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2005/06/10(金)
無霊無
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目の前に素敵なものが現れた時
気をとられて
もともと大切だったものがなおざりになる
大切なものを置いて
素敵を追いかけようとする
全てがかけがえないものだけど
全て手に入れることは出来ない
ならば
背中の荷物を減らすときかもしれない
一緒にいることもつらい
そんな想いをしてしまうのが悲しい
けれど
最初から何もなかったら
楽しいことや
幸せなことも
知れなかったんだ
つまりは
キミに出逢えたことにバンザイ
ああ
バンザイきみを好きでよかった
そんな歌があるケド
いつだって
付き合うのにワケなんていらないのに
いつだって
別れるのは理由がある
それは
人の
エゴか
罪悪感か
思いやりなのか
わからないけど
ひとつ言えることは
別れる理由に
納得できるものなんてない
ってことだけ
いつだってそうだ
キミを好きだった
そして
キミがボクに残していったもの
ボクの中に残ったキミのかけらを
新たな自分の一部として成長につないでいくんだ
そうしてまた前に進める
本当は
別れる理由は
別れる時にあるんじゃなくて
新しい出逢いの時に気付くんじゃないかな
そうじゃなきゃ
哀しすぎる
いつか
出逢ったキミと
ずーっと一緒にいて
おじいちゃんおばあちゃんになって
共に生を終えるとき
別れは来る
その時にはもうワケなんていらないよね
でもそれも
自分でも計り知れない広い世界で考えると
この世で生きてることさえも
ちっぽけなひとときと考えるなら
きっと
きっとそれは別れじゃなくて
どこまでも一緒に
本当に一つになれたってことなのかもしれない
のかな
別れがあるから
出逢いがいとおしい
だからこそ出逢いを大切に
今ある大切なものは本当に素敵なことだよね
炎流
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