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2004/04/05(月)
たまには真面目に考える
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ドラマが放送されはじめてから、「名作を、読む前にドラマで見るのは邪道だ!」と思って図書館で借りてきた「白い巨塔」をようやく読み終えました。(結局ドラマに抜かされた) 本では、財前が裁判に勝って、里見が大学を追われるところで終わってしまうんですね〜。 こちらも不条理でかなり考えさせられました。今でも大学病院はああいう問題を 抱えていたりするのかなぁ?
それからちょっとした医療ミスブーム(←不謹慎)になったわたしが 次に読んだのは渡辺淳一の「麻酔」。これは、簡単な手術で入院 したはずの妻が麻酔のミスで脳死になってしまうお話。生々しい描写 と家族の心情がとても悲しいです…。
昔、看護士が患者に筋弛緩剤を打って問題になった事件ありましたよね。 その頃インフルエンザにかかって、点滴を打ちに病院に行った時 「その薬品ほんとに大丈夫?!」と思ったけど、とても言えないし 言う元気もないから「あぁ〜これで死ぬのかも…お父さん、お母さん 今までありがとう〜〜〜」とあきらめたっけ。 そんなことを思い出していると、たしかに他人事ではないんですよね。
病院に行かなくてもいいのが一番だけれど、自分の健康は自分で守る ものだからせめて自分の納得いく先生や治療法を選択できる能力だけ は持っていないといけないですよね〜。
しかし、「きょとう」で変換すると一番に出る「巨頭」で、少し思考 能力を低下させられました(笑)
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