我信晶鍛
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2006/04/04(火) リビドーとデストルドー 抽象的漂記
人を強くするもの

悲しみ 痛み

人が強くなるとき

大きく成長するときっていつだろう

痛みを味わうと人にやさしくできるって言うじゃない

強い痛みを経験すると

それより弱い痛みには耐えられる

痛みを感じたときここに要る存在を強く感じる

デストルドー

気づかないうちに小さな痛みになれて

気づいたときに人は成長しているのか



憎しみ

何かを強く憎むことで強くなれるかもしれない

でも憎しみからは何も生まれない

今ならその意味がわかるような気がする




人を強くするものに

喜びとか楽しさとか

そういったものは思いつかないな

逆境の中生きてきたけど

まだまだアマちゃんな世界にいるボクだけど

リビドー

気づかずに眠る深い存在を感じとりたい

そこに生る意味が在るのなら


成すことどれもこれも

感情に起因している

自分が気分屋だからかな

それにとくにボク自身が自分の価値観で強く形成されている気がする

自意識が強い

強みとして生かせるところもあるけれど

やっぱその分人との衝突はあるし

他人からしたら表面的な部分でなくて

深いところで無愛想になっちまう

他人には無関心ってやつ

でも

自分には関心もってってか

かまってよってね

ありえねぇよな

そこにある価値観

むしろもうある種固定観念にもなるかな

オレのキライなやつ

自我を捨てて

誰かのために生きられたらいいのかもしれないけど

それが重荷になって幸せにならなきゃならなくなったら

せつないよね

ボクは人を殺してないけど

一人だけは殺しているヤツがいたわ

『自分』

人やったらとりかえしがつかないけど

自分を殺していただけなら

まだ間に合うよね



悲しみや痛みが人を強くするなら

孤独が一番かもしれない

孤高ともよべる域にたどりつけたなら

本物だけど・・・

一人ですべてを背負いこむことで

強くなれると思ってた

それがすべてで

そこに自分の本質があると信じていた

でも今ならわかるよ

ボクは痛みを知らないガキだっただけ

それとも限界を知ったオトナ??

少しは背中にある荷物もおろしてもいいかな

キミと分けたら

ボクは少し弱くなるかもしれない

でも

背負いすぎて

肝心なときに動けないなんてもういやだよ

背負うことで強くなれると信じてたボクは

井の中の蛙だね

井の中から必死で出ようとしたけど

とどかないみたいだ

アイツのようにはうまくいかないね


死ぬほど深い悲しみも痛みも味わったことはないけど

それは幸せってコトかな

それとも悲しみや痛みの尺度は自分じゃ量れない??

無知の智

感情 気分 気持ちがそのときの自分の行動の動機となるから

気づかないで

知らないで歩いている子供のように

無邪気にゆけたらいいけど

つかみ所のない雲のように

どこまでもゆけたらいいけど

知ってしまった以上

それは否めない

自分のことを語るのはあまり好きじゃない

謎がすべてを覆い尽くしてくれるなら

真実をも隠してくれるのなら

謎で包もう

それでもアイツは

つかんでくれるね

たったひとつの真実を

その真実がとても痛いものでも

それでボクはまた強くなれる




嘘をつくことはかんたんだ

嘘を重ねるのもそんなに苦じゃない

ただ

嘘を嘘と言うほうが何倍も大変なんだ

真実をいうことのほうが

本当に勇気がいる




つらいこと

肉体的な死をもいとわないほど

心が殺されていたら

ボクは生きてはいけない

ボクの中にはなにもない

欲しいものもなにもない

ただ

アイツにとどきたかっただけ

そのために探し物をしているだけだ


人と人は分かり合おうとしてもむずかしい

リビドーとデストルドー

ボクという人間の境目は??

肉体が動いていること

赤い血が流れて

脳からの電気信号で動くこのからだのことか

それがさされて死んだ

だけど肉体が完全に復元することができたら

さされることも

頭をぶつけてたんこぶができることも同じこと

肉体の表面が変形しただけ

仮に

体としてボクが存在しなくても

もしボク自身の情報が0と1のデジタル化ができたとしたら

ボクの存在はどこにあるの?

魂の概念

ボクはどこにいるんだろう

だけどそんな立ち位置など興味はない

重要なのはそのボク自身にふれられるかどうかだ

どうやってふれるかどうか

そこにあるものが

ボクの探し物

今だに探し続けている

この世に存在する意味を見つけようとしている

それが生きる強さを得る糧


感性 感覚 feelingが眠っていた感情を揺り起こしてくれたようだ

さあもう少し歩いていこうか

ただボク自身にあうため

真実をはきだせる日まで

あとどれくらいの人にであうのだろう

そう悲観はしちゃいないさ

楽しいこともたくさんある

経験上ではなく感覚的に

遠い記憶をたどるかのように

すでに生まれる以前からもっている感覚を

自分の存在に気づいたものにしかわからないその片鱗にふれて

ただ今は強くなりたい



炎流


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