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2005/08/06(土)
スコットランド、デビューは上々？
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既に開幕しているスコットランドプレミアＬ、セルティックはホーム・セルティックパークにダンディーＵを迎えた。俊輔のデビュー戦ということで、スカパー！さんが無料放送してくれました（ありがとう！！）。スコットランドでプレーする初めての選手ということで、現地のサポーターも期待半分、懐疑半分といったところだったかな？？
俊輔のプレーそのものは悪くなかった。というより、かなり良いパフォーマンスを見せていたと思います。開始直後のヘディングシュート、ゴールへの意識を感じました。7番への浮き球スルーパス、これはアシストになるべき、素晴らしいプレーでしたが、1対1を決められないＦＷ，，（苦笑）。スペースを上手く見つけてフリーになる俊輔、、しかし半分もボールは来なかった！後半になって「あわや？」という直接ＦＫ、右サイドをドリブルで抜けフェイクの後に右足シュート（惜しくもサイドネット）。それから右サイドで抜群のトラッピングをみせ、10番にクサビを打つ（が、、腰砕け、、）。ＰＡ内で果敢に勝負を仕掛け、ＧＫのタイミングを外すループシュート。数え上げればきりがないです。後半39分にピッチを後にした際はスタンディングオベーションでしたから、セルティックサポにも認められたのでしょう。そしてＭＶＰを獲得（笑）。
解説者は俊輔の「明るい未来」を予測してました。でも正直私は「やばい、、、」と感じています。たかが1試合観ただけで判断するのは危険ですが、8番のトンプソンという選手、同じレフティでポジションがかぶり（タイプは俊輔と違うが）、そこそこいいキックを持っています。事実、俊輔にリスタートの権限は与えられませんでした。レッジーナ時代にいたコッツァのような存在で、監督が変われば俊輔の立場は危うくなる気がします。それから19番のベトロフ？、この選手も俊輔をまだ認めていないようなプレーぶり（ポジション違うがレッジーナにもかつてレオンというホンジュラス出身の選手がいて、こいつが俊輔を目の敵にしてた）。フリーの俊輔にあえて出さない場面があって、、、これは厄介だなぁ、、と（苦笑）。ただ救いは解説者も語っていましたが、18番のボランチ、レノン？彼が俊輔を視野の中に入れていたこと。ちょうどレッジーナでのモザルトみたい？今後、この中盤の組み合わせがどうなるか？？ちょっと怖いです。1ヶ月先に連携が上手くいっていれば（つまり2人の信頼を勝ち取っていれば）、馴染めると思いますが、、。
それでも、たとえ馴染んだとしても、来年のＷ杯に向けてヤバイと思うんです。ハッキリ言ってリーグのレベルが低いんですよね。各国代表選手を多く抱えるセルティックのプレーヤーでさえも、パス（特に20ｍくらいのミドル）の精度が低い、トラップ技術が未熟、視野が狭い、さほどフィジカル的に激しくない、それから何と言っても中盤を使わない（苦笑）。力の落ちるクラブだと、それは顕著に出てしまうようです。やっぱりこのリーグで俊輔が成長するのは難しいのでは？と思うのです、、、皆さんはどうご覧になりましたか？
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