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2005/06/23(木)
複雑な心地
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コンフェデ杯決勝T進出を掛けて臨んだブラジル代表戦。頑張って欲しいと願いながらも0-5などという大敗だけはみっともないので避けて欲しいなぁと正直それくらいに考えていた。勝ちだけが予選突破の唯一の道だったが、引き分けはおろか得点を奪うことすら無理と私は考えていたのだ。開始直後の加地の得点、オフサイド判定で認められなかったが、、このシーンで私は、あれ?行けるのかも、、、と、欲張りになった。ミスを突かれて、あるいは完全に赤子扱いされて2失点を喫したが、日本は中村のミドルシュートによる得点と、FKから大黒が押込んだ得点で追いついた。そしてロスタイムの大黒のヘッドがGK正面を付き、、、私は本気で悔しかった。2-2の引き分け、、大健闘だった、少なくともこの1試合だけを観れば、、、。
決勝Tに進出出来なかった為、本気のドイツと、決勝ではアルゼンチンと闘える(あるいはメキシコにリベンジする)切符は得られなかった。よって大会3試合を通じてのミッションは失敗に終わったと言えよう。非常に悔しい思いでいっぱいだ、、、しかし、こんなに悔しく思えるのはブラジルに善戦できたからだ。もしかしたら勝てるかも?と本気で思わせてくれたからだ。90分のうち日本が攻勢にたったのは15分程度かもしれない、しかし、、勝てるチャンスがあった。2-2のスコア以上の差がブラジルとあることは理解しているが、勝てるチャンスがあった。
試合終了のホイッスルを聴いた瞬間の複雑な心地、、、悔しい、だけど正直ちょっと嬉しい。何を甘いことを言って、と笑われるかもしれないが、、、これは偽りのない私の本音だから仕方がない。
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