはすぐ作れちゃうから…。写真では分かりにくいでしょうが、スワロフスキーのブラックダイヤという色は控え目でとても綺麗。白のトップスに合いそうです。

2004/08/08(日) アジア杯決勝
日本、がんばりましたね〜。私は別にサッカーフアンではないのですが、ヨルダン戦のあたりから観ていました。あの気違いじみたブーイングにもその雰囲気に呑まれたとしか思えない理不尽なジャッジにも負けずに優勝した日本は、エライ!!しかし今回もっと頭に来たのは、日本の政治家の反応です。自国の選手やサポーターがあんな目に会っているのに、小泉さんは「スポーツですから、政治とは無関係に観て頂きたいですね〜。」なんて悠長なことを言っているし。なんであんな奥歯にモノがはさまったような言い方しか出来ないのか?まあここで大騒ぎしたら中国と同じレベルまで落ちることになるのでしょうが。それにしても。今回一番共感できたのはなんといっても石原都知事の発言です。「民度が低いから仕方がないよ。」と一刀両断。(民度なんて言葉あんまり聞かないけどな…)「ああいう共産主義の独裁政権は仮想敵国を作らないとやっていけないんだろうな」石原さん、よく言ってくれた!ああ、胸がスーッとした!もっともこの発言はすぐに問題になって、各方面から非難されてるようですが…。
それにしても徹底的に反日を教え込んでる(らしい)かの国も問題だと思いますが、現代史をちゃんと教えない日本の教育も問題ですよね…。次男なんて、なんで日本ってそんなに嫌われてるの?と訊いて来る始末。読み易いところで、「大地の子」(山崎豊子)や「ワイルド・スワン」(ユン・チアン)あたり読んで欲しいところですが、読まないだろうな…。

2004/08/05(木) 誕生日
昨日は次男の誕生日でした。誕生日というとお友達を呼んでケーキを焼いて…というのは、中学生となった今となっては昔話となってしまいました。今はせいぜい、プレゼントを用意してケーキを買ってくるくらいかな。ホール・ケーキではなく、家族各々好きな種類を。帰宅時刻も食事時刻もみんなばらばらなので大きなケーキを買っても意味がないのです。プレゼントも、長男に至ってはモノより現金をくれと言い出したので、そんなものやれるか!とここのところ何もなしです。
次男はまだそこまでは言いませんが。昨日は珍しく塾も休みだったので、久しぶりに私と映画を観に行って来ました。「ハリー・ポッターV」(子供との共通項となるとこれくらいしかない)。最初は嫌がっていたのです。お母さんと行くなんて、と。じゃあ、友達と観るって約束して来たらあきらめるわよ、と言っていたのですが、結局私と行くことになりました。それが単に友人の都合が悪かったからなのか、或いは私への優しさからなのかは…神のみぞ知るです。


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