|
2005/04/13(水)
宮本はプレーの幅を広げるべき。
|
|
|
日本代表のキャプテン宮本恒靖が所属のガンバ大阪でスタメン落ちして久しい。スイーパーとしてはシジクレイの方が対人処理、高さの面で上回っている。そして代表で不在が多かった宮本には連携面で不安があり使いにくいのだろう。宮本は西野監督と話し合い、試合に出場できない事を納得しているようだが、想定されるボランチ起用に関して「他に適任者がいる」とし拒否したらしい。(報道が正確であるなら、、この種の話は曲解されるケース多い) 宮本がスイーパーに拘るのは解らないでもないが、選手としてプレーの幅を広げる為にも複数ポジションを経験すべきと私は考える。適任者が他にいる、、と考える背景にはガンバの場合、ボランチは遠藤や橋本のようにサイドに開け、前線に走り込んでシュートも打つ必要があるからだろう。しかし自分からそれは出来ない、、というような印象を与える発言をすべきではない。そして試合に出られない日々が続けば、試合勘がにぶりキャプテンとて代表から外れる事もあり得るわけだ(いまのジーコではあり得ないだろうが)。ボランチなら1対1の場面に多く直面する、それからサイドに流れるプレー、ドリブルで持ち込むプレーなども出てくる。そういうポジションを経験することはスイーパーとしてリベロ的な動きを求められる彼にとってプラスになるはずだ。もっとはっきり言えば彼に物足りなさを感じる部分を克服するチャンスとも言える。プラスαを望まない選手に未来は無いと思うのだが?
|
|
|